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公開番号
2025098561
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214781
出願日
2023-12-20
発明の名称
導電体
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H01R
4/58 20060101AFI20250625BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】バスバの形状の設計自由度の向上と、外装部品の汎用性の向上と、を両立可能な導電体を提供すること。
【解決手段】導電体1は、一対のバスバ2,3と、一対のバスバ2,3に取り付けられる外装部品4と、を備える。一対のバスバ2,3の各々は、直線状に延びる導体部11と、導体部11を覆う絶縁被覆12と、を有する被取付部13を有する。外装部品4は、一対のバスバ2,3の各々の被取付部13を収容可能であるように直線状に延びる一対の溝部21,31と、一対の溝部21,31の各々の開口部を開閉可能な一対のカバー部23,33及び36と、を有する。一対のカバー部23,33及び36は、一対の溝部21,31の双方の開口部を閉じるとき、一対のカバー部の一方23と他方36とが重なり合うように、配置される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
一対のバスバと、前記一対の前記バスバに取り付けられる外装部品と、を備える導電体であって、
前記一対の前記バスバの各々は、
導体部と、前記導体部を覆う絶縁被覆と、を有するとともに、直線状に延びる被取付部を少なくとも一部に有し、
前記外装部品は、
前記一対の前記バスバの各々の前記被取付部を収容可能であるように直線状に延びる一対の溝部と、前記一対の前記溝部の各々の開口部を開閉可能な一対のカバー部と、を有し、
前記一対の前記カバー部は、
前記一対の前記溝部の双方の前記開口部を閉じるとき、前記一対の前記カバー部の一方と他方とが重なり合うように、配置される、
導電体。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の導電体において、
前記外装部品は、
前記一対の前記溝部の一方を構成する第1ブロックと、前記一対の前記溝部の他方を構成し且つ前記第1ブロックとは別体である第2ブロックと、を有し、
前記一対の前記カバー部の一方は、
前記第1ブロックにヒンジ状に変位可能に連結され、前記一方の前記溝部の前記開口部を閉じるとき、前記第1ブロックに設けられる被係合部に係合し、
前記一対の前記カバー部の他方は、
前記第2ブロックにヒンジ状に変位可能に連結され、前記他方の前記溝部の前記開口部を閉じるとき、前記第2ブロックに設けられる被係合部に係合し、且つ、前記一方の前記カバー部に重なり合うとともに、前記第1ブロックと前記第2ブロックとを連結する、
導電体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、一対のバスバと、一対のバスバに取り付けられる外装部品と、を備える導電体に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、金属製のバスバを自動車等に配索するにあたり、バスバを覆うように絶縁性の外装部品を組み付けるとともに、必要に応じてその外装部品を自動車等の車体等に固定することが提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-190532号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した種類のバスバは、一般に、自動車等の仕様に応じた所定の配索経路(いわゆるレイアウト)に沿って延びる形状を有している。同様に、外装部品は、一般に、そのようなバスバを収容できるように、その配索経路に対応した形状を有している。換言すると、外装部品は、バスバの仕様ごとに異なる専用の形状を有している。そのため、当然に、バスバの形状が異なれば、外装部品の形状も異なることになる。逆に、外装部品を汎用化しようとすると、バスバの形状の設計自由度が低下することになる。このような理由から、バスバの形状の設計自由度を高めることと、外装部品の汎用性を高めることとは、一般に両立が困難である。
【0005】
本発明の目的の一つは、バスバの形状の設計自由度の向上と、外装部品の汎用性の向上と、を両立可能な導電体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係る導電体は、以下を特徴としている。
【0007】
一対のバスバと、前記一対の前記バスバに取り付けられる外装部品と、を備える導電体であって、
前記一対の前記バスバの各々は、
導体部と、前記導体部を覆う絶縁被覆と、を有するとともに、直線状に延びる被取付部を少なくとも一部に有し、
前記外装部品は、
前記一対の前記バスバの各々の前記被取付部を収容可能であるように直線状に延びる一対の溝部と、前記一対の前記溝部の各々の開口部を開閉可能な一対のカバー部と、を有し、
前記一対の前記カバー部は、
前記一対の前記溝部の双方の前記開口部を閉じるとき、前記一対の前記カバー部の一方と他方とが重なり合うように、配置される、
導電体であること。
【発明の効果】
【0008】
本発明の導電体によれば、一対のバスバの各々が、絶縁被覆に覆われた導体部で構成されており、直線状に延びる被取付部を少なくとも一部に有する。被取付部は、バスバと外装部品との取り付けに用いられる。具体的には、一対のバスバの各々の被取付部が、外装部品が有する一対の溝部の各々に収容される。このように、バスバの導体部が絶縁被覆に覆われているため、バスバの全体を覆うように外装部品を設ける必要がない。更に、外装部品は、直線状の被取付部を収容可能な溝部と、溝部を開閉するカバー部と、を有していればよく、バスバごとに専用の形状を有する必要がない。よって、外装部品の汎用性を高めることができる。一方、バスバでは、被取付部以外の箇所の形状を、外装部品の存在を考慮することなく設計できる。よって、バスバの形状の設計自由度を高めることができる。したがって、本構成の導電体は、バスバの形状の設計自由度の向上と、外装部品の汎用性の向上と、を両立できる。
【0009】
更に、本発明の導電体は、他の効果も有する。具体的には、一対のカバー部が、一対の溝部の双方の開口部を閉じるとき、一対のカバー部の一方と他方とが重なり合うように配置される。よって、一対のカバー部を開ける際、上方にあるカバー部を開けた後に、下方にあるカバー部を開けることになる。即ち、一対のカバー部を開ける順序が規制される。これにより、外装部品からバスバを取り外すとき、一方のバスバが他方のバスバに接触することが防がれることで、バスバ間の意図しない短絡を防止できる。加えて、外装部品の小型化や、外装部品をバスバに取り付ける作業の作業性の向上を、図ることができる。
【0010】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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