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公開番号2025115419
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024009862
出願日2024-01-26
発明の名称シート搬送装置、画像形成装置
出願人京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人個人,個人
主分類B65H 9/00 20060101AFI20250731BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】矯正部の姿勢が搬送部によるシートの搬送方向に対して傾斜することを抑制可能なシート搬送装置、及び画像形成装置を提供すること。
【解決手段】画像形成装置100は、シートSH1を搬送する搬送ユニット4と、搬送ユニット4よりも搬送ユニット4によるシートSH1の搬送方向D11の上流側に設けられ、シートSH1における搬送方向D11と直交する第1方向側の側端部と対向する対向面61Aを有する矯正部61と、矯正部61よりも搬送方向D11の上流側に設けられ、シートSH1を対向面61Aへ向かう第2方向へ搬送する搬送ローラー62と、搬送方向D11に対する対向面61Aの傾斜角度を変更する角度変更部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
シートを搬送する第１搬送部と、
前記第１搬送部よりも前記第１搬送部による前記シートの搬送方向の上流側に設けられ、前記シートにおける前記搬送方向と直交する第１方向側の側端部と対向する対向面を有する矯正部と、
前記矯正部よりも前記搬送方向の上流側に設けられ、前記シートを前記対向面へ向かう第２方向へ搬送する第２搬送部と、
前記搬送方向に対する前記対向面の傾斜角度を変更する角度変更部と、
を備えるシート搬送装置。
続きを表示（約 400 文字）【請求項２】
請求項１に記載のシート搬送装置と、
前記第１搬送部によって搬送される前記シートに画像を形成する画像形成部と、
を備える画像形成装置。
【請求項３】
前記矯正部を通過した前記シートの外形を読み取る読取処理部と、
前記読取処理部による読取結果に基づいて、前記矯正部を通過した前記シートの側端部の前記搬送方向に対する傾斜角度を取得する取得処理部と、
前記取得処理部による取得結果に基づいて、前記搬送方向に対する前記対向面の傾斜角度を調整する調整処理部と、
を備える請求項２に記載の画像形成装置。
【請求項４】
前記取得処理部は、前記読取処理部による読取結果に基づいて、前記矯正部を通過した前記シートにおける前記第１方向側の側端部の前記搬送方向に対する傾斜角度を取得する、
請求項３に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、シート搬送装置、及び画像形成装置に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
インクジェットヘッドのような画像形成部へ向けて搬送されるシートの搬送姿勢を矯正する矯正部を備える画像形成装置が知られている。また、前記インクジェットヘッドの下側で前記シートを搬送する搬送部に対して前記矯正部を一体的に取り付けることにより、前記矯正部の姿勢が前記搬送部による前記シートの搬送方向に対して傾斜することを抑制可能な画像形成装置が関連技術として知られている（特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００８－３０４１２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上述の関連技術に係る画像形成装置では、前記搬送部に対して前記矯正部を一体的に取り付けることができない場合に、前記矯正部の姿勢が前記搬送部による前記シートの搬送方向に対して傾斜することを抑制できない。
【０００５】
本発明の目的は、矯正部の姿勢が搬送部によるシートの搬送方向に対して傾斜することを抑制可能なシート搬送装置、及び画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一の局面に係るシート搬送装置は、第１搬送部と、矯正部と、第２搬送部と、角度変更部とを備える。前記第１搬送部は、シートを搬送する。前記矯正部は、前記第１搬送部よりも前記第１搬送部による前記シートの搬送方向の上流側に設けられ、前記シートにおける前記搬送方向と直交する第１方向側の側端部と対向する対向面を有する。前記第２搬送部は、前記矯正部よりも前記搬送方向の上流側に設けられ、前記シートを前記対向面へ向かう第２方向へ搬送する。前記角度調整部は、前記搬送方向に対する前記対向面の傾斜角度を変更する。
【０００７】
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、前記シート搬送装置と、画像形成部とを備える。前記画像形成部は、前記第１搬送部によって搬送される前記シートに画像を形成する。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、矯正部の姿勢が搬送部によるシートの搬送方向に対して傾斜することを抑制可能である。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
図１は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。
図２は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における画像形成部、搬送ユニット、及びラインセンサーの構成を示す平面図である。
図３は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における姿勢矯正部の構成を示す平面図である。
図４は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。
図５は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行される傾斜角度調整処理の一例を示すフローチャートである。
図６は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で取得される形状データの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
（【００１１】以降は省略されています）

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