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公開番号
2025111852
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2025082757,2023198420
出願日
2025-05-16,2015-03-19
発明の名称
車両用シート
出願人
テイ・エス テック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60N
2/68 20060101AFI20250723BHJP(車両一般)
要約
【課題】剛性を確保した状態で、同時に軽量化が実現された車両用シートを提供する。
【解決手段】双方のサイドフレーム10,10の下端を車両幅方向に架橋するロアメンバーフレーム50、を少なくとも有して構成される略矩形枠体のシートバックフレームF1を骨格として備える車両用シートSに関する。ロアメンバーフレーム50には、樹脂により形成された腰部支持部材70が配置されており、この腰部支持部材70は、車両幅方向に沿って延びる長尺状の部材であるとともに、この車両幅方向長さはロアメンバーフレーム50の車両幅方向長さよりも短くなるよう構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用シートの幅方向の両端部に設けられたサイドフレームと、双方の該サイドフレームの下端を車両幅方向に架橋するロアメンバーフレームと、を少なくとも有して構成される略矩形枠体のシートバックフレームを骨格として備える車両用シートであって、
前記ロアメンバーフレームには、少なくとも一つの切欠き部が形成されていることを特徴とする車両用シート。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記切欠き部は、前記ロアメンバーフレームの幅方向端部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記切欠き部は、前記ロアメンバーフレームの幅方向端部から幅方向内側にむけて切り欠かれた形状であることを特徴とする請求項2に記載の車両用シート。
【請求項4】
前記切欠き部の周縁の少なくとも一部からは、車両前方部へと向かつて起立するフランジ部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか一項に記載の車両用シート。
【請求項5】
前記切欠き部は、前記ロアメンバーフレームの幅方向両端部に各々形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか一項に記載の車両用シート。
【請求項6】
前記ロアメンバーフレームには、車両後方から前方へと突出するとともに幅方向に長尺な突起部が形成されており、該突起部は、前記ロアメンバーフレームの両端に形成された前記切欠き部の間に形成されることを特徴とする請求項5に記載の車両用シート。
【請求項7】
前記突起部は、車両上下方向において、前記ロアメンバーフレームの両端部に形成された前記切欠き部と同じ高さ位置に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれか一項に記載の車両用シート。
【請求項8】
前記ロアメンバーフレームの両端部における車両上下方向幅は、前記ロアメンバーフレームの中央部における車両上下幅よりも広く形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項7いずれか一項に記載の車両用シート。
【請求項9】
前記ロアメンバーフレームの両端部とサイドフレームとの接合部にて前記切欠き部が形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項8いずれか一項に記載の車両用シート。
【請求項10】
前記サイドフレームは、前記シートバックフレームの幅方向側面を規定するサイドフレーム本体部と、該サイドフレーム本体部の車両後方端部から屈曲して前記シートバックフレーム内側へと延出するサイドフレーム後方延出部と、を有して構成されており、
該サイドフレーム後方延出部に、前記ロアメンバーフレームの両端部が、積層されていることを特徴とする請求項1乃至請求項9いずれか一項に記載の車両用シート。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに係り、特に、従来品よりも軽量化されたシートフレームを骨格として備えた車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
車両用シートを軽量化する場合には、一般的にシートフレーム各部を薄肉化したり、各部の占有量を小さくする(長尺部材の短尺化、孔部の形成等)ことが考えられる。ただし、シートフレーム各部の厚みを薄くするほど、当該部分の剛性が低下してしまう。
このため、軽量化を実現するとともに、当該軽量化部分を補強するための工夫がなされていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の技術においては、両側方を規定する2個のサイドフレーム、これらサイドフレームの上端を架橋して上方を規定するアッパフレーム、これらサイドフレームの下端を架橋して下方を規定するロアフレーム、によって矩形枠状態に形成されたバックフレームが開示されている。
このロアフレームには、下端側から前方に延出するフランジ部が形成されており、このフランジ部には、このフランジ部全幅(シート幅方向の長さ)にわたる寸法を有する樹脂製のブラケットが取付けられている。
そして、このような構成をもって、ロアフレーム下端側から前方に延出するフランジ部をその内側から補強している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-003598号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
シートバックフレームにおいて、特にロアフレームに関しては、着座者の腰部を支持する役割があるため、着座者から受ける荷重を受けるに足る十分な剛性が必要とされる。一方、上記したように、シートバックフレームを含むシートフレーム自体を軽量化したいという要請がある。
これらの、相反する要求を満たすため、特許文献1に係る技術においては、補強のためにブラケットを使用している。
しかしながら、更なる軽量化と剛性向上と、の双方を満たす技術が求められていた。
【0006】
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、軽量化が実現されるとともに、更に剛性もまた同時高く確保された車両用シートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題は、本発明に係る車両用シートによれば、車両用シートの幅方向の両端部に設けられたサイドフレームと、双方の該サイドフレームの下端を車両幅方向に架橋するロアメンバーフレームと、を少なくとも有して構成される略矩形枠体のシートバックフレームを骨格として備える車両用シートであって、前記ロアメンバーフレームには、少なくとも一つの切欠き部が形成されていることにより解決される。
このように、本発明においては、ロアメンバーフレームに切欠き部が形成されているため、このロアメンバーフレームを軽量化することが可能となる。
【0008】
このとき、請求項2に記載のように、前記切欠き部は、前記ロアメンバーフレームの幅方向端部に形成されていると好適である。
また、具体的には、請求項3に記載のように、前記切欠き部は、前記ロアメンバーフレームの幅方向端部から幅方向内側にむけて切り欠かれた形状であると好ましい。
このように構成されていることで、具体的な軽量化が実現されるとともに、種変に配置される部材との干渉を抑制することも可能となる。
【0009】
また、請求項4に記載のように、前記切欠き部の周縁の少なくとも一部からは、車両前方部へと向かつて起立するフランジ部が形成されていると好適である。
このように、切欠き部の周縁の少なくとも一部からフランジが起立しているため、当該部分の強度を上げることができる。つまり、軽量化と剛性確保を両立させることが可能となる。
具体的な構成としては、請求項5に記載のように、前記切欠き部は、前記ロアメンバーフレームの幅方向両端部に各々形成されていると、更なる軽量化が図れるため好適である。
【0010】
更に、請求項6に記載のように、前記ロアメンバーフレームには、車両後方から前方へと突出するとともに幅方向に長尺な突起部が形成されており、該突起部は、前記ロアメンバーフレームの両端に形成された前記切欠き部の間に形成されると好適である。
また、請求項7に記載のように、前記突起部は、車両上下方向において、前記ロアメンバーフレームの両端部に形成された前記切欠き部と同じ高さ位置に形成されると好適である。
このように構成されると、更なる剛性向上が実現される。
(【0011】以降は省略されています)
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