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公開番号
2025128897
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-03
出願番号
2024025895
出願日
2024-02-22
発明の名称
画像形成装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250827BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】帯電電圧の交流成分生成回路に不具合が生じた場合でも印刷を可能とする画像形成装置を提供する。
【解決手段】感光体を帯電する帯電部、直流成分に交流成分を重畳した第1帯電電圧または直流成分のみの第2帯電電圧を切替可能に帯電部に印加する帯電電圧印加部、感光体に静電潜像を形成する露光部、感光体にトナーを供給して静電潜像に対応するトナー像を形成する現像部、少なくとも直流成分の現像電圧を現像部に印加する現像電圧印加部、トナー像を記録媒体に転写する転写部、トナー像を記録媒体に定着する定着部を備えた画像形成部、画像形成部を制御する制御部とを備え、帯電電圧印加部が第1帯電電圧を帯電部に印加する場合の第1帯電電圧の直流成分および現像電圧の直流成分は、帯電電圧印加部が第2帯電電圧を帯電部に印加する場合の第2帯電電圧の直流成分および前記現像電圧の直流成分とそれぞれ異なる値に設定される。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
感光体、前記感光体を帯電する帯電部と、前記帯電部に予め定められた帯電電圧を印加する帯電電圧印加部、前記感光体に静電潜像を形成する露光部、前記感光体にトナーを供給して前記静電潜像に対応するトナー像を形成する現像部、前記現像部に予め定められた現像電圧を印加する現像電圧印加部、前記トナー像を記録媒体に転写する転写部、前記トナー像を前記記録媒体に加熱定着する定着部を備えた画像形成部と、
前記画像形成部を制御する制御部とを備え、
前記帯電電圧印加部は、直流成分に交流成分を重畳した第1帯電電圧または直流成分のみの第2帯電電圧を切替可能に前記帯電部に印加し、
前記現像電圧印加部は、少なくとも直流成分の現像電圧を前記現像部に印加し、
前記帯電電圧印加部が前記第1帯電電圧を前記帯電部に印加する場合の前記第1帯電電圧の直流成分および前記現像電圧の直流成分は、前記帯電電圧印加部が前記第2帯電電圧を前記帯電部に印加する場合の前記第2帯電電圧の直流成分および前記現像電圧の直流成分とそれぞれ異なる値に設定されることを特徴とする画像形成装置。
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【請求項2】
前記帯電電圧印加部の交流成分の生成回路の異常を検知する交流回路異常検知部をさらに備え、
前記制御部は、前記交流回路異常検知部が前記帯電電圧印加部の交流成分の生成回路の異常を検知した場合、前記帯電電圧印加部に前記第1帯電電圧から前記第2帯電電圧に切り替えて前記帯電部に印加させる請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第2帯電電圧の直流成分は、交流成分の重畳の有無で生じる前記感光体の表面電位の差分を前記第1帯電電圧の直流成分に加算した値に設定される請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
交流成分の重畳の有無で生じる前記感光体の表面電位の差分を前記第1帯電電圧の直流成分に加算した加算値が、前記帯電電圧印加部が出力可能な前記直流成分の最大値を超える場合、前記第2帯電電圧の直流成分を前記直流成分の最大値に設定した上で、前記加算値が前記直流成分の最大値を超過した値を前記現像電圧の直流成分から減算した値を、前記帯電電圧印加部が前記第2帯電電圧を前記帯電部に印加する場合の前記現像電圧の直流成分の値に設定する請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記トナー像の画像濃度を検出する画像濃度センサを用いて画質調整を行う画質調整部をさらに備え、
前記制御部は、前記画質調整の際に前記画像濃度センサが前記トナー像の画像濃度を検出した結果、画質の劣化が確認され、前記画質調整を行っても前記画質の劣化が改善されない場合、前記帯電電圧印加部に前記第1帯電電圧から前記第2帯電電圧に切り替えて前記帯電部に印加させる請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記画像形成部は、黒色、シアン、マゼンタおよびイエローの全色の前記トナー像によりカラー画像を形成するカラー印刷および前記黒色の前記トナー像によりモノクロ画像を形成するモノクロ印刷の機能を有し、
前記制御部は、前記交流回路異常検知部が前記帯電電圧印加部の交流成分の生成回路の異常を検知した場合、前記帯電電圧印加部の交流成分の生成回路の異常が前記黒色のトナー像に係るものである場合、前記モノクロ印刷時は前記黒色のトナー像に係る前記帯電電圧印加部に前記第1帯電電圧から前記第2帯電電圧に切り替えて前記帯電部に印加させ、前記カラー印刷時は前記全色のトナー像に係る前記帯電電圧印加部に前記第1帯電電圧から前記第2帯電電圧に切り替えて前記帯電部に印加させ、一方、前記帯電電圧印加部の交流成分の生成回路の異常が前記シアン、前記マゼンタまたは前記イエローの各色のトナー像に係るものである場合、前記全色のトナー像に係る前記帯電電圧印加部に前記第1帯電電圧から前記第2帯電電圧に切り替えて前記帯電部に印加させる請求項2に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、直流成分に交流成分を重畳した高圧出力を接触帯電部に印加する一般的な高圧出力の交流成分生成回路を備えた画像形成装置において、帯電出力の交流成分生成回路が出力不備などの不具合が生じた場合、サービスコールが必須となって修理されるまで印刷が行えなくなってしまう。
【0003】
このような問題に関連して、従来、画像形成装置において像担持体を帯電する帯電部材に対する印加電圧の決定が適正に行えなかった場合でも、前記帯電部材から前記像担持体に流れる電流値を検出し、検出された電流値に基づいて前記帯電部材に印加する交流電圧の電圧値を算出し、前記算出した交流電圧の電圧値が異常値であった場合は、前記基準電圧とは異なった電圧を前記帯電部材に再印加し、再算出された交流電圧の電圧値が異常値でなければ、再算出された交流電圧の電圧値によって前記帯電部材による前記像担持体の帯電をおこなうことにより、印加電圧を良好に保ち、安定した画像形成が行えるようにする画像形成装置が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-133686号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、帯電出力の交流成分生成回路の故障など、交流電圧の帯電電圧の調整によっても異常が改善できないほど帯電電圧の交流成分生成回路に不具合が生じた場合、サービスマンによる修理が完了するまでの期間、ユーザーは印刷を行うことができない。
【0006】
この開示は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、その目的は、帯電電圧の交流成分生成回路に不具合が生じた場合であっても、印刷を可能とする画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この開示による画像形成装置は、感光体、前記感光体を帯電する帯電部と、前記帯電部に予め定められた帯電電圧を印加する帯電電圧印加部、前記感光体に静電潜像を形成する露光部、前記感光体にトナーを供給して前記静電潜像に対応するトナー像を形成する現像部、前記現像部に予め定められた現像電圧を印加する現像電圧印加部、前記トナー像を記録媒体に転写する転写部、前記トナー像を前記記録媒体に加熱定着する定着部を備えた画像形成部と、前記画像形成部を制御する制御部とを備え、前記帯電電圧印加部は、直流成分に交流成分を重畳した第1帯電電圧または直流成分のみの第2帯電電圧を切替可能に前記帯電部に印加し、前記現像電圧印加部は、少なくとも直流成分の現像電圧を前記現像部に印加し、前記帯電電圧印加部が前記第1帯電電圧を前記帯電部に印加する場合の前記第1帯電電圧の直流成分および前記現像電圧の直流成分は、前記帯電電圧印加部が前記第2帯電電圧を前記帯電部に印加する場合の前記第2帯電電圧の直流成分および前記現像電圧の直流成分とそれぞれ異なる値に設定されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
この開示によれば、帯電電圧の交流成分生成回路に不具合が生じた場合であっても、印刷を可能とする画像形成装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
この開示の実施形態1に係るデジタル複合機の外観を示す斜視図である。
図1のデジタル複合機の内部構成を示す断面図である。
図1のデジタル複合機の概略構成を示すブロック図である。
図1のデジタル複合機の第1可視像形成ユニットの概略構成を示す説明図である。
図1のデジタル複合機の帯電電圧印加部および交流回路異常検知部の回路の構成の一例である。
図1のデジタル複合機の帯電電圧印加部の帯電方式の切替処理の一例を示すフローチャートである。
図1のデジタル複合機の表示部に表示されたエラーメッセージの一例である。
図1のデジタル複合機の帯電電圧印加部の帯電電圧および現像電圧印加部の現像電圧の一例である。図8(A)は、交流成分の重畳ありの場合の現像電圧および帯電電圧の一例を示し、図8(B)は、交流成分の重畳なしの場合の現像電圧および帯電電圧の一例を示す。
この開示の実施形態2に係るデジタル複合機の概略構成を示すブロック図である。
この開示の実施形態2に係るデジタル複合機の帯電電圧印加部の帯電方式の切替処理の一例を示すフローチャートである。
この開示の実施形態3に係るデジタル複合機の帯電電圧印加部の帯電方式の切替処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
この開示において、「画像形成装置」は、トナーによる像形成に電子写真方式を用いるプリンタなどの複写(コピー機能)機能を有する複写機や複合機、または複写以外の機能をも含むMFP(Multifunctional Peripheral:多機能周辺装置)など、画像を形成して出力する装置である。
実施形態1において、この開示の「現像部」は、現像ユニット61によって実現される。
(【0011】以降は省略されています)
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