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公開番号
2025117443
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024012282
出願日
2024-01-30
発明の名称
車体構造部材
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B62D
25/04 20060101AFI20250804BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】フロアクロスメンバの車両上下方向の変形を抑制することが可能な車体構造部材を得る。
【解決手段】ロッカ12は、車両前後に分断され、ロッカ前部24及びロッカ後部26を含んで構成され、結合部材20は、ロッカ前部24、ロッカ後部26、センタピラー14及びフロアクロスメンバ16に対して外側から覆った状態でそれぞれ結合される。また、結合部材20には、第3結合部34と第4結合部44の間にフロアクロスメンバ16の延在方向に沿って突設されたリブ46が形成されている。これにより、結合部材20自体の剛性を向上させることができる。さらに、ロッカ12、センタピラー14及びフロアクロスメンバ16において互いに成す角度が保持され、車両の走行時における路面入力によるフロアクロスメンバ16の車両上下方向の変形を抑制することが可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
フロアパネルの車両幅方向の端部に設けられ車両前後方向に延在されかつ車両前後に分断されたロッカ前部及びロッカ後部を含んで構成されたロッカと、車両前後方向の略中央部において車両上下方向に延在されるセンタピラーと、前記フロアパネル上において車両幅方向に沿って延在されるフロアクロスメンバと、の交差部に配置され、前記ロッカ前部、前記ロッカ後部、前記センタピラー及び前記フロアクロスメンバがそれぞれ結合可能な結合部材を備え、
前記結合部材は、
前記結合部材における車両前後方向の前端部に設けられ、前記ロッカ前部における車両前後方向の後端部に対して外側から覆った状態で結合される第1結合部と、
前記結合部材における車両前後方向の後端部に設けられ、前記ロッカ後部における車両前後方向の前端部に対して外側から覆った状態で結合される第2結合部と、
前記結合部材における車両前後方向の中央部かつ車両上下方向の上端部に設けられ、前記センタピラーにおける車両上下方向の下端部に対して外側から覆った状態で結合される第3結合部と、
前記第3結合部よりも車両上下方向の下方側に設けられ、前記フロアクロスメンバにおける車両幅方向の端部に対して外側から覆った状態で結合される第4結合部と、
前記第3結合部と前記第4結合部の間に形成され、前記フロアクロスメンバの延在方向に沿って突設されたリブと、
を含んで構成されている車体構造部材。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記フロアクロスメンバは、延在方向に対して略直交する方向に沿って切断した断面形状が前記フロアパネル側を開口とする略逆U字状を成し、
前記リブは、当該フロアクロスメンバの稜線に略沿って車両前後方向の前後に形成され、前記第3結合部と前記第4結合部を架け渡すようにして延在されている請求項1に記載の車体構造部材。
【請求項3】
前記第3結合部を含み前記フロアクロスメンバの内側に当該第3結合部及び当該フロアクロスメンバと共に締結される補強部材が設けられている請求項1に記載の車体構造部材。
【請求項4】
前記第1結合部と前記第2結合部の間には、中実部が設けられている請求項1に記載の車体構造部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車体構造部材に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、インナフレーム又はアウタフレームの少なくとも一方が鋳造材により形成されると共にインナフレームとアウタフレームを接合することによって閉断面を形成するフレームの交差部を有する自動車の車体構造に関する技術が開示されている。
【0003】
この先行技術では、さらに、インナフレーム又はアウタフレームの少なくとも一方の交差部において、一方のフレームから他方のフレーム側に向けてリブを延設しリブによって閉断面が閉塞された構成とされ、フレームの交差部の剛性を向上させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平07-267139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方、電気自動車の場合、フロアパネルにおいて、上面側の車両前後方向に延在されるトンネル部、下面側に設けられるリインフォースメントの形成がなくなる場合、フロアパネルの面剛性は低下する。フロアパネルの面剛性が低下すると、フロアパネルの上面側において車両幅方向に延在されるフロアクロスメンバは車両上下方向に変形する可能性がある。
【0006】
本発明は上記事実を考慮し、フロアクロスメンバの車両上下方向の変形を抑制することが可能な車体構造部材を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明に係る車体構造部材は、フロアパネルの車両幅方向の端部に設けられ車両前後方向に延在されかつ車両前後に分断されたロッカ前部及びロッカ後部を含んで構成されたロッカと、車両前後方向の略中央部において車両上下方向に延在されるセンタピラーと、前記フロアパネル上において車両幅方向に沿って延在されるフロアクロスメンバと、の交差部に配置され、前記ロッカ前部、前記ロッカ後部、前記センタピラー及び前記フロアクロスメンバがそれぞれ結合可能な結合部材を備え、前記結合部材は、前記結合部材における車両前後方向の前端部に設けられ、前記ロッカ前部における車両前後方向の後端部に対して外側から覆った状態で結合される第1結合部と、前記結合部材における車両前後方向の後端部に設けられ、前記ロッカ後部における車両前後方向の前端部に対して外側から覆った状態で結合される第2結合部と、前記結合部材における車両前後方向の中央部かつ車両上下方向の上端部に設けられ、前記センタピラーにおける車両上下方向の下端部に対して外側から覆った状態で結合される第3結合部と、前記第3結合部よりも車両上下方向の下方側に設けられ、前記フロアクロスメンバにおける車両幅方向の端部に対して外側から覆った状態で結合される第4結合部と、前記第3結合部と前記第4結合部の間に形成され、前記フロアクロスメンバの延在方向に沿って突設されたリブと、を含んで構成されている。
【0008】
請求項1記載の発明に係る車体構造部材では、ロッカ、センタピラー、フロアクロスメンバの交差部に配置される結合部材を備えている。ロッカは、車両前後に分断され、ロッカ前部及びロッカ後部を含んで構成されており、結合部材は、ロッカ前部、ロッカ後部、センタピラー及びフロアクロスメンバがそれぞれ結合可能とされている。
【0009】
ここで、当該結合部材は、第1結合部、第2結合部、第3結合部、第4結合部及びリブを含んで構成されている。第1結合部は、結合部材の前端部に設けられており、ロッカ前部の後端部に対して外側から覆った状態で結合される。第2結合部は、結合部材の後端部に設けられており、ロッカ後部の前端部に対して外側から覆った状態で結合される。
【0010】
また、第3結合部は、結合部材における車両前後方向の中央部かつ上端部に設けられており、センタピラーの下端部に対して外側から覆った状態で結合される。第4結合部は、第3結合部よりも下方側に設けられており、フロアクロスメンバにおける車両幅方向の端部に対して外側から覆った状態で結合される。
(【0011】以降は省略されています)
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