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公開番号2025117050
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024011702
出願日2024-01-30
発明の名称照明器具
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類F21S 8/04 20060101AFI20250804BHJP(照明)
要約【課題】外部からの電力供給のための電源線が絶縁部材で被覆されたコードが損傷するのを抑制できる照明器具を提供すること。
【解決手段】照明器具1が、天井の器具取付部に取り付けられるアダプタ5と、アダプタ5に対して静止し、天井に沿うように配置されるベース部材10と、ベース部材10に対して静止する基板に実装された1以上の発光素子と、アダプタ5から基板側に延び、外部からの電力供給のための電源線が絶縁部材で被覆された第2コード55と、ベース部材10側から高さ方向の光出射側に延びる複数の柱部72、及び複数の柱部72の先端部に接続された保持部71を有する人感センサ保持部材70と、を備える。柱部72が、第2コード33が柱部72の外側を迂回することを抑制するコード迂回抑制部を有する。コード迂回抑制部は、外側に突出すると共に柱部72の延在方向に延びる1以上の突出部78を含んでもよい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
建物の天井に設けられた器具取付部に取り付けられる取付部と、
前記取付部に対して静止し、前記天井に沿うように配置されるベース部材と、
前記ベース部材に対して静止する基板に実装された1以上の発光素子と、
前記取付部から前記基板側に延び、外部からの電力供給のための電源線が絶縁部材で被覆されたコードと、
前記ベース部材側から高さ方向の光出射側に延びる複数の柱部、及び前記複数の柱部の先端部に接続された電気製品取付部を有する電気製品固定部材と、を備え、
前記柱部が、前記コードが前記柱部の外側を迂回することを抑制するコード迂回抑制部を有する、照明器具。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記コード迂回抑制部が、外側に突出すると共に柱部の延在方向に延びる1以上の突出部を含む、請求項1に記載の照明器具。
【請求項3】
前記一以上の突出部が、前記柱部の幅方向の一方側の端部に設けられる第1突出部と、前記柱部の幅方向の他方側の端部に設けられる第2突出部とを含む、請求項2に記載の照明器具。
【請求項4】
前記電気製品固定部材が、2つの前記柱部を含むブリッジ構造を有する、請求項1又は2に記載の照明器具。
【請求項5】
前記光源を覆うように配置される光学カバーを備え、
前記電気製品固定部材が、光学カバーの光出射側に固定されている、請求項1又は2に記載の照明器具。
【請求項6】
前記柱部が、外側に凸の湾曲形状を有し、
前記柱部の全体が、コード迂回抑制部に含まれる、請求項1又は2に記載の照明器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、照明器具に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、照明器具としては、特許文献1に記載されているものがある。この照明器具は、光源と、外部からの交流電力を直流電力に変換すると共に所定電圧に降圧する電源装置と、光源を点灯させる点灯回路と、人感センサが人の存在を検出すると、光源の調光率を上昇させる一方、人感センサが人の不在を検出すると、遅延時間の経過後に光源の調光率を低下させるように点灯回路を制御する制御回路を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-157073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
人感センサは、人を感度よく検知するために、照明器具の光出射側に配置されることが好ましい。このことから、人感センサは、天井に沿って配置されるベース部材側から高さ方向の光出射側に延びる複数の柱部の先端部に接続されたセンサ取付部に取り付けられることが好ましい(なお、この複数の柱部を用いたセンサ取付構造は、本願出願時に公知でなく、従来技術でない)。
【0005】
一方、外部からの電力は、天井の器具取付部に取り付けられたアダプタと基板上に搭載された電源装置とを電気的に接続する電源線を介して電源装置に供給される。その電源線は、アダプタから器具本体を取り外し可能にするために必要以上の長さを有し、長い遊び代を有する。
【0006】
係る背景において、人が器具設置時等に上記電源線が絶縁部材で被覆されたコードを、誤って柱部の径方向外側を迂回させた後に、アダプタを介して天井の器具取付部に取り付けた場合、器具位置を直したり、器具本体をアダプタから離脱させるために、アダプタに対して器具本体を相対回転させると、コードが柱部からの力で突っ張って、コードの張力か過大になり、コードが損傷する虞がある。そこで、本開示の目的は、外部からの電力供給のための電源線が絶縁部材で被覆されたコードが損傷するのを抑制できる照明器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本開示に係る照明器具は、建物の天井に設けられた器具取付部に取り付けられる取付部と、取付部に対して静止し、天井に沿うように配置されるベース部材と、ベース部材に対して静止する基板に実装された1以上の発光素子と、取付部(取付部側)から基板側に延び、外部からの電力供給のための電源線が絶縁部材で被覆されたコードと、ベース部材側から高さ方向の光出射側に延びる複数の柱部、及び複数の柱部の先端部に接続された電気製品取付部を有する電気製品固定部材と、を備え、柱部が、コードが柱部の外側を迂回することを抑制するコード迂回抑制部を有する。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る照明器具によれば、外部からの電力供給のための電源線が絶縁部材で被覆されたコードが損傷するのを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係る照明器具を斜め下側から見たときの斜視図である。
上記照明器具を斜め上側から見たときの斜視図である。
外側カバーを取り外した状態の照明器具を斜め下側から見たときの斜視図である。
図3に示す状態から更に内側カバーを取り外した状態の照明器具を斜め下側から見たときの斜視図である。
受具の斜視図である。
ベース部材における受具の固定箇所を径方向外方側から見たときの斜視図である。
外側カバーを斜め上側から見たときの斜視図である。
参考例の照明器具における人感センサ保持部材周辺部分の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本開示に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて新たな実施形態を構築することは当初から想定されている。以下の実施例では、図面において同一構成に同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、複数の図面には、模式図が含まれ、異なる図間において、各部材における、縦、横、高さ等の寸法比は、必ずしも一致しない。以下で説明される構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素であり、必須の構成要素ではない。
(【0011】以降は省略されています)

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