TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025118152
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013295
出願日
2024-01-31
発明の名称
画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
1/04 20060101AFI20250805BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】歪みを補正した原稿画像を生成する画像形成装置および制御方法を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、制御部、原稿を光学読み取りする画像入力部及び原稿を搬送する原稿搬送部を備える。制御部は、原稿搬送部によって原稿を搬送しながら、画像入力部によって原稿を読み取ることにより、原稿を画像化した原稿画像を生成し、原稿画像に対して写像関数に係る変換を行うことにより、原稿画像の歪みを補正する。写像関数は、原稿から、画像入力部が原稿を読み取って生成した原稿画像への写像を示す。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
制御部、原稿を光学読み取りする画像入力部、及び、前記原稿を搬送する原稿搬送部を備え、
前記制御部は、
前記原稿搬送部によって前記原稿を搬送しながら、前記画像入力部によって前記原稿を読み取ることにより、前記原稿を画像化した原稿画像を生成し、
前記原稿画像に対して写像関数に係る変換を行うことにより、前記原稿画像の歪みを補正し、
前記写像関数は、前記原稿から、前記画像入力部が前記原稿を読み取って生成した原稿画像への写像を示す、
画像形成装置。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記写像関数は、前記原稿から、搬送方向に沿って等速直線運動をしながら回転運動をする前記原稿を前記原稿画像が読み取って生成する前記原稿画像への写像を示す、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記原稿が名刺サイズであるとき前記補正を行う、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記原稿画像において、互いに対向する2辺それぞれの中点と、前記互いに対向する2辺それぞれの傾きとに基づいて、前記補正のパラメータを算出する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
原稿を搬送しながら、前記原稿を読み取ることにより、前記原稿を画像化した原稿画像を生成し、
前記原稿画像に対して写像関数に係る変換を行うことにより、前記原稿画像の歪みを補正し、
前記写像関数は、前記原稿から、前記画像入力部が前記原稿を読み取って生成した原稿画像への写像を示す、
画像形成装置の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示はスキャナによって生成されるスキャン画像の歪みに関し、特に、原稿送り装置を備えるスキャナにおいて発生するスキャン画像の歪みに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
原稿送り装置を備えるスキャナにおいて、原稿送り装置によって搬送された原稿をスキャンすると、スキャンの過程で生じる原稿のスリップ等に起因して、原稿の搬送状態が変化することがある。こうした搬送状態の変化によって、スキャン画像に歪みが生じることがある。
【0003】
スキャン画像に生じる歪みに関連して、特許文献1には、画像の輪郭をなす多角形を抽出し、抽出した多角形を複数の四角形に分割し、それら複数の四角形をそれぞれ長方形に変形し、変形した長方形を結合して画像を生成することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-123043号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示によって解決しようとする課題は、歪みを補正した原稿画像を生成する画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、制御部、原稿を光学読み取りする画像入力部、及び、前記原稿を搬送する原稿搬送部を備え、前記制御部は、前記原稿搬送部によって前記原稿を搬送しながら、前記画像入力部によって前記原稿を読み取ることにより、前記原稿を画像化した原稿画像を生成し、前記原稿画像に対して搬送状態の変化に対応する写像関数に係る変換を行うことにより、前記原稿画像の歪みを補正し、前記写像関数は、前記原稿から、前記画像入力部が前記原稿を読み取って生成した原稿画像への写像を示す、画像形成装置を提供する。
【0007】
また、本開示は、原稿を搬送しながら、前記原稿を読み取ることにより、前記原稿を画像化した原稿画像を生成し、前記原稿画像に対して写像関数に係る変換を行うことにより、前記原稿画像の歪みを補正し、前記写像関数は、前記原稿から、前記画像入力部が前記原稿を読み取って生成した原稿画像への写像を示す、画像形成装置の制御方法を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、歪みを補正した原稿画像を生成する画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の第1実施形態に係る画像形成装置の機能ブロック図である。
原稿搬送部において原稿が等速直線運動と同時に回転運動をすることによってスキャン画像に生じる歪みについて説明するための図であり、歪みが小さい場合を示す図である。
原稿搬送部において原稿が等速直線運動と同時に回転運動をすることによってスキャン画像に生じる歪みについて説明するための図であり、歪みが中程度の場合を示す図である。
原稿搬送部において原稿が等速直線運動と同時に回転運動をすることによってスキャン画像に生じる歪みについて説明するための図であり、歪みが大きい場合を示す図である。
搬送中に原稿の傾き角度が変化することによる歪みの発生のシミュレートについて説明するための図である。
図6(A)は、図5のシミュレートで原稿として用いた名刺サイズの画像を示す図であり、図6(B)は、図6(A)の画像に対して図5のシミュレートを適用して得られる画像を示す図である。
スキャン画像に含まれる原稿画像から実測して取得する各種数値について説明するための図である。
スキャン画像から原稿画像を検知する処理について説明するためのフローチャートである。
補正処理パラメータの抽出処理について説明するためのフローチャートである。
画像変換と写像関数の関係を説明するための図である。
本開示に係る歪みの補正処理について説明するためのフローチャートである。
歪みが生じたスキャン画像の例である。
図12のスキャン画像に対し、一般的な補正処理の一部である回転処理を適用した状態について説明するための図である。
図13の回転処理を適用した後のスキャン画像に対して、一般的な補正処理の一部である切り取り処理を適用して得られる、補正後のスキャン画像について説明するための図である。
図12のスキャン画像に対し、本開示に係る補正処理を適用して得られる画像について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[1.第1実施形態]
[1.1 ハードウェア構成]
図1は、本開示の第1実施形態に係る画像形成装置の機能ブロック図である。画像形成装置1は、MFP(Multi-Function Printer/Peripheral)或いは複合機であり、典型的には、コピー機能、イメージスキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能を備える。画像形成装置1は、表示部3、操作部5、原稿搬送部7、画像入力部9、画像形成部11、通信部13、接続部15、制御部17、記憶部19を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
店内配信予約システム
1か月前
サクサ株式会社
中継装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
ヤマハ株式会社
信号処理装置
1か月前
日本精機株式会社
画像投映システム
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
9日前
電気興業株式会社
無線中継器
1か月前
キヤノン電子株式会社
モバイル装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像表示装置
2か月前
キヤノン株式会社
通信システム
2か月前
株式会社ニコン
撮像装置
19日前
ブラザー工業株式会社
読取装置
4日前
リオン株式会社
電気機械変換器
2か月前
株式会社クーネル
音響装置
2か月前
シャープ株式会社
表示装置
2か月前
エルメック株式会社
信号伝送回路
2か月前
キヤノン電子株式会社
シート材搬送装置
5日前
パテントフレア株式会社
水中電波通信法
13日前
キヤノン電子株式会社
画像読取システム
2か月前
DXO株式会社
情報処理システム
16日前
個人
外部ヘッダ変換通信装置および通信網
1か月前
テックス通信株式会社
電話システム
1か月前
株式会社オーディオテクニカ
受光器
1か月前
アルプスアルパイン株式会社
音響装置
2か月前
住友建機株式会社
表示システム
1か月前
八重洲無線株式会社
無線中継システム
1か月前
シャープ株式会社
画像読取装置
2か月前
サクサ株式会社
ダウンロード支援装置
5日前
あけび動作の学校株式会社
端末保持具
2か月前
アルプスアルパイン株式会社
音響装置
2か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
移動体
2か月前
株式会社JVCケンウッド
音響システム
1か月前
続きを見る
他の特許を見る