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公開番号2025117682
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012541
出願日2024-01-31
発明の名称端末装置および通信方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類H04W 72/542 20230101AFI20250805BHJP(電気通信技術)
要約【課題】端末装置と基地局装置とでリソースを効率的に利用することができる。
【解決手段】閾値を示す情報を受信し、受信品質が前記閾値より小さいか否かを判断し、前記受信品質が前記閾値より小さいと判断した場合、ランダムアクセスプロシージャを行うためにSBFD(SubBand non-overlapping Full Duplex)スロットを選択し、前記受信品
質が前記閾値より小さくないと判断した場合、ランダムアクセスプロシージャを行うために上りリンクスロットを選択する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
プロセッサと、コンピュータプログラムコードを格納するメモリと、を備える端末装置であって、閾値を示す情報を受信すること、受信品質が前記閾値より小さいか否かを判断すること、前記受信品質が前記閾値より小さいと判断した場合、ランダムアクセスプロシージャを行うためにSBFD(SubBand non-overlapping Full Duplex)スロットを選択し、
前記受信品質が前記閾値より小さくないと判断した場合、ランダムアクセスプロシージャを行うために上りリンクスロットを選択することを実行する端末装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記受信品質は、RSRP(Reference Signal Received Power)である請求項1に記載の端
末装置。
【請求項3】
前記SBFDスロットにおいてランダムアクセスプロシージャを行う場合、Long preamble formatのランダムアクセスプリアンブルを送信し、前記上りリンクスロットにおいてランダムアクセスプロシージャを行う場合、Short preamble formatのランダムアクセスプリア
ンブルを送信する請求項1に記載の端末装置。
【請求項4】
前記閾値を示す情報を受信しない場合、ランダムアクセスプロシージャを行うためにSBFDスロット、または上りリンクスロットの何れか一方のスロットを選択する請求項1に記載の端末装置。
【請求項5】
端末装置に用いられる通信方法であって、閾値を示す情報を受信するステップと、受信品質が前記閾値より小さいか否かを判断するステップと、前記受信品質が前記閾値より小さいと判断した場合、ランダムアクセスプロシージャを行うためにSBFD(SubBand non-overlapping Full Duplex)スロットを選択し、前記受信品質が前記閾値より小さくないと
判断した場合、ランダムアクセスプロシージャを行うために上りリンクスロットを選択するステップとを含む通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置および通信方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
セルラー移動通信の無線アクセス方式および無線ネットワーク(以下、「Long Term Evolution(LTE)」、または、「EUTRA:Evolved Universal Terrestrial Radio Access」
と称する。)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)において標準化が行われている。LTEにおいて、基地局装置はeNodeB(evolved NodeB)、端末装置はUE(User Equipment)とも呼称される。LTEは、基地局装置
がカバーするエリアをセル状に複数配置するセルラー通信システムである。単一の基地局装置は複数のサービングセルを管理してもよい。
【0003】
3GPPでは、5Gの通信方式として、次世代規格(NR:New Radio)の検討と標準化が行わ
れている。NRは、単一の技術の枠組みにおいて、eMBB(enhanced Mobile BroadBand)、mMTC(massive Machine Type Communication)、URLLC(Ultra Reliable and Low Latency
Communication)の3つのシナリオを想定した要求を満たすことが求められている。
【0004】
3GPPでは、TDD(Time Division Duplex)において下りリンクと上りリンクの同時存在
を可能にする方法が検討されている(非特許文献1)。TDD周波数帯域において下りリン
クサブバンドと上りリンクサブバンドを構成する技術(SBFD:SubBand non-overlapping Full Duplex)が検討されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
"Revised SID: Study on evolution of NR duplex operation ", RP-222110, CMCC, 3GPP TSG RAN Meeting #97 Electronic Meeting, September 12-16, 2022
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上りリンクのみが構成されるスロットと、上りリンクと下りリンクがサブバンド単位で分けられて構成されるスロットが配置されることが検討されている。SBFDに対応していない端末装置は上りリンクと下りリンクがサブバンド単位で分けられて構成されるスロットにおいて上りリンクの送信を行うことはできず、SBFDに対応している端末装置は上りリンクと下りリンクがサブバンド単位で分けられて構成されるスロット(SBFDスロット)と、上りリンクのみが構成されるスロット(上りリンクスロット)において上りリンクの送信を行うことができる。このような状況において、本発明の一態様は、リソースを効率的に利用可能な端末装置、および該端末装置に用いられる通信方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)上記の目的を達成するために、本発明の一態様は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の第1の態様は、プロセッサと、コンピュータプログラムコードを格納するメモリと、を備える端末装置であって、閾値を示す情報を受信すること、受信品質が前記閾値より小さいか否かを判断すること、前記受信品質が前記閾値より小さいと判断した場合、ランダムアクセスプロシージャを行うためにSBFD(SubBand non-overlapping Full Duplex)スロットを選択し、前記受信品質が前記閾値より小さくないと判断した場合
、ランダムアクセスプロシージャを行うために上りリンクスロットを選択することを実行
する。
【0008】
(2)更に、前記受信品質は、RSRP(Reference Signal Received Power)である。
【0009】
(3)更に、前記SBFDスロットにおいてランダムアクセスプロシージャを行う場合、Long preamble formatのランダムアクセスプリアンブルを送信し、前記上りリンクスロットにおいてランダムアクセスプロシージャを行う場合、Short preamble formatのランダム
アクセスプリアンブルを送信する。
【0010】
(4)更に、前記閾値を示す情報を受信しない場合、ランダムアクセスプロシージャを行うためにSBFDスロット、または上りリンクスロットの何れか一方のスロットを選択する。
(【0011】以降は省略されています)

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