TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025115798
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010447
出願日
2024-01-26
発明の名称
配送計画装置、配送計画方法、及びプログラム
出願人
NTT株式会社
,
学校法人早稲田大学
代理人
弁理士法人ITOH
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
10/047 20230101AFI20250731BHJP(計算;計数)
要約
【課題】異質な特性を持つ移動体群を対象とした配送計画を適切に行うための技術を提供する。
【解決手段】配送計画装置において、ある場所から出発する複数の移動体からなる移動体群により複数のノードに対してサービス提供を行うために、移動コストを最小化するように、各移動体の経路を決定するアルゴリズム計算部を備え、前記アルゴリズム計算部は、
各移動体についての、移動体のノードへの最小到達時間と、各移動体についての、ノードにおける移動体の容量に対する相対的需要とを有するノード特徴を、前記移動体群の状態に基づいて、ノード毎に算出するエンコーダと、前記ノード特徴に基づいて、対象移動体に対する目的地ノード毎の確率を算出するデコーダとを備えるように構成する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ある場所から出発する複数の移動体からなる移動体群により複数のノードに対してサービス提供を行うために、移動コストを最小化するように、各移動体の経路を決定するアルゴリズム計算部を備え、
前記アルゴリズム計算部は、
各移動体についての、移動体のノードへの最小到達時間と、各移動体についての、ノードにおける移動体の容量に対する相対的需要とを有するノード特徴を、前記移動体群の状態に基づいて、ノード毎に算出するエンコーダと、
前記ノード特徴に基づいて、対象移動体に対する目的地ノード毎の確率を算出するデコーダと
を備える配送計画装置。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記アルゴリズム計算部は、ある移動体が目的地ノードに到達したときに、当該移動体を前記対象移動体として決定し、当該対象移動体に対する目的地ノードを決定する
請求項1に記載の配送計画装置。
【請求項3】
前記アルゴリズム計算部は、複数の移動体のうち、目的地ノードに到達するまでにかかる時間が最小の移動体における当該時間だけ、前記移動体群において統一されたタイムラインをシフトさせる
請求項1に記載の配送計画装置。
【請求項4】
前記アルゴリズム計算部は、2つの連続するステップで、ある移動体に対する目的地ノードとして、出発地点を選択することにより、当該移動体を非稼働とする
請求項1に記載の配送計画装置。
【請求項5】
エンコーダとデコーダとを含むアルゴリズム計算部を備える配送計画装置が実行する配送計画方法であって、
前記アルゴリズム計算部が、ある場所から出発する複数の移動体からなる移動体群により複数のノードに対してサービス提供を行うために、移動コストを最小化するように、各移動体の経路を決定する計画ステップを備え、
前記計画ステップにおいて、
前記エンコーダが、各移動体についての、移動体のノードへの最小到達時間と、各移動体についての、ノードにおける移動体の容量に対する相対的需要とを有するノード特徴を、前記移動体群の状態に基づいて、ノード毎に算出し、
前記デコーダが、前記ノード特徴に基づいて、対象移動体に対する目的地ノード毎の確率を算出する
配送計画方法。
【請求項6】
コンピュータを、請求項1ないし4のうちずれか1項に記載の配送計画装置におけるアルゴリズム計算部として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配送計画問題を解く技術に関連するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
配送計画問題(VRP:vehicle routing problem)とは、荷物の集積所(サービスセンター)から各顧客(各ノード)にサービス車両を使用して荷物を配送するときに、どのサービス車両がどの顧客をどの順番で回れば最適か(コストが最も低くなるか)を考える最適化問題である。なお、「配送計画問題」を「配車計画問題」と称してもよい。また、VRPと同様の問題として、TSP(Traveling Salesman Problem)がある。VRPはTSPの一般化として提案されたものである。
【0003】
古典的なVRPでは、均質な容量(車両における積載可能量等)を持つ車両群が同じデポ(荷物の集配所等)から出発して、需要のある顧客にサービスを提供するという問題設定がなされる。
【0004】
VRPはNP困難問題であることが知られている。従って、厳密な解法は、計算量の大きさを考慮すると、大規模な問題には適用できない。このような課題を解決するために、VRPにDeep Re-enforcement Learning(DRL、深層強化学習)を適用する多くの従来技術が存在する。DRLを使用する初期の手法では複数の経路を走行する単一容量の車両を想定して問題設定を単純化している(これを単一VRPと呼ぶ)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
Li, J. et al., 2022. Deep Reinforcement Learning for Solving the Heterogeneous Capacitated Vehicle Routing Problem. IEEE Transactions on Cybernetics, pp. 52(12):13572 - 13585..
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年、現実世界のセッティングに合わせるために、異質な特性を持つ車両群を対象としたHVRP(Heterogenous VRP)が提案されている(例えば非特許文献1)。
【0007】
しかし、従来技術においては、上述した単一VRPの手法をHVRPに適用することは困難であった。すなわち、従来技術では、異質な特性を持つ移動体群を対象とした配送計画を適切に行うことができなかった。
【0008】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、異質な特性を持つ移動体群を対象とした配送計画を適切に行うための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
開示の技術によれば、ある場所から出発する複数の移動体からなる移動体群により複数のノードに対してサービス提供を行うために、移動コストを最小化するように、各移動体の経路を決定するアルゴリズム計算部を備え、
前記アルゴリズム計算部は、
各移動体についての、移動体のノードへの最小到達時間と、各移動体についての、ノードにおける移動体の容量に対する相対的需要とを有するノード特徴を、前記移動体群の状態に基づいて、ノード毎に算出するエンコーダと、
前記ノード特徴に基づいて、対象移動体に対する目的地ノード毎の確率を算出するデコーダと
を備える配送計画装置が提供される。
【発明の効果】
【0010】
開示の技術によれば、異質な特性を持つ移動体群を対象とした配送計画を適切に行うための技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
NTT株式会社
試験装置および試験方法
12日前
NTT株式会社
分類装置、および分類方法
14日前
NTT株式会社
量子計算装置、及び制御装置
今日
NTT株式会社
光増幅器及び光増幅器監視方法
今日
NTT株式会社
足場を構築する施工方法及び治具
27日前
NTT株式会社
置局設計装置、置局設計方法及びプログラム
6日前
NTT株式会社
配送計画装置、配送計画方法、及びプログラム
6日前
NTT株式会社
量子計算装置、量子計算方法、及びプログラム
22日前
NTT株式会社
通信制御システム、通信制御方法及びプログラム
6日前
NTT株式会社
移動ロボット、移動量推定方法、及びプログラム
8日前
NTT株式会社
簡易な方法で光ファイバをセンサ化するシステム及び方法
1日前
NTT株式会社
基地局及び端末
21日前
NTT株式会社
伝送システム、送信装置、受信装置、伝送方法およびプログラム
6日前
NTT株式会社
送信局及び受信局
今日
NTT株式会社
通信ネットワークシステム、通信方法、通信端末およびプログラム
6日前
NTT株式会社
音響信号出力装置
29日前
NTT株式会社
運動耐容能推定方法、運動耐容能推定装置及びコンピュータプログラム
9日前
NTT株式会社
電磁界推定システム、電磁界推定装置、電磁界推定方法および電磁界推定用プログラム
8日前
NTT株式会社
収集装置、収集方法および収集プログラム
12日前
NTT株式会社
制御装置、制御方法、無線通信システム、及びプログラム
6日前
NTT株式会社
直流配電システム、制御装置、動作状態判定方法、及びプログラム
1か月前
個人
対話装置
2か月前
個人
裁判のAI化
27日前
個人
情報処理装置
2か月前
個人
情報処理システム
1か月前
個人
フラワーコートA
6日前
個人
記入設定プラグイン
1か月前
個人
情報処理装置
1か月前
個人
検査システム
1か月前
個人
介護情報提供システム
13日前
個人
設計支援システム
19日前
個人
設計支援システム
19日前
個人
情報入力装置
2か月前
キヤノン電子株式会社
携帯装置
1か月前
株式会社サタケ
籾摺・調製設備
1か月前
個人
不動産売買システム
1か月前
続きを見る
他の特許を見る