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公開番号2025113441
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2025088797,2022547066
出願日2025-05-28,2021-02-03
発明の名称回動式医療装置
出願人ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッド,BOSTON SCIENTIFIC SCIMED,INC.
代理人個人,個人,個人
主分類A61B 1/00 20060101AFI20250725BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】ハンドルに対して回動可能なシャフトを含む、改善された医療装置を提供する。
【解決手段】医療装置は、シャフトと、近位部分と遠位部分とを含むハンドルであって、ハンドルの遠位部分がシャフトの近位部分に固定されているハンドルと、ハンドルからシャフトに延びているチャネルであって、近位チャネルと遠位チャネルとを含み、近位チャネルは遠位チャネルに対して回動可能であり、近位チャネルの回動の間中遠位チャネルに整合されているチャネルと、を含む。ハンドルの近位部分は近位チャネルを含み、ハンドルの遠位部分は遠位チャネルを含み、ハンドルの遠位部分はハンドルの近位部分に対して回動可能であり、シャフトは、ハンドルの遠位部分とともに回動するように構成されている。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
シャフトと、
近位部分および遠位部分を含み、前記遠位部分が前記シャフトの近位部分に固定されているハンドルと、
前記ハンドルから前記シャフトの中に延びているチャネルであって、近位チャネルと遠位チャネルとを含み、前記近位チャネルは、前記遠位チャネルに対して回動可能であり、更に同近位チャネルは当該近位チャネルの回動の間中、前記遠位チャネルに整合されている前記チャネルと、
を備え、
前記ハンドルの近位部分は前記近位チャネルを含み、前記ハンドルの遠位部分は前記遠位チャネルを含み、前記ハンドルの遠位部分は前記ハンドルの近位部分に対して回動可能であり、前記シャフトは前記ハンドルの遠位部分とともに回動するように構成されている、医療装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記シャフトは、前記遠位チャネルの少なくとも一部を囲んでおり、前記遠位チャネルは前記シャフトおよび前記ハンドルの遠位部分とともに回動するように構成されている、請求項1に記載の医療装置。
【請求項3】
前記ハンドルの遠位部分は、前記ハンドルの近位部分に対して時計方向または反時計方向に回動可能である、請求項1または2に記載の医療装置。
【請求項4】
前記ハンドルの遠位部分の回動は、予め設定された角度にわたる回動に限定されている、請求項1~3のいずれか一項に記載の医療装置。
【請求項5】
前記ハンドルの遠位部分は、前記ハンドルの遠位部分の表面と前記ハンドルの近位部分の表面との当接によって生じる摩擦力によって、前記ハンドルの近位部分に対して静止した状態に維持される、請求項1~4のいずれか一項に記載の医療装置。
【請求項6】
前記ハンドルはガイドをさらに含み、前記ガイドは、前記ガイドの中心軸に沿って延びるルーメンを含み、前記ルーメンは前記近位チャネルおよび前記遠位チャネルの間に配置され、且つ前記ルーメンは前記近位チャネルおよび前記遠位チャネルに整合されている、請求項1~5のいずれか一項に記載の医療装置。
【請求項7】
前記ガイドは、前記ハンドルの近位部分の内面に固定されている、請求項6に記載の医療装置。
【請求項8】
前記ハンドルの遠位部分は、前記ハンドルの遠位部分の内面に沿って支持体をさらに含み、前記シャフトの近位部分は前記支持体に固定されている、請求項1~7のいずれか一項に記載の医療装置。
【請求項9】
第1の形態および第2の形態を有するロックをさらに含み、前記ロックの前記第1の形態において、前記ハンドルの遠位部分は、前記ハンドルの近位部分に対して静止しており、前記ロックの前記第2の形態において、前記ハンドルの遠位部分は、前記ハンドルの近位部分に対して回動可能である、請求項1~8のいずれか一項に記載の医療装置。
【請求項10】
前記ロックは、近位方向に突出したピンを含む第1ワッシャーであって、前記遠位チャネルが前記第1ワッシャーの開口部を介して前記第1ワッシャーの中を通って延びている前記第1ワッシャーと、それぞれが前記ピンを収容するように構成されている複数の開口部を含む第2ワッシャーと、前記第1ワッシャーの遠位面をベースに連結するバネと、を含む、請求項9に記載の医療装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ハンドルに対して回動可能なシャフトを含む医療装置に関する。より詳細には、本発明は、ハンドルの遠位部分が他の部分に対して回動可能であり、更には同遠位部分がシャフトを収容した状態で、シャフトに連結されている医療装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
特定の医療処置において、医師や技術者は、気管支鏡(または他のスコープもしくは医療装置)および他の医療付属装置を制御する必要がある。医師の位置に対する患者の位置に応じて、装置を制御する医師は、所望の生体構造の部位に医療装置を案内するために、自身の体を不自然な姿勢にゆがめたり、ねじったりする必要がある。その結果、人間工学的に望ましくない位置に医師が配置されたり、手術がその影響を受けたりする場合がある。
【発明の概要】
【0003】
一例によれば、医療装置は、シャフトと、近位部分および遠位部分を含むハンドルであって、遠位部分がシャフトの近位部分に固定されたハンドルと、ハンドルからシャフトの中に延びるチャネルであって、近位チャネルおよび遠位チャネルを含むチャンネルとを備え、近位チャネルは、遠位チャネルに対して回転可能であるとともに、近位チャネルの回転の間中遠位チャネルに整合されており、ハンドルの近位部分は、近位チャネルを含み、ハンドルの遠位部分は、遠位チャネルを含み、ハンドルの遠位部分は、ハンドルの近位部分に対して回動可能であり、シャフトは、ハンドルの遠位部分とともに回動するように構成されている。
【0004】
別例では、シャフトは、遠位チャネルの少なくとも一部を囲んでおり、遠位チャネルは、シャフトとハンドルの遠位部分とともに回動するように構成されてもよい。ハンドルの遠位部分は、時計方向または反時計方向にハンドルの近位部分に対して回動可能であってもよい。ハンドルの遠位部分の回動は、設定された角度の回動に限定されてもよい。ハンドルの遠位部分は、遠位部分の表面と近位部分の表面との当接によって生じる摩擦力によってハンドルの近位部分に対して静止した状態で維持されてもよい。ハンドルは、ガイドをさらに含み、ガイドは、ガイドの中心軸に沿って延びるルーメンを含み、当該ルーメンは近位チャネルと遠位チャネルとの間に配置されて、近位チャネルおよび遠位チャネルに整合されていてもよい。ガイドは、ハンドルの近位部分の内面に固定されてもよい。ハンドルの遠位部分は、ハンドルの遠位部分の内面に沿って支持体をさらに含んでおり、シャフトの近位部分は、支持体に固定されてもよい。
【0005】
別例では、医療装置は、第1の形態および第2の形態を有するロックをさらに含み、ロックの第1の形態では、ハンドルの遠位部分は、ハンドルの近位部分に対して静止しており、ロックの第2の形態では、ハンドルの遠位部分は、ハンドルの近位部分に対して回動可能であってもよい。ロックは、近位方向に突出したピンを含む第1ワッシャーであって、遠位チャネルが第1ワッシャーの開口部を介して第1ワッシャーの中を通って延びる第1ワッシャーと、それぞれがピンを収容するように構成されている複数の開口部を含む第2ワッシャーと、第1ワッシャーの遠位面をベースに連結するバネと、を含んでもよい。ロックの第1の形態では、第1ワッシャーのピンが第2ワッシャーの複数の開口部の1つと係合するように、第1ワッシャーは、第2ワッシャーに向かってバネ付勢されてもよく、ロックの第2の形態では、第1ワッシャーは、第2ワッシャーから近位方向に離間され、バネを圧縮し、それによってピンは複数の開口部のすべてから離脱されてもよい。ロックは、管をさらに含み、管は第1ワッシャーおよび第2ワッシャーの開口部内を通って延びており、管は遠位チャネルの上の少なくとも一部を覆っており、第1ワッシャーは管の上を移動するように構成されてもよい。
【0006】
別例では、医療装置は、第1ステアリングワイヤーと、第1ステアリングワイヤーを保持する第1ジャイロとをさらに含み、第1ジャイロは、近位ジャイロと遠位ジャイロとを含み、遠位ジャイロは、遠位チャネルまたは近位チャネルの外周囲で遠位ジャイロが近位ジャイロに対して回動可能であるように近位ジャイロに嵌合されてもよい。第1ステアリングワイヤーは近位ワイヤーと遠位ワイヤーとを含み、近位ワイヤーの遠位端は第1拡張部に連結されており、遠位ワイヤーの近位端は第2拡張部に連結されており、第1拡張部は近位ジャイロに固定されており、第2拡張部は遠位ジャイロに固定されてもよい。近位ワイヤーが駆動装置を介して引っ張られるとき、遠位ワイヤーが引っ張られるように構成されてもよい。
【0007】
一例によれば、医療装置は、シャフトと、シャフトの近位部分に接続されたハンドルと、ハンドルからシャフトに延びるチャネルと、を含み、チャネルはハンドルに対して回動可能であり、チャネルの側壁は、ハンドルに収容されるチャネルの一部に開口部を含み、ハンドルは、チャネルの開口部と連通するルーメンを画定し、ルーメンの近位端は、吸引源と連通するように構成されてもよい。開口部は、第1密封体および第2密封体によってハンドルの部分から封止されてもよい。チャネルの側壁は周方向に分布した複数の開口部を含んでもよい。
【0008】
一例によれば、近位部分と、近位部分に回動可能に取り付けられた遠位部分とを含むハンドルと、第2部分からシャフトに延びているチャネルと、をさらに含み、シャフトの近位部分がハンドルの遠位部分に固定されている医療装置のシャフトを位置決めする方法は、医療装置のシャフトの遠位端を対象者の体内に導入する工程と、導入する工程の後、ハンドルの近位部分に対してハンドルの遠位部分、シャフト、およびチャネルを回動させる工程とを含んでもよい。
【0009】
別例では、方法は、導入する工程後、ハンドルの近位部分からハンドルの遠位部分をロック解除する工程と、ハンドルの近位部分に対してハンドルの遠位部分、シャフト、およびチャネルを回動させる工程と、ハンドルの遠位部分をハンドルの近位部分にロックする工程とをさらに含んでもよい。
【0010】
本明細書に組み込まれ、その一部を構成する添付図面は、様々な例示的な実施形態を示し、その説明とともに、開示された実施形態の原理を説明する役目を果たす。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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