TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025113346
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2025083705,2024023379
出願日2025-05-20,2019-10-01
発明の名称粉末剤の流体化及び送達のための機器
出願人ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッド,BOSTON SCIENTIFIC SCIMED,INC.
代理人個人,個人,個人
主分類A61M 5/30 20060101AFI20250725BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】止血薬を制御して、適切な圧力及び流速でその薬との適切な組織接触を実現するための方法及びツールを提供する。
【解決手段】第1流体通路を有する投与機器と、前記投与機器に移動可能に取り付けられた容器と、を含む医療機器。前記容器と前記投与機器は、前記容器と前記投与機器とを貫通する第2流体通路を有し、前記容器は、前記第2流体通路の中間の近位部と遠位部とにある内部チャンバを含み、前記内部チャンバは、前記容器の第1位置で前記第2流体通路の前記近位部から流体的に隔離され、前記内部チャンバは、前記容器の第2位置で前記第2流体通路の前記近位部と遠位部とに流体的に接続されている。前記第1流体通路は、前記容器を迂回しており、前記第1流体通路を通る流体の通過は、前記第2流体通路を通る流体の通過とは別々に制御可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
投与機器を貫通する第1流体通路を有する投与機器と、
前記投与機器に移動可能に取り付けられた容器とを備え、
前記容器と前記投与機器は、前記容器と前記投与機器とを貫通する第2流体通路を有し、前記容器は、前記第2流体通路の中間の近位部と遠位部とにある内部チャンバを含み、前記内部チャンバは、前記容器の第1位置で前記第2流体通路の前記近位部から流体的に隔離され、前記内部チャンバは、前記容器の第2位置で前記第2流体通路の前記近位部と遠位部とに流体的に接続されており、
前記第1流体通路は、前記容器を迂回しており、
前記第1流体通路を通る流体の通過は、前記第2流体通路を通る流体の通過とは別々に制御可能である、医療機器。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
第2容器であって、噴射流体を備え、かつ前記投与機器の入口に取り付けられる前記第2容器をさらに備える、請求項1に記載の医療機器。
【請求項3】
前記投与機器が、前記投与機器に前記第2容器を固定するためのロック機構をさらに含む、請求項2に記載の医療機器。
【請求項4】
前記ロック機構が、
前記投与機器に回転可能に連結されたレバーと、
前記レバーに連結され、前記第2容器に接触しているピストンとを備え、
前記レバーの第1位置で、前記第2容器が前記投与機器から流体的に分離され、前記レバーの第2位置で、前記第2容器が前記投与機器に流体的に接続される、請求項3に記載の医療機器。
【請求項5】
突出部が、前記入口に向かって前記ピストンの表面から延びており、空隙が、前記ピストンに対向する表面から前記容器内に延びており、前記突出部が、前記空隙内に延びており、前記ピストンに対する前記容器の固定位置を維持している、請求項4に記載の医療機器。
【請求項6】
前記容器が、(a)前記内部チャンバと前記第2流体通路の前記近位部との間のチャンバ入口と、(b)チャンバフィルタと備え、
前記フィルタが、前記第2流体通路の前記近位部から前記内部チャンバに流体が入ることを可能にするように構成されており、
前記フィルタが、前記容器内に配置されている物質が前記第2流体通路の前記近位部に入ることを防ぐように構成されている、請求項1~5のいずれか一項に記載の医療機器。
【請求項7】
前記内部チャンバが、前記内部チャンバの底面から前記内部チャンバ内に延びている1以上の突出部を有し、
前記1以上の突出部が、前記内部チャンバ内の前記噴射流体の流体通路を変更する、請求項2~6のいずれか一項に記載の医療機器。
【請求項8】
前記内部チャンバが、(a)出口ポートを有する管と、(b)前記管の周りに配置されるシースとを有し、
前記容器が前記第1位置にあるとき、前記出口ポートは前記シースによって覆われており、
前記容器が前記第2位置にあるとき、前記出口ポートは前記シースから露出されている、請求項1~7のいずれか一項に記載の医療機器。
【請求項9】
前記内部チャンバが、前記シースと前記容器の外面とに固定的に取り付けられた取り付け部材をさらに備え、前記外面の回転が、前記シースに、前記管上での縦方向の動きをもたらす、請求項8に記載の医療機器。
【請求項10】
前記投与機器が、第1端部と第2端部とを有する溝を有し、
前記容器が、前記容器の前記外面から延びているカムを有し、
前記カムが、前記溝内を移動可能であり、
前記容器が前記第1位置にあるとき、前記カムは前記溝の前記第1端部に配置され、
前記容器が前記第2位置にあるとき、前記カムは前記溝の前記第2端部に配置される、請求項9に記載の医療機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加圧流体を送達するための医療システム及び医療機器一般に関し、より詳細には、止血薬を制御して、適切な圧力及び流速でその薬との適切な組織接触を実現するための方法及びツールに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
医療処置時に、様々な物質、例えば粉末を供給するために、送達システム及び送達機器が使用されている。これらの処置には、流体、たとえば適切な圧力及び流速又は適切な圧力もしくは流速の範囲内の噴射流体、を使用して粉末を供給することを含めてもよい。これらの粉末には、特定の投与のために、適切な圧力及び流速又は適切な圧力もしくは流速で組織に最適に送達される止血薬を含めてもよい。
【0003】
患者に流体、粉末及び/又は試薬を分注するための従来の内視鏡機器は、患者内の標的部位にカテーテルを進め、次いで流体を分注することを含む。従来の機器の欠点は、たとえば、流体又は粉末によるカテーテルの目詰まり、カテーテルのねじれ、分注時の流体の流速及び圧力の大きな変動ならびに標的部位に分注される物質の非一貫性を含む。さらに、医療用流体送達システムは、しばしば、投与に適したより低い圧力で高圧貯蔵タンクから流体を組織まで送達することを必要とする。流体は、一定の流速及び一定の圧力で投与されるべきである。さらに、医療用流体送達システムは、しばしば、高圧流体を組織への投与に適した圧力に適切に変換するために、複数のレギュレータを必要とする。複数のレギュレータによって、レギュレータに流体シリンダを組み込む機能が妨げられ、しばしば費用が高くなり、また操作の容易さのためにハンドヘルド機器にレギュレータを組み込むことが困難となる。さらに、従来のレギュレータは、レギュレータとの間に摩擦力を生じるワッシャ又はOリングを含んでおり、これが、一定の流速及び一定の圧力で流体を分注することを困難にする。これらの欠点によって、流体及び物質又は流体もしくは物質の適切な量が標的位置に排出されることが妨げられる場合があり、それによって、これらの従来の機器を使用する処置の精度が低下し、時間及び費用が増加する。よって、流体、粉末及び/又は試薬が標的位置に適切かつ一定に分注されることを確実にすることが望ましい。本開示によって、当技術分野でのこれらの問題点又は他の問題点の1以上を解決することが可能である。しかしながら、本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲によって規定されるものであり、かつ特定の問題点を解決する能力ではない。
【発明の概要】
【0004】
一例によれば、医療機器は、第1流体通路を有する投与機器と、投与機器に移動可能に取り付けられた容器と、を含む。容器と投与機器は、容器と投与機器とを貫通する第2流体通路を有し、容器は、第2流体通路の中間の近位部と遠位部とにある内部チャンバを含み、内部チャンバは、容器の第1位置で第2流体通路の近位部から流体的に隔離され、内部チャンバは、容器の第2位置で第2流体通路の近位部と遠位部とに流体的に接続されている。第1流体通路は、容器を迂回しており、第1流体通路を通る流体の通過は、第2流体通路を通る流体の通過とは別々に制御可能である。
【0005】
医療機器は、噴射流体を有する第2容器をさらに含み、かつ投与機器の入口に取り付けられるように構成されていてもよい。
投与機器は、投与機器に第2容器を固定するためのロック機構をさらに含んでもよい。
【0006】
ロック機構は、レバーの第1位置で、第2容器が投与機器から流体的に分離されてもよく、レバーの第2位置で、第2容器が投与機器に流体的に接続されてもよいように、投与機器に回転可能に連結されたレバーと、レバーに連結され、第2容器に接触しているピストンと、を含んでもよい。
【0007】
突出部は、入口に対してピストンの表面から延びていてもよく、空隙は、ピストンに対向する表面から容器内に延びていてもよい。突出部は、ピストンに対する容器の固定位置を維持するために、空隙内に延びていてもよい。
【0008】
容器は、内部チャンバと第2流体通路の近位部との間のチャンバ入口及びチャンバフィルタを含んでもよく、フィルタは、第2流体通路の近位部から内部チャンバに流体が入ることを可能にするように構成されていてもよく、またフィルタは、容器内に配置されている物質が第2流体通路の近位部に入ることを防ぐように構成されていてもよい。
【0009】
内部チャンバは、内部チャンバの底面から内部チャンバ内に延びている1以上の突出部を含んでもよく、1以上の突出部は、内部チャンバ内の流体通路を変更するように構成されていてもよい。
【0010】
容器が第1位置にあるとき、出口ポートはシースによって覆われていてもよく、容器が第2位置にあるとき、出口ポートはシースから露出されていてもよいように、内部チャンバは、出口ポートを有する管と、管の周りに配置されるシースと、を含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
鼾防止用具
5か月前
個人
短下肢装具
15日前
個人
前腕誘導装置
19日前
個人
嚥下鍛錬装置
1か月前
個人
洗井間専家。
4か月前
個人
脈波測定方法
5か月前
個人
白内障治療法
4か月前
個人
歯の修復用材料
1か月前
個人
ホバーアイロン
3か月前
個人
バッグ式オムツ
1か月前
個人
矯正椅子
2か月前
個人
車椅子持ち上げ器
4か月前
個人
歯の保護用シール
2か月前
個人
シャンプー
3か月前
三生医薬株式会社
錠剤
4か月前
個人
哺乳瓶冷まし容器
13日前
個人
陣痛緩和具
1か月前
株式会社大野
骨壷
1か月前
個人
性行為補助具
5日前
個人
服薬支援装置
4か月前
株式会社八光
剥離吸引管
2か月前
株式会社結心
手袋
5か月前
個人
腰用サポーター
5か月前
株式会社ニデック
検眼装置
27日前
株式会社ニデック
眼科装置
1か月前
株式会社ファンケル
化粧料
5か月前
個人
形見の製造方法
1か月前
株式会社ダリヤ
皮膚化粧料
4か月前
株式会社GSユアサ
歩行器
2か月前
株式会社コロナ
サウナ装置
3か月前
個人
高気圧環境装置
1か月前
株式会社松風
口腔用組成物
27日前
個人
シリンダ式歩行補助具
9日前
個人
歯列矯正用器具
5か月前
株式会社ダリヤ
化粧料組成物
4か月前
クラシエ株式会社
皮膚化粧料
2か月前
続きを見る