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公開番号2025112977
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024007572
出願日2024-01-22
発明の名称放射性薬剤製造装置および放射性薬剤製造方法
出願人AMS企画株式会社,国立大学法人京都大学
代理人個人,個人
主分類A61J 3/00 20060101AFI20250725BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】射性廃棄物の発生量を低減できる放射性薬剤製造装置等を提供すること。
【解決手段】放射性薬剤製造装置51は、試薬供給口と、放射性核種供給口と、薬液導出口と、反応部と、精製カラムと、前記試薬供給口と前記反応部、前記放射性核種供給口と前記反応部、前記反応部と前記精製カラム、および、前記精製カラムと前記薬液導出口をそれぞれ接続する流路とを有するカセット20と、前記カセット20を着脱可能なカセット取付部とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
試薬供給口と、放射性核種供給口と、薬液導出口と、反応部と、精製カラムと、前記試薬供給口と前記反応部、前記放射性核種供給口と前記反応部、前記反応部と前記精製カラム、および、前記精製カラムと前記薬液導出口をそれぞれ接続する流路とを有するカセットと、
前記カセットを着脱可能なカセット取付部とを備える
放射性薬剤製造装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記反応部は、前記試薬供給口から供給される標識前駆体溶液と、前記放射性核種供給口から供給される放射性核種とを化学反応させる
請求項1に記載の放射性薬剤製造装置。
【請求項3】
前記反応部は、前記試薬供給口から供給される標識前駆体溶液と、前記放射性核種供給口から供給される放射性核種とをキレート反応させる
請求項1に記載の放射性薬剤製造装置。
【請求項4】
前記試薬供給口は、
標識前駆体溶液が供給される前駆体供給口と、
生理食塩水が供給される生理食塩水供給口と、
エタノールまたは生体忍容性の高い有機溶媒が供給されるエタノール等供給口とを含む
請求項1に記載の放射性薬剤製造装置。
【請求項5】
前記カセットは、
洗浄液供給口と、
不活性ガス供給口と、
廃液導出口とを備え、
前記流路は、前記洗浄液供給口と前記反応部、前記不活性ガス供給口と前記反応部、前記精製カラムと前記廃液導出口をそれぞれ接続する部分を含み、
前記洗浄液供給口は、
水または、洗浄剤入りの水が供給される洗浄水供給口と、
エタノールが供給されるエタノール供給口と、
無菌エンドトキシンフリーの水が供給される水供給口とを含む
請求項1に記載の放射性薬剤製造装置。
【請求項6】
前記流路に取り付けられたバルブおよびポンプを制御する制御部を備える
請求項1に記載の放射性薬剤製造装置。
【請求項7】
製造中の放射性薬剤に関する情報を表示する表示部を備える
請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の放射性薬剤製造装置。
【請求項8】
放射性薬剤製造装置を用いて製造する放射性薬剤に関する情報を受け付け、
前記放射性薬剤製造装置に着脱可能に取り付けられたカセットを用いて前記放射性薬剤を製造可能であるか否かを判定し、
製造可能ではないと判定した場合、前記放射性薬剤の製造に用いるカセットに関する情報を出力し、
製造可能であると判定した場合、前記放射性薬剤製造装置に前記放射性薬剤を製造させる
処理をコンピュータが実行する放射性薬剤製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、放射性薬剤製造装置および放射性薬剤製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
一回分の薬剤を封止した使い捨てカセットを自動合成装置に取り付けて、薬剤と放射性核種とを反応させて放射性薬剤を製造する放射性薬剤の自動調整方法が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-519032号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の自動調整方法によると、医療機関で使用する放射性薬剤を、使用の都度正確に製造できる。しかしながら、使用後のカセットには放射性核種が残留するため、放射性廃棄物となる。そのため、廃棄物の処理コストが嵩んでしまう。
【0005】
一つの側面では、放射性廃棄物の発生量を低減できる放射性薬剤製造装置等の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
放射性薬剤製造装置は、試薬供給口と、放射性核種供給口と、薬液導出口と、反応部と、精製カラムと、前記試薬供給口と前記反応部、前記放射性核種供給口と前記反応部、前記反応部と前記精製カラム、および、前記精製カラムと前記薬液導出口をそれぞれ接続する流路とを有するカセットと、前記カセットを着脱可能なカセット取付部とを備える。
【発明の効果】
【0007】
一つの側面では、放射性廃棄物の発生量を低減できる放射性薬剤製造装置等を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
放射性薬剤を合成する手順の概要を説明する説明図である。
放射性薬剤合成システムの構成を説明する説明図である。
放射性薬剤合成システムの構成を説明する模式図である。
カセットの構成を説明する模式図である。
薬剤合成プログラムの処理の流れを説明するフローチャートである。
実施の形態2のカセットの構成を説明する模式図である。
実施の形態2の放射性薬剤合成手順の概要を説明する説明図である。
実施の形態2の放射性薬剤合成手順を説明する説明図である。
実施の形態2の放射性薬剤合成手順を説明する説明図である。
実施の形態2の放射性薬剤合成手順を説明する説明図である。
実施の形態2の放射性薬剤合成手順を説明する説明図である。
実施の形態2の放射性薬剤合成手順を説明する説明図である。
実施の形態2の放射性薬剤合成手順を説明する説明図である。
実施の形態2の放射性薬剤合成手順を説明する説明図である。
実施の形態2の自動洗浄手順を説明する説明図である。
実施の形態3のカセットの構成を説明する模式図である。
実施の形態3の放射性薬剤合成手順の概要を説明する説明図である。
実施の形態4の放射性薬剤製造システムの構成を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施の形態1]
図1は、放射性薬剤を合成する手順の概要を説明する説明図である。本実施の形態の放射性薬剤製造システム50は、医療機関で使用される。放射性薬剤製造システム50は、放射性薬剤製造装置51と情報処理装置40とを有する。放射性薬剤製造装置51は、カセット取付部およびカセット取付部に着脱可能なカセット20を含む。放射性薬剤製造装置51は、情報処理装置40に接続されている。情報処理装置40は、放射性薬剤製造装置51を制御する。
【0010】
カセット20には、製造する放射性薬剤に応じた合成回路が組み込まれている。カセット20に、薬剤を標識するための放射性核種(Radioisotope:RI)を含むRI溶液と、標識前駆体とが供給される。なお、RI溶液と記載するが、放射性核種は液体中に溶解せずに分散混合していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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