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公開番号
2025114371
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024009027
出願日
2024-01-24
発明の名称
ヘアトリートメント剤
出願人
日光ケミカルズ株式会社
代理人
主分類
A61K
8/55 20060101AFI20250729BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明は日常生活においてダメージを受けた毛髪に対して、しっとり感、滑り性及びなめらかさの改善効果を付与することを課題とする。
【解決手段】上記課題を解決するため、リン脂質及びカチオン界面活性剤と抱水性油剤および/または抱水性界面活性剤を含有することを特徴とする毛髪用の化粧料であり、前記リン脂質とカチオン界面活性剤の存在比が1:3~3:1であり、かつ前記リン脂質と抱水性油剤および/または抱水性界面活性剤の存在比が1:20~20:1の範囲であり、さらに前記カチオン界面活性剤と抱水性油剤および/または抱水性界面活性剤の存在比が1:20~20:1の範囲内で配合することで、乾燥後の毛髪に対して十分なしっとり感、滑り性及びなめらかさを付与する効果を持つヘアトリートメント剤を得た。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
リン脂質及びカチオン界面活性剤と抱水性油剤および/または抱水性界面活性剤を含有することを特徴とするヘアトリートメント剤であり、前記リン脂質とカチオン界面活性剤の存在比が1:3~3:1であり、かつ前記リン脂質と抱水性油剤および/または抱水性界面活性剤の存在比が1:1~20:1の範囲内であり、さらに前記カチオン界面活性剤と抱水性油剤および/または抱水性界面活性剤の存在比が1:1~20:1の範囲内であることを特徴とするヘアトリートメント剤。
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
前記ヘアトリートメント剤のpHが4.5以下であることを特徴とする請求項1に記載のヘアトリートメント剤。
【請求項3】
前記抱水性油剤および/または抱水性界面活性剤は、ヒドロキシステアリン酸骨格を有する抱水性油剤および/または抱水性界面活性剤からなる請求項1または2に記載の毛髪用の化粧料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は洗い流し後の毛髪に十分なしっとり感と滑り性を付与し、さらになめらかさを向上させる効果を有するヘアトリートメント剤に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ヘアカラーやパーマ処理を行う消費者が増えるにつれて、毛髪のダメージは深刻化している。毛髪ダメージは毛髪表面に存在する18-MEA(18-メチルエイコサン酸)の消失を伴い、毛髪表面を荒らすとともに表面摩擦の増大を引き起こすことが知られていることから、トリートメント剤型に高い効果を求める需要が増加している。
【0003】
一般的にヘアトリートメント製剤ではカチオン界面活性剤と高級アルコールを組み合わせた製剤を塗布することで、洗い流し後の毛髪の滑り性を向上させる方法が一般的に用いられているが、カチオン界面活性剤の効果だけでは十分な効果は得られない。ヘアトリートメント剤にシリコーンを配合することで滑り性を向上させることが一般的に知られているが、シリコーンを配合せずに植物由来の原料を配合することで滑り性を向上させる効果はあまり知られていない。
【0004】
リン脂質とたんぱく質及びカチオン界面活性剤もしくはリン脂質とコレステロール及びカチオン界面活性剤を用いて、水分保持能を高め、しっとり感やなめらかさを付与させる効果はすでに開示されているが(特許文献1、2)、滑り性を向上させることは見出されていない。特許文献1及び2には油剤を組み合わせることが可能と記されているが、抱水性の油剤については言及しておらず、それぞれの存在比率にも言及していない。
【0005】
リン脂質とカチオン界面活性剤を組み合わせてベシクルを形成することが開示されているが(特許文献3)、カチオン界面活性剤の構造が限定的であり、さらに洗浄基材に関する知見であり、なおかつ洗い流し後の毛髪に対する効果に関しては言及していない。
【0006】
カチオン界面活性剤とヒドロキシステアリン酸骨格を有するポリグリセリン脂肪酸エステルを用いて毛髪の滑り性と撥水性が向上する技術が既に発明済みではあるが(特願2023-080873)、ヒドロキシステアリン酸骨格を有する油剤および/または界面活性剤がポリグリセリン脂肪酸エステルに限定されるものではなく、またリン脂質とカチオン界面活性剤の比率やpHの数値に言及していないため、本発明とは異なるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平5-926号公報
特開平9-235212号公報
特開2006-193461号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明はヘアトリートメント剤にリン脂質と抱水性を有する油剤および/または抱水性界面活性剤を配合し、さらにカチオン界面活性剤とリン脂質及び抱水性油剤および/または抱水性界面活性剤の存在比を特定の比率にすることで、洗い流し後の毛髪に十分なしっとり感と滑り性を付与し、さらになめらかさを向上させる効果を有するヘアトリートメント剤を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは、上記課題を鋭意検討したところ、リン脂質及びカチオン界面活性剤を特定の比率で配合し、さらに抱水性油剤および/または抱水性界面活性剤も特定の存在比率にて含有するヘアトリートメント剤が上記課題を解決することを見出した。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、上記の成分を特定の比率で有していることから、洗い流し後の毛髪のしっとり感となめらかさ、滑り性を向上させる効果を付与する。また本発明の比率から外れる場合には、本発明に記載の効果は発現せず、場合によっては悪化させる場合もある。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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