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公開番号
2025111289
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2024005617
出願日
2024-01-17
発明の名称
ロール状掃除用粘着テープ
出願人
ニチバン株式会社
代理人
弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類
C09J
7/21 20180101AFI20250723BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】ゴミ付着性および手切れ性が良好である、掃除用粘着テープを提供する。
【解決手段】 本発明のある態様は、ロール状掃除用粘着テープ10である。ロール状掃除用粘着テープ10は、支持体20と、支持体20の一方の主表面に形成された粘着剤層30と、を有する積層体がロール状に巻回された構造を有する。支持体20は、平均繊維長1~20mmの合成樹脂繊維から形成され、坪量が20~60g/m
2
である不織布からなる。支持体20の他方の主表面において、テープの巻回方向に対して垂直の幅方向に、不織布を貫通しない直線状の凹陥部40が前記巻回方向に所定間隔で形成されている。凹陥部40の深さDは前記支持体20の厚みに対して5~60%の深さであり、凹陥部40の前記所定間隔が0.5~1.5mmである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
支持体と、
前記支持体の一方の主表面に形成された粘着剤層と、
を有する積層体がロール状に巻回されており、
前記支持体が、平均繊維長1~20mmの合成樹脂繊維から形成され、坪量が2 0~60g/m
2
である不織布からなり、
前記支持体の他方の主表面において、テープの巻回方向に対して垂直の幅方向に、前記不織布を貫通しない直線状の凹陥部が前記巻回方向に所定間隔で形成されており、
前記凹陥部の深さが前記支持体の厚みに対して5~60%の深さであり、前記凹陥部の前記所定間隔が0.5~1.5mmである、ロール状掃除用粘着テープ。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記不織布の厚みが、50~200μmである、請求項1に記載のロール状掃除用粘着テープ。
【請求項3】
前記不織布の材質が、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタンからなる群より選択される1種以上である、請求項1に記載のロール状掃除用粘着テープ。
【請求項4】
前記不織布が、エアレイド法により製造されたものである、請求項1に記載のロール状掃除用粘着テープ。
【請求項5】
日本工業規格JIS Z 0237に従って測定された、幅25mmの前記ロール状掃除用粘着テープのBASUS板に対する粘着力が0.5~1.7N/cmである、請求項1に記載のロール状掃除用粘着テープ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロール状掃除用粘着テープに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
細かい汚れ、ゴミ、埃などを除去・掃除するための粘着テープとして、紙、布、プラスチックフィルムなどを素材とする支持体の片面に、粘着剤層を設けた層構成を有する粘着テープが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014―221422号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
プラスチックフィルムは、強靭性、応力緩和性、印刷適性などに優れている。しかし、プラスチックフィルムは、柔軟性が不十分であるため、掃除用の粘着テープの支持体に用いると細かいゴミなどを除去しづらいという課題がある。
他方、不織布は、柔軟性に優れており、ロール状掃除用粘着テープの支持体として好適である。しかし、支持体を不織布とした粘着テープは、手で切ることが一般的には難しく、たとえ手で切ることができたとしても、その切断線が不規則な線あるいはユーザの意図しない線となるという問題があった。
上記問題点に鑑みてなされたものであって、その課題は、ゴミ付着性および手切れ性が良好である、掃除用粘着テープを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のある態様は、ロール状掃除用粘着テープである。当該ロール状掃除用粘着テープは、支持体と、前記支持体の一方の主表面に形成された粘着剤層と、を有する積層体がロール状に巻回されており、前記支持体が、平均繊維長1~20mmの合成樹脂繊維から形成され、坪量が20~60g/m
2
である不織布からなり、前記支持体の他方の主表面において、テープの巻回方向に対して垂直の幅方向に、前記不織布を貫通しない直線状の凹陥部が前記巻回方向に所定間隔で形成されており、前記凹陥部の深さが前記支持体の厚みに対して5~60%の深さであり、前記凹陥部の前記所定間隔が0.5~1.5mmである。
【0006】
上記態様のロール状掃除用粘着テープにおいて、前記不織布の厚みが、50~200μmであってもよい。前記不織布の材質が、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタンからなる群より選択される1種以上であってもよい。前記不織布が、エアレイド法により製造されたものであってもよい。
また、日本工業規格JIS Z 0237に従って測定された、幅25mmの前記ロール状掃除用粘着テープのBASUS板に対する粘着力が0.5~1.7N/cmであってもよい。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ゴミ付着性および手切れ性が良好である、ロール状掃除用粘着テープが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1(a)は、実施形態に係るロール状掃除用粘着テープの概略平面図である。図1(b)は、テープ巻回方向に沿ったロール状掃除用粘着テープの概略断面図である。図1(c)は、テープ巻回方向に沿ったロール状掃除用粘着テープの拡大概略断面図である。
比較例1のロール状掃除用粘着テープの概略を示す図である。
比較例3の掃除用粘着テープの概略を示す図である。
比較例4の粘着シートの概略を示す図である。
比較例5のロール状掃除用粘着テープの概略を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、詳細に説明する。なお、本明細書中、数値範囲の説明における「a~b」との表記は、特に断らない限り、a以上b以下であることを表す。
【0010】
(ロール状掃除用粘着テープ)
図1(a)は、実施形態に係るロール状掃除用粘着テープの概略平面図である。図1(b)は、テープ巻回方向に沿ったロール状掃除用粘着テープの概略断面図である。図1(c)は、テープ巻回方向に沿ったロール状掃除用粘着テープの拡大概略断面図である。
図1(b)に示すように、実施形態に係るロール状掃除用粘着テープ(以下、単に「粘着テープ」と言うことがある)10は、支持体20と、当該支持体の一方の主表面に形成された粘着剤層30とを有する積層体がロール状に巻回された構造を有する。
実施形態に係る粘着テープを構成する支持体20は、不織布で形成される。
(【0011】以降は省略されています)
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