特許ウォッチ

公開番号2025115916
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024020699
出願日2024-01-26
発明の名称着物ワンピース(ドレス)
出願人個人
代理人
主分類A41D 1/00 20180101AFI20250731BHJP(衣類)
要約【課題】簡単・快適・便利に誰でも特別なパーティーシーンはもちろん普段着として着用できる着物ワンピース(ドレス)を提供する。
【解決手段】衿合わせで固定し筒状になった上身項体と洋装のスカートのように筒状にした下身項体を一体化することで、頭からかぶって着るだけで着付けにかかる時間を短縮、知識も技術も着付け時に使う道具も不要な着物ワンピース(ドレス)である。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
本発明は着物を簡単に着用できるよう右側の身頃の上から左側の身頃を合わせた形状のまま筒状にした上身項体と、御端折りを介在させることなく、洋装的なスカートの様に筒状にした下身項体をウエストラインに縫い合わせて一体化し、洋装のワンピース（ドレス）のように、頭からかぶって着用できる事を特徴とした着物ワンピース（ドレス）。
続きを表示（約 240 文字）【請求項２】
請求項１の上身項体の袖付け部分と下部を内側にすぼめて、請求項１の上身項体を一体化させた着物ワンピース（ドレス）。
【請求項３】
下身項体にスリットを付与した請求項１および２に記載の着物（ドレス）。
【請求項４】
ウエスト部分にゴム状の伸縮性のある素材を入れ込んだ請求項１から３に記載の着物ワンピース（ドレス）。
【請求項５】
ウエスト部分に紐状の素材が入れ込まれた請求項１から３に記載の着物ワンピース（ドレス）。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、着物の特徴である上身項体を生かし、着付け小物・御端折りを用いずに、頭からかぶって着用可能な快適で動きやすい着物ワンピースに関する技術である。
続きを表示（約 990 文字）【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００２】
従来から着物を着用する為には、多くの和装小物を用いる必要があり、自身で着付けられない場合、決して安くない金額を支払い他者に着付けて貰う為、着付けには知識・技術に加えて時間、更にはお金もかかってしまう事から、日常的に洋服を着ることが多い現代では、着物に対するハードルが高く、日本古来の四代礼式である冠婚葬祭であっても、その手軽さから、洋装を選択する機会が多い。
【課題を解決するための手段】
【０００３】
着物着用後の問題として洋装と比較すると、歩行の際の可動域の狭さによる歩きにくさ、好奇心旺盛で活発な幼児の子育て・家事全般（炊事・洗濯等）・お手洗い等、日常生活のなかで着崩れしてしまう問題がある。
【発明の効果】
【０００４】
従来の着物の問題である着物の着付け知識・技術・時間の負担を削減可能になり、洋服のように日常でも簡単便利に着物を楽しむことが出来る。
【先行技術文献】
【０００５】
特開２０２０－９７８０６（Ｐ２０２０－９７８０６Ａ）
【０００６】
前述した、着付け知識と技術を解消する試みの例として、特許文献１に開示されている「着物」のような案がある。
【０００７】
けれども、特許文献１「着物」においては、着付けの簡略の為に紐状、ベルト状のパーツの付帯をはかっているが、初心者が一人で着用方法を確認する為には、手順が多く、やはり難しい。
【０００８】
一方で、特許文献２「着物」において着付けに使用する小物と御端折りをなくした発明が既に提案されている。
【０００９】
特許文献２「着物」においては着物を着付ける際の上身項体部分のもたつきを改善するため立体裁断技術を用いることにより御端折りをなくし、またワンタッチで着用できる構造にすることにより、一人でも着物を着付けやすくなっただけでなく、シンプルな構造で初心者でも従来の着物と遜色ない見た目・着付けに仕上がるとしている。
【００１０】
特開２００３－１８３９０９
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
（【００１１】以降は省略されています）

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