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公開番号
2025110768
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004801
出願日
2024-01-16
発明の名称
導電モジュール
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H01M
50/507 20210101AFI20250722BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電池パックを低背化させつつ電池モジュール上での搭載要件を満たすこと。
【解決手段】複数の電池セルBCが配列された電池モジュールBMにおける一対の電池セルBCの電極端子BCbに対して物理的且つ電気的に接続させるバスバ10と、バスバ10を電池監視ユニットに電気接続させるバスバ10毎の回路導体を備え、かつ、平たく形成された回路導体部品20と、複数のバスバ10を保持するバスバ保持部材30と、回路導体部品20を保持し、電極端子BCbに対して物理的且つ電気的に接続された接続完了位置のバスバ10を覆い隠した状態でバスバ保持部材30に組付け可能な回路保持部材40と、を備えること。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電池セルが配列された電池モジュールにおける一対の前記電池セルの電極端子に対して物理的且つ電気的に接続させるバスバと、
前記バスバを電池監視ユニットに電気接続させる前記バスバ毎の回路導体を備え、かつ、平たく形成された回路導体部品と、
複数の前記バスバを保持するバスバ保持部材と、
前記回路導体部品を保持し、前記電極端子に対して物理的且つ電気的に接続された接続完了位置の前記バスバを覆い隠した状態で前記バスバ保持部材に組付け可能な回路保持部材と、
を備えることを特徴とした導電モジュール。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記バスバ保持部材と前記回路保持部材との間に、その相互間を連結させ、かつ、複数の前記電池セルの配列方向に沿った回転軸を有するヒンジ部を設け、
前記ヒンジ部は、前記バスバ保持部材に保持された前記バスバを前記電極端子に対して物理的且つ電気的に接続させた状態で、前記電池モジュールにおける前記電極端子が設けられた電極設置面と当該電極設置面に交差して連なる交差壁面との境界部分に配置され、
前記回路保持部材は、前記バスバ保持部材に対して前記ヒンジ部の前記回転軸の軸周りに回転させ、前記接続完了位置の前記バスバを覆い隠した状態で前記バスバ保持部材に組み付ける第1設置位置、又は、前記バスバ保持部材に対して前記ヒンジ部の前記回転軸の軸周りに回転させ、前記交差壁面に向かい合わせた第2設置位置に配置させることを特徴とした請求項1に記載の導電モジュール。
【請求項3】
前記バスバ保持部材は、第1係合部を有し、
前記電池モジュールは、前記電極端子が設けられた電極設置面に交差して連なる交差壁面に、前記バスバ保持部材の前記第1係合部と同形状の第1係合部を有し、
前記回路保持部材は、前記接続完了位置の前記バスバを覆い隠した状態で前記バスバ保持部材に組み付ける際に、前記バスバ保持部材の前記第1係合部に係合させることによって、前記バスバ保持部材との組付け完了状態を保つことが可能で、かつ、前記交差壁面に向かい合わせた状態で前記電池モジュールに組み付ける際に、前記交差壁面の前記第1係合部に係合させることによって、前記電池モジュールとの組付け完了状態を保つことが可能な第2係合部を有することを特徴とした請求項1に記載の導電モジュール。
【請求項4】
前記回路導体には、前記バスバ保持部材と前記回路保持部材を組み付けた状態で前記バスバに対向配置させ、かつ、その向かい合わせの前記バスバに対して物理的且つ電気的に接続させる導体接続部を設けることを特徴とした請求項1に記載の導電モジュール。
【請求項5】
対になる前記バスバ及び前記回路導体に対して物理的且つ電気的に接続させ、前記バスバと前記回路導体を電気的に接続させる前記バスバ毎の電気接続部品を備えることを特徴とした請求項1,2又は3に記載の導電モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、導電モジュールに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
導電モジュールは、複数の電池セルが配列された電池モジュールと電池セルの電池状態を監視する電池監視ユニットとの間を電気的に接続させる配線モジュールである。この導電モジュールは、その電池モジュールの1つ又は一対の電池セルの電極端子に対して物理的且つ電気的に接続させるバスバと、バスバを電池監視ユニットに電気接続させるバスバ毎の電線と、を備える。更に、この導電モジュールは、それぞれのバスバを保持するバスバ保持部材と、それぞれの電線を保持する電線保持部材と、を備える。導電モジュールは、電池モジュールに組み付けることによって、この電池モジュールと共に電池パックを構成する。この種の導電モジュールについては、例えば、下記の特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-200753号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の導電モジュールにおいては、バスバ保持部材に保持されたバスバを電極端子の上に配置して、そのバスバの上から当該バスバを電極端子に対して物理的且つ電気的に接続させる。よって、この導電モジュールにおいては、バスバの上方を空けた位置で且つバスバ保持部材の隣に電線保持部材を配置している。しかしながら、電池モジュールにおいては、その電線保持部材が配置される場所の近傍に排気ダクトや拘束部材を配置することがあり、体格の低背化を図るために、その排気ダクトや拘束部材を電極端子側に拡げて薄くするなどの策が採られることもある。この場合、電池モジュールにおいては、電線保持部材を配置できる領域が狭くなっていくので、この電線保持部材の配置場所を如何にして確保するのかが課題となる。尚、排気ダクトとは、それぞれの電池セルの排気弁に連通させ、その排気弁から排出された電池セルの内部のガスを大気放出させるための部材である。また、拘束部材とは、それぞれの電池セルを配列状態のままに拘束するための部材である。
【0005】
そこで、本発明は、電池パックを低背化させつつ電池モジュール上での搭載要件を満たし得る導電モジュールを提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、複数の電池セルが配列された電池モジュールにおける一対の前記電池セルの電極端子に対して物理的且つ電気的に接続させるバスバと、前記バスバを電池監視ユニットに電気接続させる前記バスバ毎の回路導体を備え、かつ、平たく形成された回路導体部品と、複数の前記バスバを保持するバスバ保持部材と、前記回路導体部品を保持し、前記電極端子に対して物理的且つ電気的に接続された接続完了位置の前記バスバを覆い隠した状態で前記バスバ保持部材に組付け可能な回路保持部材と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る導電モジュールは、電池パックの低背化要件に伴って電極設置面の上でバスバ保持部材の隣に回路保持部材を設置できない場合、そのバスバ保持部材の上に回路保持部材を積層させることによって、電池パックを低背化させつつ電池モジュール上での搭載要件を満たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態の導電モジュールを示す斜視図である。
図2は、実施形態の導電モジュールの組付け工程について説明する説明図である。
図3は、実施形態の導電モジュールについて説明する説明図であり、回路導体部品及び回路保持部材の上面設置形態を表している。
図4は、実施形態の導電モジュールについて説明する説明図であり、回路導体部品及び回路保持部材の側面設置形態を表している。
図5は、電池モジュールを示す斜視図である。
図6は、変形例の導電モジュールを示す斜視図である。
図7は、変形例の導電モジュールの組付け工程について説明する説明図である。
図8は、変形例の導電モジュールについて説明する説明図であり、回路導体部品及び回路保持部材の上面設置形態を表している。
図9は、変形例の導電モジュールについて説明する説明図であり、回路導体部品及び回路保持部材の側面設置形態を表している。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る導電モジュールの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
[実施形態]
本発明に係る導電モジュールの実施形態の1つを図1から図5に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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