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公開番号
2025115634
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010196
出願日
2024-01-26
発明の名称
用紙搬送装置および用紙搬送方法
出願人
株式会社ホリゾン
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65H
9/04 20060101AFI20250731BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】用紙束の先端がストッパに突き当たる際の跳ね返りによる用紙束の位置ずれを適切に抑制する。
【解決手段】用紙束200を搬送方向TDに沿って搬送する搬送部10と、停止位置Xsに配置されて用紙束200の先端201が突き当てられるストッパ20と、ストッパ20に突き当てられた用紙束200の高さ方向HDの変形を規制する規制部30と、用紙束200の先端201を搬送面12a1に向けて付勢する付勢力を発生する付勢ローラ40と、停止位置Xsよりも上流側の突出位置と突出位置から離間した退避位置との間で付勢ローラ40を移動させるローラ移動機構45と、を備え、ローラ移動機構45は、搬送部10により搬送される用紙束200の先端201が付勢ローラ40に到達した後に突出位置から退避位置に付勢ローラ40を移動させる用紙折り装置100を提供する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
用紙束を搬送面に保持するとともに搬送方向に沿って搬送する搬送部と、
前記搬送方向の停止位置に配置されるとともに前記搬送部により搬送される前記用紙束の先端が突き当てられるストッパと、
前記搬送方向の前記停止位置よりも上流側の第1位置から前記搬送方向の前記停止位置よりも下流側の第2位置まで前記搬送面と平行に配置される規制面を形成するとともに前記ストッパに突き当てられた前記用紙束の高さ方向の変形を規制する規制部と、
前記搬送部の上方に配置されるとともに前記用紙束の前記先端を前記搬送面に向けて付勢する付勢力を発生する付勢部と、
前記停止位置よりも前記搬送方向の上流側の突出位置と前記突出位置から離間した退避位置との間で前記付勢部を移動させる第1移動機構と、を備え、
前記第1移動機構は、前記搬送部により搬送される前記用紙束の前記先端が前記付勢部に到達した後に前記突出位置から前記退避位置に前記付勢部を移動させる用紙搬送装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記付勢部は、前記搬送方向に沿って移動する前記搬送面と接触して回転するローラを有する請求項1に記載の用紙搬送装置。
【請求項3】
前記ストッパが配置される前記停止位置を前記搬送方向に沿って移動させる第2移動機構を備え、
前記第1移動機構は、前記第2移動機構が前記停止位置を前記搬送方向に沿って移動させることに応じて前記付勢部を前記搬送方向に沿って移動させる請求項1または請求項2に記載の用紙搬送装置。
【請求項4】
前記第1移動機構が前記突出位置から前記退避位置に前記付勢部を移動させた後に、前記用紙束の後端を前記搬送方向に沿って押し付けて前記用紙束の前記先端を前記ストッパに突き当てる突当部を備える請求項1または請求項2に記載の用紙搬送装置。
【請求項5】
前記搬送方向に直交する幅方向に沿って配置されるとともに前記用紙束の前記先端と前記後端との間の中間位置で前記用紙束を折る用紙折り部を備える請求項4に記載の用紙搬送装置。
【請求項6】
前記退避位置は、前記停止位置よりも前記搬送方向の下流側の位置である請求項1または請求項2に記載の用紙搬送装置。
【請求項7】
用紙搬送装置により用紙束を搬送する用紙搬送方法であって、
前記用紙搬送装置は、
前記用紙束を搬送面に保持するとともに搬送方向に沿って搬送する搬送部と、
前記搬送方向の停止位置に配置されるとともに前記搬送部により搬送される前記用紙束の先端が突き当てられるストッパと、
前記搬送方向の前記停止位置よりも上流側の第1位置から前記搬送方向の前記停止位置よりも下流側の第2位置まで前記搬送面と平行に配置される規制面を形成するとともに前記ストッパに突き当てられた前記用紙束の変形を規制する規制部と、
前記搬送部の上方に配置されるとともに前記用紙束の前記先端を前記搬送面に向けて付勢する付勢力を発生する付勢部と、を備え、
前記搬送部により前記用紙束を前記搬送方向に沿って前記ストッパに向けて搬送させる搬送工程と、
前記搬送工程により搬送される前記用紙束の前記先端が前記付勢部に到達した後に前記停止位置よりも前記搬送方向の上流側の突出位置から前記突出位置から離間した退避位置に前記付勢部を移動させる退避工程と、を備える用紙搬送方法。
【請求項8】
前記付勢部は、前記搬送方向に沿って移動する前記搬送面と接触して回転するローラを有する請求項7に記載の用紙搬送方法。
【請求項9】
前記ストッパが配置される前記停止位置を前記搬送方向に沿って移動させる第1移動工程と、
前記第1移動工程が前記停止位置を前記搬送方向に沿って移動させることに応じて前記付勢部を前記搬送方向に沿って移動させる第2移動工程と、を備える請求項7または請求項8に記載の用紙搬送方法。
【請求項10】
前記退避工程が前記突出位置から前記退避位置に前記付勢部を移動させた後に、前記用紙束の後端に前記搬送方向に沿って突当部を押し付けて前記用紙束の前記先端を前記ストッパに突き当てる突当工程を備える請求項7または請求項8に記載の用紙搬送方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、用紙搬送装置および用紙搬送方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、搬送されてくる複数の媒体を受け入れて積層させて保持する保持部を備える装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示される装置は、保持部の下流側に位置する整合部で媒体の先端の辺を揃えるために、整合部に到達するように媒体に送り力を付与するパドルを備えている。パドルは、回転軸が有する複数の短冊形状の羽根の先端を媒体の表面に接触させることで媒体に送り力を付与する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-83640号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1において、媒体の先端が整合部に突き当てられる際の跳ね返りの力が大きいと媒体の先端の位置がずれてしまい、媒体の先端の辺が適切に揃わない可能性がある。また、特許文献1において、例えば、媒体が整合部に突き当てられる際に媒体が変形することを規制するために、媒体が搬送される搬送面と平行となるように搬送面と間隔を開けて規制部を配置することが考えられる。しかしながら、規制部を配置するとパドルを適切な位置に配置することが困難となり、整合部で媒体の先端の辺を適切に揃えることができなくなる可能性がある。また、パドルに変えて媒体の幅方向の移動を規制する機構を設けることも考えられるが、規制部を配置するとそのような機構を規制部と搬送面との間に配置することもできない。
【0005】
本発明は以上の問題に鑑みてなされたものであり、用紙束の先端がストッパに突き当たる際の跳ね返りによる用紙束の位置ずれを適切に抑制することが可能な用紙搬送装置および用紙搬送方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る用紙搬送装置は、用紙束を搬送面に保持するとともに搬送方向に沿って搬送する搬送部と、前記搬送方向の停止位置に配置されるとともに前記搬送部により搬送される前記用紙束の先端が突き当てられるストッパと、前記搬送方向の前記停止位置よりも上流側の第1位置から前記搬送方向の前記停止位置よりも下流側の第2位置まで前記搬送面と平行に配置される規制面を形成するとともに前記ストッパに突き当てられた前記用紙束の高さ方向の変形を規制する規制部と、前記搬送部の上方に配置されるとともに前記用紙束の前記先端を前記搬送面に向けて付勢する付勢力を発生する付勢部と、前記停止位置よりも前記搬送方向の上流側の突出位置と前記突出位置から離間した退避位置との間で前記付勢部を移動させる第1移動機構と、を備え、前記第1移動機構は、前記搬送部により搬送される前記用紙束の前記先端が前記付勢部に到達した後に前記突出位置から前記退避位置に前記付勢部を移動させる。
【0007】
本発明の一態様に係る用紙搬送装置によれば、ストッパに突き当てられた用紙束の高さ方向の変形が規制部により規制されるため、用紙束がストッパに突き当てられる際の跳ね返りよる用紙束の幅方向の位置ずれを抑制することができる。また、用紙束の先端が停止位置に配置されるストッパに突き当てられる前に突出位置に配置される付勢部に到達して用紙束の先端が搬送面に向けて付勢されるため、荷重を加えた状態で用紙束の先端をストッパに突き当てることができる。これにより、用紙束の先端がストッパに突き当たる際の跳ね返りによる用紙束の位置ずれを適切に抑制することができる。
【0008】
また、本発明の一態様に係る用紙搬送装置によれば、用紙束の先端が付勢部に到達した後に突出位置から退避位置に付勢部が退避するため、用紙束の先端がストッパに突き当てられた場合に用紙束の先端が付勢部により搬送面に付勢される状態が適切に解除される。そのため、ストッパにより停止位置に先端が揃えられた用紙束の後処理を適切に行うことができる。
【0009】
本発明の一態様に係る用紙搬送装置において、前記付勢部は、前記搬送方向に沿って移動する前記搬送面と接触して回転するローラを有する構成としてもよい。
【0010】
本構成の用紙搬送装置によれば、用紙束の先端がローラに到達した後に搬送面と接触して回転するローラが搬送面から離間し、用紙束の先端に搬送面に向けた付勢力をローラから用紙束に適切に付与することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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