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公開番号2025115680
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010255
出願日2024-01-26
発明の名称機器、制御装置及びプログラム
出願人株式会社 資生堂
代理人個人,個人
主分類A61H 23/02 20060101AFI20250731BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本開示は、超音波をユーザに出射するとともに、光をユーザに照射する美容機器において、目を保護するとともに、超音波の漏れを防止する技術を提供する。
【解決手段】ユーザに装着されるウエアラブル型の機器であって、カバーと、ユーザに装着されたときにカバーにおけるユーザの側の面となる内面に設けられ、ユーザにおける第1部位に向かって超音波を出射する超音波出射部と、内面に設けられ、ユーザにおける第2部位に向かって光を照射する光照射部と、内面に設けられ、ユーザに装着されたときにユーザの目を囲むように設けられ、超音波及び光からユーザの目を保護するための保護部材と、を備え、保護部材は、固有音響インピーダンスが5×106パスカル秒毎立方メートル以上である材料を含む機器。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
超音波を放出する超音波放出部と、
光を放出する光放出部と、
前記超音波放出部及び前記光放出部を支持する支持部と、
前記超音波放出部から放出された超音波及び前記光放出部から放出された光から、ユーザの身体の一部である被保護部位を保護する保護部と、
を備える機器であって、
前記支持部は、前記機器が前記ユーザに装着されたときに、(i)前記超音波放出部から放出される超音波及び前記光放出部から放出される光が、前記ユーザの身体の一部である対象部位に到達するように、かつ、(ii)前記対象部位と、前記超音波放出部及び前記光放出部とが離隔されるように、前記超音波放出部及び前記光放出部を支持し、
前記保護部は、固有音響インピーダンスが5×10

パスカル秒毎立方メートル以上である材料を含み、
前記被保護部位と、前記対象部位とは、前記ユーザの身体の異なる領域を占める、
機器。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記支持部は、前記機器が前記ユーザに装着されたときに前記ユーザの側に配される面である内面を有し、
前記超音波放出部及び前記光放出部は、前記支持部の前記内面に配され、
前記保護部は、前記機器が前記ユーザに装着されたときに前記ユーザの目を囲むように配される、
請求項1に記載の機器。
【請求項3】
前記保護部における前記光の透過率は、40%以下である、
請求項1に記載の機器。
【請求項4】
前記ユーザに装着可能に構成される本体を備え、
前記本体は、
前記支持部と、
前記保護部と、
前記機器が前記ユーザに装着されたときに前記ユーザの身体の一部である装着部位と物理的に接触する装着部と、
を有する、
請求項1に記載の機器。
【請求項5】
ユーザに装着されるウエアラブル型の機器であって、
カバーと、
前記ユーザに装着されたときに前記カバーにおける前記ユーザの側の面となる内面に設けられ、前記ユーザにおける第1部位に向かって超音波を出射する超音波出射部と、
前記内面に設けられ、前記ユーザにおける第2部位に向かって光を照射する光照射部と、
前記内面に設けられ、前記ユーザに装着されたときに前記ユーザの目を囲むように設けられ、前記超音波及び前記光から前記ユーザの目を保護するための保護部材と、
を備え、
前記保護部材は、固有音響インピーダンスが5×10

パスカル秒毎立方メートル以上である材料を含む、
機器。
【請求項6】
前記保護部材の内部を伝播する前記超音波の減衰率は10%以上である、又は、空気中を伝播する前記超音波の前記保護部材における反射率は10%以上である、
請求項5に記載の機器。
【請求項7】
前記保護部材における前記光の透過率は、40%以下である、
請求項5に記載の機器。
【請求項8】
前記カバーは、前記ユーザに装着されたときに前記ユーザの鼻及び口の少なくともいずれかに対応する位置に開口が形成されている、
請求項5に記載の機器。
【請求項9】
前記カバーは、前記開口を少なくとも部分的に覆う被覆部材を有し、
前記被覆部材は、網状、打ち抜き板状又は格子状の形状を有する、
請求項8に記載の機器。
【請求項10】
前記被覆部材の音響インピーダンスは、5×10

パスカル秒毎立方メートル以上である、
請求項9に記載の機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、美容機器などの機器、制御装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1~3には、超音波を用いた美容機器が開示されている。例えば、特許文献1には、使用者の顔に装着されるマスク部と、刺激信号を発する端子を有する端子部とを備える美容機器が開示されている。特許文献1には、上記の刺激信号の例として、電気刺激、振動刺激、超音波刺激、LEDによる光刺激、熱刺激、及び/又は物理刺激が開示されている。特許文献4には、LEDが放出する光を利用する美容機器において、LEDからの光が目に入るのを遮断するために導電性ゴムを用いることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-187323号公報
特表2016-521999号公報
特開2021-168765号公報
特開2021-027898号公報
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の第1の態様においては、機器が提供される。上記の機器は、例えば、超音波を放出する超音波放出部を備える。上記の機器は、例えば、光を放出する光放出部を備える。上記の機器は、例えば、超音波放出部及び光放出部を支持する支持部を備える。上記の機器は、例えば、超音波放出部から放出された超音波及び光放出部から放出された光から、ユーザの身体の一部である被保護部位を保護する保護部を備える。上記の機器において、支持部は、例えば、機器がユーザに装着されたときに、(i)超音波放出部から放出される超音波及び光放出部から放出される光が、ユーザの身体の一部である対象部位に到達するように、超音波放出部及び光放出部を支持する。上記の機器において、支持部は、例えば、機器がユーザに装着されたときに、(ii)対象部位と、超音波放出部及び光放出部とが離隔されるように、超音波放出部及び光放出部を支持する。上記の機器において、保護部は、例えば、固有音響インピーダンスが5×10

パスカル秒毎立方メートル以上である材料を含む。上記の機器において、被保護部位と、対象部位とは、例えば、ユーザの身体の異なる領域を占める。
【0005】
本発明の第2の態様においては、美容機器が提供される。上記の美容機器は、例えば、ユーザに装着されるウエアラブル型の機器である。上記の美容機器は、例えば、カバーを備える。上記の美容機器は、例えば、ユーザに装着されたときにカバーにおけるユーザの側の面となる内面に設けられ、ユーザにおける第1部位に向かって超音波を出射する超音波出射部を備える。上記の美容機器は、例えば、内面に設けられ、ユーザにおける第2部位に向かって光を照射する光照射部を備える。上記の美容機器は、例えば、内面に設けられ、ユーザに装着されたときにユーザの目を囲むように設けられ、超音波及び光からユーザの目を保護するための保護部材を備える。上記の美容機器は、例えば、保護部材は、固有音響インピーダンスが5×10

パスカル秒毎立方メートル以上である材料を含む。
【0006】
本発明の第3の態様においては、制御装置が提供される。上記の制御装置は、例えば、上記の第1の態様及び/又は第2の態様に係る機器の動作を制御するための制御装置である。上記の制御装置は、例えば、超音波の放出を制御する超音波制御部を備える。上記の制御装置は、例えば、光の放出を制御する光制御部を備える。
【0007】
本発明の第4の態様においては、プログラムが提供される。上記のプログラムは、例えば、コンピュータを、上記の第3の態様に係る制御装置として機能させるためのプログラムである。上記のプログラムは、コンピュータに、上記の第3の態様に係る制御装置における情報処理を実行させるためのプログラムであってよい。上記のプログラムを格納するコンピュータ可読媒体が提供されてもよい。コンピュータ可読媒体は、非一時的なコンピュータ可読媒体であってもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読記録媒体であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る美容機器の概要を示す斜視図である。
図2は、第1実施形態に係る美容機器の概要を示す正面図である。
図3は、第1実施形態に係る美容機器の概要を示す背面図である。
図4は、第1実施形態に係る美容機器の概要を示す斜視図である。
図5は、第1実施形態に係る美容機器における機能構成を説明する図である。
図6は、第2実施形態に係る美容機器のカバーについて説明する斜視図である。
図7は、第2実施形態に係る美容機器のカバーについて説明する背面図である。
図8は、第3実施形態に係る美容機器の概要を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の各実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態に係る明細書及び図面の記載に関して、実質的に同一の又は対応する機能構成を有する構成要素については、同一の又は対応する符号を付することにより重複した説明を省略する場合がある。
【0010】
平行、直角、直交、水平、垂直、上下、左右及び前後等の方向には、実施形態の効果を損なわない程度のずれが許容される。角部の形状は、直角に限られず、丸みを帯びてもよい。平行、直角、直交、水平、垂直には、それぞれ略平行、略直角、略直交、略水平、略垂直が含まれてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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