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公開番号2025111963
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2024005923
出願日2024-01-18
発明の名称配管ユニット、衛生機器システム及び衛生機器システムの施工方法
出願人株式会社LIXIL
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類E03C 1/02 20060101AFI20250724BHJP(上水;下水)
要約【課題】施工現場における施工性の向上を図る。
【解決手段】配管ユニットUは、衛生機器としての大便器10に接続される給水経路を構成する上水用給水管25と中水用給水管34を備え、上水用給水管25と中水用給水管34は可撓性を有している。上水用給水管25と中水用給水管34は、可撓性を有するので、長尺のまま巻回した形態や屈曲させた形態で施工現場へ搬入することが可能である。施工現場における上水用給水管25と中水用給水管34の設置に際しては、短尺パイプを繋いで長尺の配管にする必要がないので、作業性が良い。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
衛生機器に接続される給水経路を構成する配管を備え、
前記配管は可撓性を有している配管ユニット。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記配管は、並列状態で設置される複数の前記衛生機器に対して給水が可能な可撓性を有する主管を含む請求項1記載の配管ユニット。
【請求項3】
前記配管は、前記衛生機器の幅寸法よりも長い可撓性を有する主管を含む請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の配管ユニット。
【請求項4】
前記配管は、管本体と、前記管本体を接続する管継手とを有し、
前記管継手は、内部に流路を有する継手本体を有し、
前記管継手は、前記管本体を前記継手本体に対して相対回転し得るように接続させる請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の配管ユニット。
【請求項5】
前記流路が、前記継手本体内において屈曲した形状をなし、
複数の前記接続部の軸線が互いに異なる向きである請求項4に記載の配管ユニット。
【請求項6】
前記配管を建物の躯体に固定するための固定部材を備えている請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の配管ユニット。
【請求項7】
前記衛生機器が、局部洗浄機能と便鉢洗浄機能とを有する大便器であり、
前記配管は、局部洗浄用の上水を前記大便器に供給するための上水用給水管及び、便器洗浄用の中水を前記大便器に供給するための中水用給水管のうち少なくとも一方を含む請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の配管ユニット。
【請求項8】
前記大便器は、便器洗浄用のタンクを備えたものであり、
前記中水用給水管の内径は、前記タンクへの給水流量が12L/min以上、且つ90L/min以下となる寸法に設定されている請求項7に記載の配管ユニット。
【請求項9】
衛生機器と、
前記衛生機器を支持するフレームと、
前記衛生機器に接続される給水経路を構成する配管と、を備え、
前記配管は可撓性を有している衛生機器システム。
【請求項10】
衛生機器と、
前記衛生機器を支持するフレームと、
前記衛生機器に接続される給水経路を構成する配管と、を備え、
前記配管が、可撓性を有する主管と、前記主管から枝分かれするように導出されて前記衛生機器に接続される枝管とを含む衛生機器システムを施工する方法であって、
前記主管を建物の躯体に固定し、
前記フレームを前記躯体に固定し、
前記衛生機器を前記フレームに取り付ける衛生機器システムの施工方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、配管ユニット、衛生機器システム及び衛生機器システムの施工方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、パブリック施設において複数の衛生機器を並列して設置する衛生機器ユニットが開示されている。衛生機器ユニットは、複数の衛生機器を個別に支持する複数のケーシングと、衛生機器に対して給排水を行うための配管とを有する。衛生機器ユニットの施工に際しては、まず、工場で組み立てられたケーシングを施工現場へ搬入する。また、配管は、ケーシングとは別の手段で設置現場に搬入される。施工現場では、まず、配管を建物の躯体に固定する。次に、各衛生機器毎にケーシングを設置する。そして、設置済みのケーシングに衛生機器を取り付けるとともに、配管を衛生機器に接続する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-70345号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
配管は、複数の衛生機器の並列経路に沿った主管と、主管から分岐して各衛生機器に個別に接続される複数の枝管とを備えて構成されている。主管の長さは、複数の衛生機器の数が多くなると長くなるが、主管を長尺形態の単一部材として製造すると、保管や搬送に支障を来す。そのため、主管を複数本の短尺パイプに分割していた。しかし、複数の短尺パイプに分割すると、施工現場において、複数の短尺パイプを繋いで長尺の主管にする必要があり、施工現場における施工性が良くない。
【0005】
本開示は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、施工現場における施工性の向上を図ることを解決すべき課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の開示の配管ユニットは、
衛生機器に接続される給水経路を構成する配管を備え、
前記配管は可撓性を有している。
【0007】
第2の開示の衛生機器システムは、
衛生機器と、
前記衛生機器を支持するフレームと、
前記衛生機器に接続される給水経路を構成する配管と、を備え、
前記配管は可撓性を有している。
【0008】
第3の開示の衛生機器システムの施工方法は、
衛生機器と、
前記衛生機器を支持するフレームと、
前記衛生機器に接続される給水経路を構成する配管と、を備え、
前記配管が、可撓性を有する主管と、前記主管から枝分かれするように導出されて前記衛生機器に接続される枝管とを含む衛生機器システムを施工する方法であって、
前記主管を建物の躯体に固定し、
前記フレームを前記躯体に固定し、
前記衛生機器を前記フレームに取り付ける。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1の衛生機器システムの斜視図
躯体に配管を取り付けた状態の斜視図
躯体に配管とフレームを取り付けた状態の斜視図
配管と大便器との接続構造をあらわす斜視図
フレームを斜め上前方から視た斜視図
フレームを斜め上後方から視た斜視図
管継手の断面図
配管を巻回して袋詰めした状態の斜視図
配管ユニットパッケージの斜視図
実施形態2の配管ユニットパッケージの斜視図
搬送用台車を第1台車と第2台車に分離した状態の斜視図
【発明を実施するための形態】
【0010】
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。下記の複数の実施形態を、矛盾を生じない範囲で任意に組み合わせたものも、発明を実施するための形態に含まれる。
<第1の開示>
[1]第1の開示の配管ユニットは、
衛生機器に接続される給水経路を構成する配管を備え、前記配管は可撓性を有している。この構成によれば、配管は、可撓性を有するので、長尺のまま巻回した形態や屈曲させた形態で施工現場へ搬入することが可能である。施工現場における配管の設置に際しては、短尺パイプを繋いで長尺の配管にする必要がないので、作業性が良い。
(【0011】以降は省略されています)

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