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公開番号2025116867
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2025074972,2024527465
出願日2025-04-28,2023-09-28
発明の名称液体入り組合せ容器、容器セットおよび液体入り容器の製造方法
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 77/04 20060101AFI20250801BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】液体の酸素による劣化の抑制を目的とする。
【解決手段】液体入り組合せ容器は、液体を収容し酸素透過性を有する第1容器と、前記第1容器を収容し酸素バリア性を有する第2容器と、を含む。前記第2容器は、積層体を含む。前記積層体は、前記収容空間に対面する内面と、前記内面とは反対側の外面と、を含む。前記積層体は、前記内面から前記外面に向けた順で、シーラント層、第1バリア層、樹脂層、及び第2バリア層を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液体を収容し、酸素透過性を有する第1容器と、
前記第1容器を収容し、酸素バリア性を有する第2容器と、を備え、
前記第2容器は積層体を含み、
前記積層体は、前記第2容器の収容空間に対面する内面と、前記内面とは反対側の外面と、を含み、
前記積層体は、前記内面から前記外面に向けた順で、シーラント層、第1バリア層、樹脂層、及び第2バリア層を含む、液体入り組合せ容器。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記樹脂層は、熱可塑性樹脂を含む、請求項1に記載の液体入り組合せ容器。
【請求項3】
前記樹脂層は、延伸フィルムである、請求項2に記載の液体入り組合せ容器。
【請求項4】
前記樹脂層の厚みは、5μm以上である、請求項1に記載の液体入り組合せ容器。
【請求項5】
前記積層体は、前記第1バリア層及び前記樹脂層の間に位置する第1接着層と、前記樹脂層及び前記第2バリア層の間に位置する第2接着層と、を更に含み、
前記第1接着層及び前記第2接着層は、硬化性樹脂組成物の硬化物を含む、請求項1に記載の液体入り組合せ容器。
【請求項6】
前記第1接着層は、前記樹脂層に接触している、請求項5に記載の液体入り組合せ容器。
【請求項7】
前記積層体は、前記第1バリア層に接触した第1バリア基材を更に含み、
前記第1バリア層は、前記第1接着層及び前記第1バリア基材の間に位置する、請求項6に記載の液体入り組合せ容器。
【請求項8】
前記第2接着層は、前記樹脂層に接触している、請求項5に記載の液体入り組合せ容器。
【請求項9】
前記積層体は、前記第2バリア層に接触した第2バリア基材を更に含み、
前記第2バリア層は、前記第2接着層及び前記第2バリア基材の間に位置する、請求項8に記載の液体入り組合せ容器。
【請求項10】
前記第1バリア層は透明蒸着膜であり、前記第2バリア層は透明蒸着膜である、請求項1に記載の液体入り組合せ容器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、液体入り組合せ容器、容器セットおよび液体入り容器の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
液体を収容する容器が知られている(例えば特許文献1)。液体の種類によっては、容器内で液体が酸素によって分解される。この不具合に対処するため、酸素バリア性を有する容器の使用が考えられる。
【0003】
特許文献1:特開2011-212366号公報
【発明の開示】
【0004】
しかしながら、液体の製造時に酸素が液体に溶解し得る。酸素バリア性を有した容器では、液体中の溶存酸素に起因した液体の劣化に対処できない。すなわち、従来技術では、容器に収容された液体の酸素劣化を十分に抑制できていない。本開示は、液体の酸素による劣化の抑制を目的とする。
【0005】
本開示の一実施の形態による第1の液体入り組合せ容器は、
液体を収容し、酸素透過性を有する第1容器と、
前記第1容器を収容し、酸素バリア性を有する第2容器と、を備え、
前記第2容器は積層体を含み、
前記積層体は、前記第2容器の収容空間に対面する内面と、前記内面とは反対側の外面と、を含み、
前記積層体は、前記内面から前記外面に向けた順で、シーラント層、第1バリア層、樹脂層、及び第2バリア層を含む。
【0006】
本開示の一実施の形態による第2の液体入り組合せ容器は、
液体を収容し、酸素透過性を有する第1容器と、
前記第1容器を収容し、酸素バリア性を有する第2容器と、
前記第2容器に収容された脱酸素部材と、を備え、
前記脱酸素部材は、前記第2容器内の酸素を吸収する脱酸素剤を含み、
前記第2容器は、第1フィルムと、前記第1フィルムとの間に前記第1容器を収容する第2フィルムと、を含み、
前記第1フィルム及び前記第2フィルムは、シール部において、引き剥がし可能に接合し、
前記シール部は、前記第1容器に対面して位置する第1シール部を含み、
前記第1シール部は、前記第1シール部と前記第1容器とが対面する方向において前記第1容器から離れる側に突出するように、曲がり、
前記第1シール部と前記第1容器とが対面する方向において、前記第1容器は、前記第1シール部及び前記脱酸素部材の間に位置する。
【0007】
本開示の一実施の形態による第3の液体入り組合せ容器は、
液体を収容し、酸素透過性を有する第1容器と、
前記第1容器を収容し、酸素バリア性を有する第2容器と、を備え、
前記第2容器は、第1フィルムと、前記第1フィルムとの間に前記第1容器を収容する第2フィルムと、を含み、
前記第1フィルム及び前記第2フィルムは、シール部において、引き剥がし可能に接合し、
前記シール部は、前記第1容器に対面して位置する第1シール部を含み、
前記第1シール部は、前記第1シール部と前記第1容器とが対面する方向において前記第1容器から離れる側に突出するように、曲がり、
前記シール部は、前記第1シール部の一端に接続した第1側シール部と、前記第1シール部の他端に接続した第2側シール部と、前記第1側シール部及び前記第2側シール部の少なくとも一方と前記第1容器との間に位置する追加シール部と、を更に含む。
【0008】
本開示の一実施の形態による液体入り容器の製造方法は、
本開示の一実施の形態による液体入り組合せ容器を用いて液体入り容器を製造する方法であって、
前記第1容器を収容した前記第2容器を閉鎖する工程と、
脱酸素剤によって前記第2容器内の酸素を吸収することによって、酸素濃度を調整する工程と、を備え、
前記酸素濃度を調整する工程において、前記第1容器内の酸素が前記第1容器を透過して前記第1容器外へ移動し、前記第2容器内で前記脱酸素剤によって吸収される。
【0009】
本開示の一実施の形態による第1の容器セットは、
液体を収容する第1容器と、
前記第1容器を収容する第2容器と、を備え、
前記第1容器は酸素透過性を有し、
前記第2容器は酸素バリア性を有し、
前記第2容器は積層体を含み、
前記積層体は、前記第2容器の収容空間に対面する内面と、前記内面とは反対側の外面と、を含み、
前記積層体は、前記内面から前記外面に向けた順で、シーラント層、第1バリア層、樹脂層、及び第2バリア層を含む。
【0010】
本開示の一実施の形態による第2の容器セットは、
液体を収容する第1容器と、
前記第1容器を収容する第2容器と、
前記第2容器に収容される脱酸素部材と、を備え、
前記第1容器は酸素透過性を有し、
前記第2容器は酸素バリア性を有し、
前記脱酸素部材は、前記第2容器内の酸素を吸収する脱酸素剤を含み、
前記第2容器は、第1フィルムと、前記第1フィルムとの間に前記第1容器を収容する第2フィルムと、を含み、
前記第1フィルム及び前記第2フィルムは、シール部において、引き剥がし可能に接合し、
前記シール部は、前記第1容器に対面して位置する第1シール部を含み、
前記第1シール部は、前記第1シール部と前記第1容器とが対面する方向において前記第1容器から離れる側に突出するように、曲がり、
前記第1シール部と前記第1容器とが対面する方向において、前記第1容器は、前記第1シール部及び前記脱酸素部材の間に位置する。
(【0011】以降は省略されています)

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