TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025116425
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024010837
出願日2024-01-29
発明の名称線条体の巻取装置
出願人住友電気工業株式会社
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類B65H 54/28 20060101AFI20250801BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ボビンへの線条体の巻取り中において、ボビンの巻き取り径を算出する。
【解決手段】線条体の巻取装置は、線条体を巻き取るボビンと、前記ボビンを回転させる巻取機と、前記線条体を前記ボビンに案内する案内ローラと、を備える線条体の巻取装置であって、前記ボビンは、前記ボビンの軸方向に沿って、前記案内ローラに対して相対的に往復移動し、前記巻取装置は、前記案内ローラに対する前記ボビンの相対的な移動速度、前記ボビンの回転数、および前記線条体の巻き取り速度に基づいて、前記ボビンの巻き取り径を算出する処理装置を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
線条体を巻き取るボビンと、
前記ボビンを回転させる巻取機と、
前記線条体を前記ボビンに案内する案内ローラと、を備える線条体の巻取装置であって、
前記ボビンは、前記ボビンの軸方向に沿って、前記案内ローラに対して相対的に往復移動し、
前記巻取装置は、
前記案内ローラに対する前記ボビンの相対的な移動速度、前記ボビンの回転数、および前記線条体の巻き取り速度に基づいて、前記ボビンの巻き取り径を算出する処理装置を備える、線条体の巻取装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記処理装置は、前記案内ローラの回転数を取得し、前記案内ローラの回転数に基づいて前記線条体の巻き取り速度を算出する、請求項1に記載の線条体の巻取装置。
【請求項3】
前記巻取装置は、さらに、前記線条体の走行経路において前記案内ローラの上流側に配置され、前記線条体の走行速度を制御するキャプスタンを備え、
前記処理装置は、前記キャプスタンにおける前記線条体の走行速度を、前記線条体の巻き取り速度として用いる、請求項1に記載の線条体の巻取装置。
【請求項4】
前記処理装置は、新たに算出した前記巻き取り径と、前記ボビンの軸方向の中央における前記巻き取り径とに基づいて、前記案内ローラに対する前記ボビンの相対的な移動の反転位置を制御する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の線条体の巻取装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、線条体の巻取装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、光ファイバなどの線条体の巻取装置や巻取方法に関する技術が開発されている。例えば、特許文献1には、線材を巻き取るボビンの巻取り層数の増大に応じて、光ファイバとボビンとのトラバース反転位置をボビンの鍔の外側方向に移動させる光ファイバの巻取り方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-63381号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の巻取り方法では、ボビンに巻かれた巻取層数が増大した後にトラバース反転位置が制御されるため、ボビンの巻き取り径に変化が生じるまでに時間がかかるため、ボビンの巻き取り径を均一にすることが容易ではない。
【0005】
本開示の目的は、ボビンへの線条体の巻取り中において、ボビンの巻き取り径を算出することができる線条体の巻取装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
線条体を巻き取るボビンと、
前記ボビンを回転させる巻取機と、
前記線条体を前記ボビンに案内する案内ローラと、を備える線条体の巻取装置であって、
前記ボビンは、前記ボビンの軸方向に沿って、前記案内ローラに対して相対的に往復移動し、
前記巻取装置は、
前記案内ローラに対する前記ボビンの相対的な移動速度、前記ボビンの回転数、および前記線条体の巻き取り速度に基づいて、前記ボビンの巻き取り径を算出する処理装置を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ボビンへの線条体の巻取り中において、ボビンの巻き取り径を算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の実施形態に係る線条体の巻取装置の全体構成を示す図である。
図2は、図1に示す巻取ボビンを矢印Yの方向から見た図である。
図3は、図1に示す処理装置の構成を示すブロック図である。
図4は、図3に示す処理装置の演算処理部による、巻取ボビンの巻き取り径の算出方法について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態の内容を列記して説明する。
本開示の線条体の巻取装置は、
(1)線条体を巻き取るボビンと、
前記ボビンを回転させる巻取機と、
前記線条体を前記ボビンに案内する案内ローラと、を備える線条体の巻取装置であって、
前記ボビンは、前記ボビンの軸方向に沿って、前記案内ローラに対して相対的に往復移動し、
前記巻取装置は、
前記案内ローラに対する前記ボビンの相対的な移動速度、前記ボビンの回転数、および前記線条体の巻き取り速度に基づいて、前記ボビンの巻き取り径を算出する処理装置を備える。
【0010】
上記のように、案内ローラに対するボビンの相対的な移動速度、ボビンの回転数、および線条体の巻き取り速度を用いることにより、線条体の巻取り中において、ボビンの巻き取り径を算出することができる。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
10か月前
個人
収容箱
27日前
個人
包装体
10か月前
個人
ゴミ箱
9か月前
個人
コンベア
2か月前
個人
段ボール箱
4か月前
個人
容器
6か月前
個人
ゴミ収集器
4か月前
個人
段ボール箱
4か月前
個人
折り畳み水槽
10か月前
個人
角筒状構造体
3か月前
個人
楽ちんハンド
2か月前
個人
パウチ補助具
9か月前
個人
宅配システム
4か月前
個人
土嚢運搬器具
6か月前
個人
廃棄物収容容器
4日前
個人
お薬の締結装置
3か月前
個人
閉塞装置
7か月前
個人
ダンボール宝箱
10か月前
個人
コード類収納具
5か月前
株式会社和気
包装用箱
6か月前
個人
積み重ね用補助具
7日前
個人
ゴミ処理機
6か月前
個人
蓋閉止構造
1か月前
個人
圧縮収納袋
10か月前
個人
蓋閉止構造
1か月前
株式会社コロナ
梱包材
3か月前
個人
把手付米袋
2か月前
個人
貯蔵サイロ
4か月前
三甲株式会社
容器
3か月前
三甲株式会社
容器
3か月前
三甲株式会社
蓋体
6か月前
個人
粘着テープ剥がし具
11か月前
個人
コード折り畳み器具
1か月前
株式会社新弘
容器
12日前
個人
輸送積荷用動吸振器
3か月前
続きを見る