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公開番号
2025114373
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024009030
出願日
2024-01-24
発明の名称
携帯端末装置、お薬服用支援システムおよびプログラム
出願人
株式会社LIMNO
代理人
個人
主分類
G16H
20/10 20180101AFI20250729BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】高齢者や認知症患者がより確実に薬を服用することを支援する携帯端末装置、お薬服用支援システムおよびプログラムを提供する。
【解決手段】お薬服用支援システムにおいて、携帯端末装置10は、日時毎に薬の収容ポケットを有するお薬カレンダーを撮像可能なカメラ13と、カメラ13からの撮像画像に基づいて、現在の日時に服用すべき薬を収容する対象収容ポケットに薬が存在するか否かを判定するカレンダー判定部11aと、対象収容ポケットに薬が存在することに基づいて、薬の服用し忘れを報知する音声を出力するエラー報知部11bと、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
日時ごとに薬の収容ポケットを有するお薬カレンダーを撮像可能なカメラと、
前記カメラからの撮像画像に基づいて、現在の日時に服用すべき薬を収容する対象収容ポケットに薬が存在するか否かを判定するカレンダー判定部と、
前記対象収容ポケットに薬が存在することに基づいて、薬の服用し忘れを報知する音声を出力するエラー報知部と、を備える、
ことを特徴とする携帯端末装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の携帯端末装置において、
予め登録された支援者の携帯端末装置と通信可能な通信部を備え、
前記エラー報知部は、前記対象収容ポケットに薬が存在することに基づいて、薬の服用し忘れを前記支援者に報知する通知を、前記支援者の携帯端末装置に送信する、
ことを特徴とする携帯端末装置。
【請求項3】
請求項1に記載の携帯端末装置において、
前記カレンダー判定部は、前記音声を出力してから所定期間経過後に、再度、前記対象収容ポケットに薬が存在するか否かを判定し、
前記エラー報知部は、前記再度の判定により前記対象収容ポケットに薬が存在することに基づいて、薬の服用し忘れを報知する音声を再度出力する、
ことを特徴とする携帯端末装置。
【請求項4】
請求項1に記載の携帯端末装置において、
前記お薬カレンダー付近に人がいるか否かを検出可能な人感センサをさらに備え、
前記カレンダー判定部は、前記人感センサが人を検出した場合に、前記カメラからの撮像画像に基づいて、現在の日時に服用すべき薬以外の薬を収容する対象外収容ポケットから薬が取り出されたか否かを判定し、
前記エラー報知部は、前記対象外収容ポケットから薬が取り出されたことに基づいて、薬の取出エラーを報知する音声を出力する、
ことを特徴とする携帯端末装置。
【請求項5】
請求項4に記載の携帯端末装置において、
予め登録された支援者の携帯端末装置と通信可能な通信部を備え、
前記エラー報知部は、前記対象外収容ポケットから薬が取り出されたことに基づいて、薬の取出エラーを前記支援者に報知する通知を、前記支援者の携帯端末装置に送信する、
ことを特徴とする携帯端末装置。
【請求項6】
請求項1ないし5の何れか一項に記載の携帯端末装置と、
日時ごとに薬の収容ポケットを有するお薬カレンダーと、を備える、
ことを特徴とするお薬服用支援システム。
【請求項7】
日時ごとに薬の収容ポケットを有するお薬カレンダーを撮像可能なカメラを備えた携帯端末装置の制御部に所定の機能を実行させるプログラムであって、
前記カメラからの撮像画像に基づいて、現在の日時に服用すべき薬を収容する対象収容ポケットに薬が存在するか否かを判定する機能と、
前記対象収容ポケットに薬が存在することに基づいて、薬の服用し忘れを報知する音声を出力する機能と、を前記制御部に実行させる、プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、高齢者や認知症患者等の支援対象者にお薬服用の支援を提供する携帯端末装置、当該携帯端末装置を用いたお薬服用支援システムおよび当該携帯端末装置に上記支援の機能を実行させるプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
高齢化が進み、認知症患者数が増加傾向にある。高齢者や認知症患者は、しばしば薬の服用を忘れることがあり、あるいは、所定時間帯に服用すべき薬を既に服用したにも拘わらず、再度、同じ薬を服用することも起こり得る。
【0003】
このような問題は、以下の特許文献1に記載のお薬カレンダーを用いることにより軽減できる。
【0004】
この種のお薬カレンダーは、長方形の形状を有し、長辺方向に吊り下げられて用いられる。お薬カレンダーの表面には、たとえば、左側の長辺に沿って月曜日から日曜日までの曜日が記載され、上側の短辺に沿って薬を服用する4つの時間帯(朝、昼、夜、ねる前)が記載されている。さらに、お薬カレンダーの表面には、各々の曜日と各々の時間帯とが交差する位置に、小袋を収容するための収容ポケットが設けられている。
【0005】
各々の時間帯に服用すべき薬を収容する小袋が、対応する時間帯の収容ポケットに収容される。使用者は、現在の曜日および時刻がお薬の服用時刻になると、現在の曜日および時刻に対応するお薬カレンダーの収容ポケットから小袋を取り出して、小袋内の薬を服用すればよい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-176357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記のお薬カレンダーを用いることにより、高齢者や認知症患者は、その時々に服用すべき薬を直感的に把握でき、且つ、その薬を簡便に取得できる。しかし、高齢者や認知症患者は、該当する時間帯に薬を服用すること自体を忘れてしまうこともあり、このような問題は、お薬カレンダーのみによっては解消され得ない。
【0008】
かかる課題に鑑み、本発明は、高齢者や認知症患者がより確実に薬を服用することを支援可能な携帯端末装置、お薬服用支援システムおよびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第1の態様は、携帯端末装置に関する。この態様に係る携帯端末装置は、日時ごとに薬の収容ポケットを有するお薬カレンダーを撮像可能なカメラと、前記カメラからの撮像画像に基づいて、現在の日時に服用すべき薬を収容する対象収容ポケットに薬が存在するか否かを判定するカレンダー判定部と、前記対象収容ポケットに薬が存在することに基づいて、薬の服用し忘れを報知する音声を出力するエラー報知部と、を備える。
【0010】
本態様に係る携帯端末装置によれば、現在の日時に服用すべき薬の服用を対象者が忘れた場合に、薬の服用し忘れを報知する音声が携帯端末装置から出力される。よって、対象者はこの音声を聞くことで、当該日時の薬の服用を円滑に進めることができる。あるいは、対象者の支援者は、この音声を聞くことで、当該日時の薬の服用を対象者に促すことができる。よって、対象者はより確実に当該薬を服用できる。
(【0011】以降は省略されています)
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