特許ウォッチ

公開番号2025116384
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024010782
出願日2024-01-29
発明の名称冷却装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F25D 21/06 20060101AFI20250801BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】本開示の目的は、冷却器の着霜量が多いことを検知するための新たな技術を提供する。
【解決手段】冷却室を有する冷蔵庫が提供される。冷蔵庫は、冷気を発生させる冷却器と、冷却室へ冷気を送るためのファンと、ファンの負荷に関する情報に基づいて冷却器の着霜の量が多いことを判断する制御部と、を備える。前記制御部は、前記ファンの負荷が基準値よりも大きい場合に前記冷却器の着霜の量が多いと判断する、冷蔵庫。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
冷却室を有する冷蔵庫であって、
冷気を発生させる冷却器と、
前記冷却室へ前記冷気を送るためのファンと、
前記ファンの負荷に関する情報に基づいて前記冷却器の着霜の量が多いことを判断する制御部と、を備える、冷蔵庫。
続きを表示（約 500 文字）【請求項２】
前記制御部は、前記ファンの負荷が基準値よりも大きい場合に前記冷却器の着霜の量が多いと判断する、請求項１に記載の冷蔵庫。
【請求項３】
前記基準値が前記ファンの回転数に応じて設定されている、請求項２に記載の冷蔵庫。
【請求項４】
前記冷却器からの冷気が通る通路に配置されるダンパをさらに備え、
前記基準値が前記ダンパの開閉毎に設定されている、請求項２に記載の冷蔵庫。
【請求項５】
前記冷却室の温度を測定するためのセンサをさらに備え、
前記制御部は、前記冷却室の温度の変化が大きい場合に前記判断を行う、請求項１に記載の冷蔵庫。
【請求項６】
前記制御部は、前記ファンが駆動され始めてから所定の時間が経過してから前記判断を行う、請求項１に記載の冷蔵庫。
【請求項７】
冷却室を有する冷蔵庫と通信するための通信インターフェイスと、
前記冷蔵庫から前記冷蔵庫のファンの負荷に関する情報を取得して、当該情報に基づいて前記冷蔵庫の冷却器の着霜の量が多いことを判断する制御部と、を備えるサーバ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、冷却装置に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、特許文献１および特許文献２には、除霜時期の判定や着霜量の推定に関する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００７－２２５１５８号公報
特開２０１９－１００６４７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本開示の目的は、冷却器の着霜量が多いことを検知するための新たな技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示の一局面においては、冷却室を有する冷蔵庫が提供される。冷蔵庫は、冷気を発生させる冷却器と、冷却室へ冷気を送るためのファンと、ファンの負荷に関する情報に基づいて冷却器の着霜の量が多いことを判断する制御部と、を備える。
【発明の効果】
【０００６】
本開示の一局面によれば、冷却器の着霜量が多いことを検知するための新たな技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
第１の実施の形態にかかる冷蔵庫の側面断面図である。
第１の実施の形態にかかる冷蔵庫の正面図である。
第１の実施の形態にかかる冷蔵庫の構成を示すブロック図である。
第１の実施の形態にかかる制御部による冷却ファンの回転数の制御構成を示すイメージ図である。
第１の実施の形態にかかるＰＷＭ信号を示すイメージ図である。
第１の実施の形態にかかるファンの回転のパルスを示すイメージ図である。
第１の実施の形態にかかる、冷却器の着霜量とＤｕｔｙ比との関係を示すグラフである。
第１の実施の形態にかかる制御部による情報処理を示すフローチャートである。
第２の実施の形態にかかる制御部による情報処理を示すフローチャートである。
第３の実施の形態にかかる制御部による情報処理を示すフローチャートである。
第５の実施の形態にかかる冷蔵庫の構成を示すブロック図である。
第６の実施の形態にかかるネットワークシステム１の全体構成を示すイメージ図である。
第６の実施の形態にかかるサーバの構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、図面を参照しつつ、本開示の各実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。
＜冷蔵庫の全体構成＞
【０００９】
先ず、図１および図２を参照しながら、冷却装置の一例としての、冷蔵室１１１と冷凍室１１２とを有する冷蔵庫１００の全体構成について説明する。
【００１０】
冷蔵庫１００は、主として断熱箱体１１０で構成されている。この断熱箱体１１０によって冷蔵庫１００の貯蔵空間が形成される。断熱箱体１１０によって形成される貯蔵空間は、例えば、水平方向に延びる断熱仕切りによって、上部に冷蔵室１１１が設けられ、下部に冷凍室１１２が設けられる。
（【００１１】以降は省略されています）

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