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公開番号
2025114065
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024008482
出願日
2024-01-24
発明の名称
スクリューキャップ、容器
出願人
シロウマサイエンス株式会社
,
株式会社細川洋行
代理人
弁理士法人みなみ特許事務所
主分類
B65D
41/04 20060101AFI20250729BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】開閉のし易さと、原料の無駄をなくすスクリューキャップを提供すること。
【解決手段】スクリューキャップは、キャップ本体、キャップ本体の外周面を包囲する外筒、外筒の周方向に間隔をあけて配置されると共に外筒とキャップ本体とを接合する複数のリブを備える。リブが外筒の上端よりも下方位置から鍔に達するまで延びており、外筒とキャップ本体との半径方向の間がリブを除いて空間部となるので、原料を削減できる。外筒があるのでキャップ本体よりも開閉し易くなる。上下方向に関して、外筒を、外筒の上端からリブに達するまでの第1の範囲と、リブが配置された第2の範囲とに区分すると、第1の範囲が半径方向に弾性変形可能なので、外筒を摘まんだとき指が痛くなくて、感触が良い。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
メネジが内周面に形成されると共に容器本体の上部としての口部を開閉するキャップ本体と、キャップ本体の外周面を包囲する外筒と、キャップ本体の周方向に間隔をあけて配置されると共に外筒とキャップ本体とを接合する複数のリブとを含むスクリューキャップ本体を備え、
リブは外筒の上端よりも下方位置から下方に延びており、
上下方向に関して外筒は、外筒の上端からリブに達するまでの第1の範囲と、リブが配置された第2の範囲とに区分され、
外筒の第1の範囲の部分は半径方向に弾性変形可能であることを特徴とするスクリューキャップ。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
スクリューキャップ本体は、さらに、キャップ本体の外周に沿って延びると共にリブに対して下側においてキャップ本体と外筒とを接合する鍔を含む、ことを特徴とする請求項1に記載のスクリューキャップ。
【請求項3】
キャップ本体の周方向に隣り合うリブの間において、鍔は上下方向に貫通する貫通穴を備えることを特徴とする請求項2に記載のスクリューキャップ。
【請求項4】
鍔を基準にして、リブの上下方向の寸法は、外筒の上下方向の寸法の1/3~5/6であることを特徴とする請求項2又は3に記載のスクリューキャップ。
【請求項5】
キャップ本体は、メネジが内周面に形成された筒本体と、筒本体の上端部を閉鎖する閉鎖板と、閉鎖板から下方へ突出すると共に筒本体と協働して口部を半径方向から挟むインナーリングとを備え、
上下方向に関して、外筒の上端は、閉鎖板の上面のうち最も上である頂上位置と、インナーリングの下端との間に位置することを特徴とする請求項4に記載のスクリューキャップ。
【請求項6】
キャップ本体は、筒本体とインナーリングとの間において閉鎖板から下方へ突出すると共に口部の端面に接触可能なコンタクトリングを備え、
上下方向に関して、コンタクトリングの下端は、閉鎖板の頂上位置とインナーリングの下端との間に位置し、
上下方向に関して、外筒の上端は、コンタクトリングの下端とインナーリングの下端との間に位置することを特徴とする請求項5に記載のスクリューキャップ。
【請求項7】
スクリューキャップ本体の他に、スクリューキャップ本体に対して接合されると共に鍔に対して下側へ配置され且つ初回の開操作で口部と係り合って破断可能な改ざん防止輪を備え、
リブの上下方向の寸法は、改ざん防止輪の上下方向の寸法よりも長いことを特徴とする請求項6に記載のスクリューキャップ。
【請求項8】
請求項1又は2に記載のスクリューキャップと、スクリューキャップが取り付けられる容器本体とを備え、
容器本体は、スクリューキャップを回転させることで開閉可能な飲み口としてのスパウトと、スパウトに取り付けられる袋としてのパウチとを備えることを特徴とする容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はスクリューキャップ、及びスクリューキャップを含む容器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
スクリューキャップは、キャップ本体の内周面にメネジが形成された構成を基本的な構成としている。スクリューキャップは容器本体の口部に取り付けられる。口部の外周面にはオネジが形成される。キャップ本体の外径を口部の外径よりも極端に大きくすると、キャップ本体の半径方向の厚みが極端に分厚くなる。スクリューキャップの材料の無駄を省くには、キャップ本体の外径は口部の外径と比べてある程度大きくなるように設計することが望ましい。つまり、キャップ本体の外径は口部の外径に相関関係がある。また、キャップ本体の外径はスクリューキャップの開閉のし易さにも相関関係がある。したがって、口部の外径が小さいと、キャップ本体の外径も小さくなり、スクリューキャップが開閉し難くなる。
【0003】
そこで原料の無駄を省きつつ、口部の外径が小さくても開閉し易くなる工夫がなされた従来のスクリューキャップの一例として、キャップ本体の外周面から円周方向に隣接するかのように多数本のリブが突出するものが知られている(特許文献1)。
【0004】
円周方向に隣り合うリブの間隔が広い方(リブの本数が少ない方)が、原料を削減できるが、リブの本数を多くした方が、スクリューキャップの外周面が円筒面に近づき、スクリューキャップを指で摘まんだときの感触が良い。
【0005】
リブは、キャップ本体の外周面から半径方向の外側に突出している。リブの半径方向への突出量が大きくなると、スクリューキャップの外径が大きくなり、スクリューキャップを開閉しやすくなる。また、スクリューキャップを開閉するときにはその回転力がスクリューキャップを摘まんだ指からリブに伝わるので、その回転力に耐えられるようにリブの円周方向の厚みは設計されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2005-271922号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は上記実情のうち特許文献1に開示されたスクリューキャップを知りつつ創作されたもので、その目的は、特許文献1のスクリューキャップとは異なる構成を用いて、開閉のし易さと、原料の無駄をできるだけ少なくすることを両立できるスクリューキャップを提供すること、及びスクリューキャップを含む容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のスクリューキャップは、キャップ本体と外筒と複数のリブとを含むスクリューキャップ本体を備える。キャップ本体は、メネジが内周面に形成されると共に容器本体の口部を開閉する。外筒は、キャップ本体の外周面を包囲する。複数のリブは、キャップ本体の周方向に間隔をあけて配置されると共に外筒とキャップ本体とを接合する。リブは外筒の上端よりも下方位置から下方に延びている。上下方向に関して、外筒は外筒の上端からリブに達するまでの第1の範囲と、リブが配置された第2の範囲とに区分される。そのうえで、本発明のスクリューキャップは、外筒の第1の範囲の部分が半径方向に弾性変形可能であることを特徴とする。
【0009】
スクリューキャップ本体は、さらに、キャップ本体の外周に沿って延びると共にリブに対してキャップ本体の下側においてキャップ本体と外筒とを接合する鍔を含む。
【0010】
鍔は、さらに、貫通穴を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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