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公開番号
2025109005
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002639
出願日
2024-01-11
発明の名称
カメラのキャリブレーション方法
出願人
株式会社東京精密
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01B
11/00 20060101AFI20250716BHJP(測定;試験)
要約
【課題】 カメラのキャリブレーションの精度を向上させることができるカメラのキャリブレーション方法を提供する。
【解決手段】 カメラ12のキャリブレーション方法は、極小のターゲットTを含むキャリブレーションパターンをデフォーカス状態で撮影した複数のキャリブレーション画像を取得する画像取得ステップと、キャリブレーションに関するパターン情報を設定するパターン情報設定ステップと、キャリブレーション画像から、ターゲットのデフォーカス像の重心位置を特徴点として特徴点検出ステップと、パターン情報と特徴点の位置とに基づいて、カメラパラメータを算出するパラメータ算出ステップとを含む。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
極小のターゲットを含むキャリブレーションパターンをデフォーカス状態で撮影した複数のキャリブレーション画像を取得する画像取得ステップと、
キャリブレーションに関するパターン情報を設定するパターン情報設定ステップと、
前記キャリブレーション画像から、前記ターゲットのデフォーカス像の重心位置を特徴点として特徴点検出ステップと、
前記パターン情報と前記特徴点の位置とに基づいて、カメラパラメータを算出するパラメータ算出ステップと、
を含むカメラのキャリブレーション方法。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記ターゲットのサイズは、前記ターゲットを撮影するカメラの焦点距離、前記カメラと前記ターゲットとの間の距離、及び前記カメラの撮像素子のピクセルサイズのうちの少なくとも1つに応じて決定される、
請求項1に記載のキャリブレーション方法。
【請求項3】
前記ターゲットは、インフォーカス状態で撮影したときに得られる前記カメラの撮像素子上の像のサイズが1ピクセル以下となるサイズである、
請求項1に記載のキャリブレーション方法。
【請求項4】
前記パターン情報は、前記キャリブレーションパターンにおける前記ターゲットの配置に関する情報を含む、
請求項1から3のいずれか1項に記載のキャリブレーション方法。
【請求項5】
前記ターゲットは、互いに直交する2方向に線対称な形状又は点対称な形状である、
請求項1から3のいずれか1項に記載のキャリブレーション方法。
【請求項6】
前記ターゲットはドット状である、請求項5に記載のキャリブレーション方法。
【請求項7】
前記ターゲットは点光源である、請求項5に記載のキャリブレーション方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラのキャリブレーション方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、物体検出のためにカメラを用いる場合には、カメラのキャリブレーション(校正)が行われる。カメラのキャリブレーションでは、2次元的に整列した複数の特徴点を有する平面状のキャリブレーションパターンを用意し、キャリブレーションパターンを複数方向からカメラで撮影する。そして、カメラで撮影された複数の画像から特徴点を検出し、検出した特徴点の座標を用いて、カメラのパラメータを推定する。カメラのパラメータには、カメラの内部パラメータ(焦点距離、光学中心)又は歪みパラメータ(歪み係数)が含まれる。
【0003】
例えば、特許文献1には、キャリブレーションパターンとして、複数のドット(黒丸)が格子状に配列されたドットパターンを用いてカメラのキャリブレーションを行う方法が開示されている。この方法では、カメラで撮影した画像(キャリブレーション画像)上でドットパターンに含まれるドットの重心の位置を特徴点として検出することにより、カメラのパラメータを求めている。
【0004】
また、特許文献1には、ドットパターン以外の他のキャリブレーションパターンとして、グリッドパターン及びチェッカーパターンも開示されている。これらのキャリブレーションパターンが用いられる場合には、直線と直線の交点(コーナー)が特徴点として検出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-30807号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示されたキャリブレーションパターンのうち、図11のXIAに示すグリッドパターン又は図11のXIBに示すチェッカーパターンが用いられる場合、キャリブレーション画像上の各パターンの直線と直線の交点(コーナー)H1又はH2を特徴点として検出(すなわち、エッジ検出)する。このようなエッジ検出では、エッジの輝度勾配(微分値)を使用する必要がある。そのため、交点H1又はH2の検出位置(座標)は輝度ノイズの影響を受けやすく、ドットパターンと比較して特徴点の検出精度がよくないという問題がある。
【0007】
一方、図11のXICに示すドットパターンが用いられる場合、キャリブレーション画像上のドットパターンのドットDの重心の位置を特徴点として検出するため、グリッドパターン又はチェッカーパターンと比較して輝度ノイズの影響は受けにくいが、以下に述べるような課題がある。
【0008】
図12及び図13は、カメラCAMによりドットパターン上のドットDを撮影した例を示している。図12において、O
c
はカメラCAMを基準とするカメラ座標系の原点(カメラ原点)を示している。また、図12及び図13において、U軸及びV軸は、カメラCAMの画像平面M上で定義される画像座標系(2次元直交座標系)を構成する座標軸である。
【0009】
通常のレンズ(非テレセントリック光学系)を有するカメラを用いて撮影された画像では、カメラからの距離によって倍率が変化する特性がある。すなわち、カメラからの距離が長い程、得られる画像が小さく、その距離が短い程、得られる画像は大きくなる。そのため、図12に示すように、ドットパターン上のドットDを斜め方向からカメラCAMにより撮影した場合、図13に示すように、カメラCAMにより撮影された画像上のドットDの像(以下、「ドット像」という。)DIは、カメラCAMとの位置関係に応じて特定の方向に歪んだオーバル形状となる。すなわち、カメラCAMにより撮影された画像上のドット像DIでは、手前側(カメラCAMからの距離が短い側、+V側)の部分が奥側(カメラCAMからの距離が長い側、-V側)の部分に比べて相対的に小さくなる形状となる。そのため、カメラCAMが撮影した画像から2次元的にドット重心位置を求めようとした場合、非テレセントリック光学系の影響により、本来の位置からずれた位置にドット重心位置が求められてしまう場合がある。
【0010】
図14及び図15は、ドットパターン(ドットD)に対するカメラCAMの傾きがドット重心位置の検出結果に与える影響を説明するための図である。
(【0011】以降は省略されています)
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