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公開番号2025117769
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012665
出願日2024-01-31
発明の名称シート搬送装置及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人中川国際特許事務所
主分類B65H 7/12 20060101AFI20250805BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】重送検知手段のシート一枚あたりの動作時間を抑制することにより、重送検知手段の寿命を長寿命にすると共に、サービスコストを抑制すること。
【解決手段】シート搬送装置101は、給送部120a、給送部120b又は給送部120cより給送されるシートの種類に応じて超音波を発振する超音波発振センサ2331と、超音波発振センサ2331により発振された超音波を給送部120a、給送部120b又は給送部120cにより給送されるシートを介して受信する超音波受信センサ2332と、を備える重送検知器233a、重送検知器233b及び重送検知器233cを有する。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
シートを搬送するシート搬送装置であって、
シートを積載するシート積載部と、
前記シート積載部に積載されたシートを給送するシート給送手段と、
前記シート給送手段より給送されるシートの重送を検知する重送検知手段と、
を有し、
前記重送検知手段は、
前記シート給送手段より給送されるシートの種類に応じて超音波を発振する超音波発振部と、前記超音波発振部により発振された超音波を前記シート給送手段により給送されるシートを介して受信する超音波受信部と、を備える、
ことを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記超音波発振部は、
超音波を間欠的に所定回数発振すると共に、前記シート給送手段より給送されるシートの種類に応じて前記所定回数を変更する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項3】
前記超音波発振部は、
所定のパルス数のパルス信号を用いて超音波を発振すると共に、前記シート給送手段より給送されるシートの種類に応じて前記所定のパルス数を変更する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
【請求項4】
シートを搬送するシート搬送装置であって、
シートを積載するシート積載部と、
前記シート積載部に積載されたシートを給送するシート給送手段と、
前記シート給送手段より給送されるシートの重送を検知する重送検知手段と、
を有し、
前記重送検知手段は、
前記シート給送手段よりシートが給送される毎に、前記シート給送手段より給送されるシートの種類に応じた回数だけシートの重送を検知する、
ことを特徴とするシート搬送装置。
【請求項5】
前記シートの種類は、
シートの坪量又は表面特性である、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
【請求項6】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
前記シート搬送装置より搬送されるシートに画像を形成する画像形成部と、
を有することを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを搬送するシート搬送装置及びこのシート搬送装置を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
用紙等のシ―トに画像を形成する画像形成装置においては、シートが複数枚重なった状態で搬送される重送が発生する場合がある。重送が発生した場合には、重なって搬送されたシート(以下、「重送シート」と記載する)に画像が形成されないため、画像が形成されていない白紙のシートが成果物の中に紛れ込んでしまう。特に、画像が形成されたシートに製本処理又はステイプル処理を施す場合には、製本処理又はステイプル処理された成果物の中に白紙のシートが介在してしまうという課題がある。
【0003】
これに対して、特許文献1は、重送検知手段により重送シートを検知した際に、通常の搬送路から分岐して設けられたエスケープ搬送路に重送シートを排出する搬送装置を開示している。
【0004】
このような重送検知手段の一つとしては、超音波センサを用いた超音波方式がある。超音波センサは、所定周波数の電圧が印加されることにより振動してシートに対して超音波を発振する超音波発振部と、超音波を受信すると共に受信した超音波に応じて電圧を出力する超音波受信部と、により構成されている。超音波方式では、超音波発振部より発振されてシートを通して減衰した超音波を超音波受信部により受信し、超音波受信部により受信した信号の大きさによって重送を検知する。
【0005】
また、重送検知手段は、パンフレット、本又は広告物等の商品成果物を印刷する商業印刷機の給紙部で用いられることが多い。この理由は、商品成果物を印刷する商業印刷機における品質又は生産性に対する要求は、オフィス系のプリンタにおける品質又は生産性に対する要求よりも高いためである。
【0006】
近年、商業印刷機では、製品が長寿命化していると共に、生涯の総出力プリント枚数が増大している。そのため、製品に搭載される各種パーツに対しても交換費用又は交換時間を抑制するために、長寿命であることが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2021-42077号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、従来においては、印刷機の長寿命化に伴って印刷機の使用中に超音波センサが経年劣化する。特に、商業印刷機の給紙デッキ装置等に超音波センサを使用する場合には、商業印刷機の製品寿命の長寿命に伴って総出力枚数が膨大になるため、超音波センサの寿命をオーバーしてしまう。従って、従来においては、超音波センサが経年劣化した際に、経年劣化に起因して超音波センサの感度が変化して超音波受信部において受信する信号も変化するため、このような受信信号の変化を考慮する必要があるという課題を有する。
【0009】
また、このような課題を解消するためには、超音波センサの経年劣化がある程度進行した際に超音波センサを交換する必要があり、サービスコストの上昇を招くという課題を有する。
【0010】
本発明の目的は、重送検知手段のシート一枚あたりの動作時間を抑制することにより、重送検知手段を長寿命にすることができると共に、サービスコストを抑制することができるシート搬送装置及び画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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