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公開番号
2025114284
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024008888
出願日
2024-01-24
発明の名称
ロール紙ホルダおよびプリンタ
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B41J
15/04 20060101AFI20250729BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ロール紙を用いるプリンタで複数の用紙幅に対応するための部材の紛失を防止可能な構造を提供する。
【解決手段】ロール紙ホルダは、帯状の用紙が巻かれたロール紙を、幅方向の位置を定めて保持するものであって、前記ロール紙の円筒状の外周面が接する周面部と、当該周面部を挟んで対向する一対の面と、で囲む空間に前記ロール紙を収容する収容部と、前記一対の面の間に架け渡された軸部と、前記ロール紙の端部を押さえる板状の押さえ部と、前記軸部の外周面に沿って回動可能かつ長手方向に移動可能に前記軸部を把持するものであって、前記軸部を囲む筒状の形状に周方向の連続を断つ切欠きを有し、前記押さえ部と連続して設けられた把持部と、前記押さえ部の縁部に設けられ、前記周面部に形成された凹凸形状に嵌まることで前記押さえ部の用紙幅方向の位置を定める、1つ以上の位置決め部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
帯状の用紙が巻かれたロール紙を、幅方向の位置を定めて保持するロール紙ホルダであって、
前記ロール紙の円筒状の外周面が接する周面部と、当該周面部を挟んで対向する一対の面と、で囲む空間に前記ロール紙を収容する収容部と、
前記一対の面の間に架け渡された軸部と、
前記ロール紙の端部を押さえる板状の押さえ部と、
前記軸部の外周面に沿って回動可能かつ長手方向に移動可能に前記軸部を把持するものであって、前記軸部を囲む筒状の形状に周方向の連続を断つ切欠きを有し、前記押さえ部と連続して設けられた把持部と、
前記押さえ部の縁部に設けられ、前記周面部に形成された凹凸形状に嵌まることで前記押さえ部の用紙幅方向の位置を定める、1つ以上の位置決め部と、
を備えるロール紙ホルダ。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記軸部は、前記ロール紙から引き出された前記用紙が搬送される方向の反対側に配置されている
請求項1に記載のロール紙ホルダ。
【請求項3】
前記押さえ部は、前記用紙の印字位置と前記収容部との間に位置し、前記ロール紙から引き出された前記用紙の端部を押さえる、副押さえ部を備える
請求項1に記載のロール紙ホルダ。
【請求項4】
前記位置決め部は、前記軸部を中心とした前記押さえ部の回動に伴って、前記凹凸形状に着脱される
請求項1に記載のロール紙ホルダ。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載のロール紙ホルダと、
前記ロール紙ホルダから引き出された用紙に印字する印字ヘッドと、
前記印字ヘッドとの間に挟んだ前記用紙を搬送するプラテンローラと、
を備えるプリンタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ロール紙ホルダおよびプリンタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
帯状の用紙が巻かれたロール紙を用いるプリンタのうち、複数の用紙幅に対応するものは、従来、ロール紙の幅方向位置を定めるために、押さえ板などと呼ばれる板状の部材などの構成を備えている。当該押さえ板は、ロール紙の側端部を押さえる位置に取り付けて用いられる。
【0003】
従来の押さえ板は、ロール紙を収容する収容部内の所定位置に着脱自在である。押さえ板は、例えば、幅寸法が大きいロール紙を使用時には収容部から取り外され、幅寸法が小さいロール紙を使用時には収容部に取り付けられる。
【0004】
しかしながら、上述のような構成であると、押さえ板は、不使用時には収容部から取り外され、例えばプリンタから離れて片付けられる。このため、押さえ板を紛失することがあり、その点の改善が求められている。
【0005】
収容部内から取り出されない押さえ板を備えるプリンタの例としては、例えば特許文献1,2のものがある。しかしながらいずれも、従来着脱自在の押さえ板が適用されてきたタイプのプリンタに設けるには、必要なスペースが大き過ぎたり構造が複雑だったりして、適当でない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、ロール紙を用いるプリンタで複数の用紙幅に対応するための部材の紛失を防止可能な構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態のロール紙ホルダは、帯状の用紙が巻かれたロール紙を、幅方向の位置を定めて保持するものであって、前記ロール紙の円筒状の外周面が接する周面部と、当該周面部を挟んで対向する一対の面と、で囲む空間に前記ロール紙を収容する収容部と、前記一対の面の間に架け渡された軸部と、前記ロール紙の端部を押さえる板状の押さえ部と、前記軸部の外周面に沿って回動可能かつ長手方向に移動可能に前記軸部を把持するものであって、前記軸部を囲む筒状の形状に周方向の連続を断つ切欠きを有し、前記押さえ部と連続して設けられた把持部と、前記押さえ部の縁部に設けられ、前記周面部に形成された凹凸形状に嵌まることで前記押さえ部の用紙幅方向の位置を定める、1つ以上の位置決め部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態のプリンタの外観の一例を示す斜視図である。
図2は、プリンタの内部構造の一例を示す断面図である。
図3は、蓋部を開けた状態のプリンタを示す図である。
図4は、用紙幅ガイドを上げた状態のプリンタを示す図である。
図5は、用紙幅ガイドの側面図である。
図6は、用紙幅ガイドの取付状態の一例を示す斜視図である。
図7は、軸部および把持部を拡大して一部断面で示す斜視図である。
図8は、変形例における把持部を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
実施形態について図面を用いて説明する。図1は、実施形態のプリンタ1の外観の一例を示す斜視図である。図2は、プリンタ1の内部構造の一例を示す断面図である。プリンタ1は、筐体2、蓋部3、保持部4、印字ヘッド6、プラテンローラ7、カッターユニット8などを備える。
【0010】
ここで、図1の斜視図は、プリンタ1の正面および右側面が見え、プリンタ1の左側面および背面が見えない状態を示す。プリンタ1は、主に、図1に示すように蓋部3を上向きした置き方や、図1で図中手前の面を上向きにする置き方で、使用される。
(【0011】以降は省略されています)
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