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公開番号
2025096877
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023212845
出願日
2023-12-18
発明の名称
資源供給システム
出願人
中国電力株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E03B
3/02 20060101AFI20250623BHJP(上水;下水)
要約
【課題】電動自動車の給電施設に適用され、資源を有効活用可能な資源供給システムを提供すること。
【解決手段】資源供給システム100は、電動自動車に給電を行う給電施設1に適用され、太陽光パネル3と、太陽光パネル3により発電された発電電力によって電動自動車への給電が可能な給電設備2と、水を利用する設備である洗車機6及び水洗トイレ8と、太陽光パネル3上の雨水を貯留可能な雨水タンク13と、雨水タンク13内の水を、洗車機6及び水洗トイレ8に供給可能な雨水供給装置14と、雨水タンク13内の水を洗車機6及び水洗トイレ8に供給するよう雨水供給装置14を制御可能な給水制御部57と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電動自動車に給電を行う給電施設に適用され、
太陽光パネルと、
前記太陽光パネルにより発電された発電電力によって前記電動自動車への給電が可能な給電設備と、
水を利用する設備である水利用設備と、
前記太陽光パネル上の雨水を貯留可能な雨水タンクと、
前記雨水タンク内の水を、前記水利用設備に供給可能な雨水供給装置と、
前記雨水タンク内の水を前記水利用設備に供給するよう前記雨水供給装置を制御可能な給水制御部と、
を備える、資源供給システム。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記雨水タンク内の水の量が、所定の基準雨水量より大であるか否かを判定可能な雨水貯留量判定部を備え、
前記給水制御部は、前記雨水貯留量判定部により前記雨水タンク内の水の量が前記基準雨水量より大であると判定された場合、前記雨水タンク内の水を前記水利用設備に供給するよう前記雨水供給装置を制御可能である、請求項1に記載の資源供給システム。
【請求項3】
前記水利用設備と、前記水利用設備が排出した水を浄化して浄化水とする排水浄化装置と、前記浄化水を貯留可能な浄水タンクと、を有し、水を循環利用可能とする水循環系統を備え、
前記雨水供給装置は、前記雨水タンク内の水を前記水循環系統に供給可能である、請求項1又は2に記載の資源供給システム。
【請求項4】
前記雨水タンク内の水の量が、所定の基準雨水量より大であるか否かを判定可能な雨水貯留量判定部と、
前記浄水タンク内の水の量が、所定の下側基準浄水量より大であるか否かを判定可能な浄水貯留量判定部と、
を備え、
前記給水制御部は、前記雨水貯留量判定部により前記雨水タンク内の水の量が前記基準雨水量より大であると判定され、且つ、前記浄水貯留量判定部により前記浄水タンク内の水の量が前記下側基準浄水量より大でないと判定された場合、前記雨水タンク内の水を前記水循環系統に供給するよう前記雨水供給装置を制御可能である、請求項3に記載の資源供給システム。
【請求項5】
前記浄水タンク内の水の量が、所定の上側基準浄水量より大であるか否かを判定可能な浄水貯留量判定部を備え、
前記水循環系統は、第1水循環系統と、第2水循環系統と、を含み、
前記第1水循環系統は、前記第1水循環系統の水を前記第2水循環系統に放出可能な放水装置を有し、
前記給水制御部は、前記浄水貯留量判定部により前記第1水循環系統の浄水タンク内の水の量が前記上側基準浄水量より大であると判定された場合、前記第1水循環系統から前記第2水循環系統に水を放出するよう前記放水装置を制御可能である、請求項3に記載の資源供給システム。
【請求項6】
前記太陽光パネルは、地面から離間して配置され、
前記雨水タンクは、前記太陽光パネルと地面とにより挟まれた空間であるパネル下空間に配置される、請求項1又は2に記載の資源供給システム。
【請求項7】
前記水利用設備には、上水道から水道水を供給可能となっており、
前記上水道による水の供給が停止しているか否かを判定可能な断水判定部を備え、
前記給水制御部は、前記断水判定部により前記上水道による水の供給が停止していると判定された場合、前記雨水タンク内の水の前記水利用設備への供給を制限するよう前記雨水供給装置を制御可能である、請求項1又は2に記載の資源供給システム。
【請求項8】
前記水利用設備には、上水道からの水道水を供給可能となっており、
前記上水道による水の供給が停止しているか否かを判定可能な断水判定部と、
前記基準雨水量は、第1基準雨水量と、前記第1基準雨水量よりも大きな値に設定される第2基準雨水量と、を有し、
前記雨水貯留量判定部は、前記雨水タンク内の水の量が前記基準雨水量より大であるか否かの判定を、前記断水判定部により前記上水道からの水の供給が停止していないと判定された場合、前記第1基準雨水量に基づき実行し、前記断水判定部により前記上水道からの水の供給が停止したと判定された場合、前記第2基準雨水量に基づき実行する、請求項2に記載の資源供給システム。
【請求項9】
前記水利用設備には、前記発電電力を供給可能である、請求項1又は2に記載の資源供給システム。
【請求項10】
前記給電施設には、商用電源が接続されており、
前記商用電源による商用電力の供給が停止しているか否かを判定可能な停電判定部と、
前記太陽光パネルによる前記発電電力の前記水利用設備への供給を許可又は遮断可能な給電切替装置と、
前記給電切替装置を制御可能な給電制御部と、
を備え、
前記給電制御部は、前記停電判定部により前記給電施設への前記商用電力の供給が停止していると判定された場合、前記太陽光パネルによる前記発電電力の前記水利用設備に対する供給を制限するように前記給電切替装置を制御可能である、請求項9に記載の資源供給システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、資源供給システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電動自動車の普及に伴い電動自動車の給電を行う給電施設の整備が進んでいる。給電施設には、給電元として太陽光発電設備が設けられる場合がある。
【0003】
太陽光発電設備を用いて電動自動車に給電する場合、短くとも30分程度の給電時間が発生してしまう。このため、混雑時には、給電を行うまでの待ち時間が発生してしまうおそれがある。しかし、例えば特許文献1の給電施設には、洗車装置が設けられている。この場合、洗車を行うことで給電待ちの時間を有効活用することができると考えらえる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-010521号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、洗車用の水の確保のために多量の水が必要となってしまう。また、車両洗浄の排水により環境負荷が生じてしまう。このため、上水利用や排水処理のために上下水道料金がかかってしまうことになる。
【0006】
また、太陽光発電パネル上に降る雨水の有効活用についても課題となっている。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、電動自動車の給電施設に適用され、資源を有効活用可能な資源供給システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決すべく、第1の発明の資源供給システムは、電動自動車に給電を行う給電施設に適用され、太陽光パネルと、前記太陽光パネルにより発電された発電電力によって前記電動自動車への給電が可能な給電設備と、水を利用する設備である水利用設備と、前記太陽光パネル上の雨水を貯留可能な雨水タンクと、前記雨水タンク内の水を、前記水利用設備に供給可能な雨水供給装置と、前記雨水タンク内の水を前記水利用設備に供給するよう前記雨水供給装置を制御可能な給水制御部と、を備える。
【0009】
第2の発明の資源供給システムは、第1の発明において、前記雨水タンク内の水の量が、所定の基準雨水量より大であるか否かを判定可能な雨水貯留量判定部を備え、前記給水制御部は、前記雨水貯留量判定部により前記雨水タンク内の水の量が前記基準雨水量より大であると判定された場合、前記雨水タンク内の水を前記水利用設備に供給するよう前記雨水供給装置を制御可能である。
【0010】
第3の発明の資源供給システムは、第1又は第2の発明において、前記水利用設備と、前記水利用設備が排出した水を浄化して浄化水とする排水浄化装置と、前記浄化水を貯留可能な浄水タンクと、を有し、水を循環利用可能とする水循環系統を備え、前記雨水供給装置は、前記雨水タンク内の水を前記水循環系統に供給可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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