TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025118198
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013367
出願日2024-01-31
発明の名称超音波診断装置および超音波診断プログラム
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類A61B 8/08 20060101AFI20250805BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本発明の目的は、被検体の組織の評価を容易にする超音波診断装置および超音波診断プログラムを提供することである。
【解決手段】不規則性解析部22は、被検体14における異なる位置で取得された複数のBモード画像のそれぞれについて、複数の特徴点を抽出する特徴点抽出処理と、複数のBモード画像画像のそれぞれについて抽出された特徴点に基づいて、被検体14内の組織の不規則性を示す情報を生成する評価処理とを実行する。評価処理は、2つのBモード画像のうちの一方の特徴点と他方の特徴点との間の特徴点距離を、2つのBモード画像のそれぞれにおける各特徴点について求める距離評価処理を、複数のBモード画像のうちの基準Bモード画像と、他の複数のBモード画像のそれぞれとの各画像ペアについて実行する処理と、各画像ペアにおける各特徴点について求められた特徴点距離に基づいて不規則性を示す情報を生成する処理とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被検体における異なる位置で取得された複数の超音波画像のそれぞれについて、複数の特徴点を抽出する特徴点抽出処理と、
複数の前記超音波画像のそれぞれについて抽出された特徴点に基づいて、前記被検体内の組織の不規則性を示す情報を生成する評価処理と、
を実行する情報処理部を備えることを特徴とする超音波診断装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
請求項1に記載の超音波診断装置であって、
前記評価処理は、
2つの前記超音波画像のうちの一方の特徴点と、当該一方の特徴点に対応する他方の特徴点との間の特徴点距離を、2つの前記超音波画像のそれぞれにおける各特徴点について求める距離評価処理を、複数の前記超音波画像のうちいずれか1つである基準超音波画像と、他の複数の前記超音波画像のそれぞれとの各画像ペアについて実行する処理と、
各前記画像ペアにおける各特徴点について求められた前記特徴点距離に基づいて前記不規則性を示す情報を生成する処理と、を含むことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項3】
請求項2に記載の超音波診断装置であって、
前記距離評価処理は、
前記画像ペアのうちの一方である前記基準超音波画像に対する他方のずれを求める処理を含み、当該他方の特徴点の位置を、その求められたずれによって補正した上で、前記特徴点距離を求める処理を含むことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載の超音波診断装置であって、
前記情報処理部は、
前記基準超音波画像における各特徴点に対し、各前記画像ペアについて求められた前記特徴点距離に基づいて色彩を決定し、
前記基準超音波画像における各特徴点に対応する局所領域に色彩が付された画像を生成することを特徴とする超音波診断装置。
【請求項5】
請求項1に記載の超音波診断装置であって、
前記評価処理は、
複数の前記超音波画像のそれぞれについて、複数の特徴点によって定義される特徴点外形を求め、
複数の前記超音波画像のうちいずれか1つである基準超音波画像と、他の複数の前記超音波画像のそれぞれとの各画像ペアについて、一方の特徴点外形と他方の特徴点外形との差異情報を求める特徴点外形評価処理を実行する処理と、
各前記画像ペアについて求められた前記差異情報に基づいて、前記不規則性を示す情報を生成する処理と、を含むことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項6】
請求項5に記載の超音波診断装置であって、
前記特徴点外形評価処理は、
前記画像ペアのうちの一方である前記基準超音波画像に対する他方のずれを求める処理を含み、当該他方の特徴点外形の位置を、その求められたずれによって補正した上で、前記差異情報を求める処理を含むことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項7】
請求項1に記載の超音波診断装置であって、
前記特徴点は、
前記超音波画像に現れる幾何学的特徴を示す特徴量が極大となる点、または所定の閾値を超える点であることを特徴とする超音波診断装置。
【請求項8】
被検体における異なる位置で取得された複数の超音波画像のそれぞれについて、複数の特徴点を抽出する特徴点抽出処理と、
複数の前記超音波画像のそれぞれについて抽出された特徴点に基づいて、前記被検体内の組織の不規則性を示す情報を生成する評価処理と、
をプロセッサに実行させることを特徴とする超音波診断プログラム。
【請求項9】
請求項8に記載の超音波診断プログラムであって、
前記評価処理は、
2つの前記超音波画像のうちの一方の特徴点と、当該一方の特徴点に対応する他方の特徴点との間の特徴点距離を、2つの前記超音波画像のそれぞれにおける各特徴点について求める距離評価処理を、複数の前記超音波画像のうちいずれか1つである基準超音波画像と、他の複数の前記超音波画像のそれぞれとの各画像ペアについて実行する処理と、
各前記画像ペアにおける各特徴点について求められた前記特徴点距離に基づいて前記不規則性を示す情報を生成する処理と、を含むことを特徴とする超音波診断プログラム。
【請求項10】
請求項8に記載の超音波診断プログラムであって、
前記評価処理は、
複数の前記超音波画像のそれぞれについて、複数の特徴点によって定義される特徴点外形を求め、
複数の前記超音波画像のうちいずれか1つである基準超音波画像と、他の複数の前記超音波画像のそれぞれとの各画像ペアについて、一方の特徴点外形と他方の特徴点外形との差異情報を求める特徴点外形評価処理を実行する処理と、
各前記画像ペアについて求められた前記差異情報に基づいて、前記不規則性を示す情報を生成する処理と、を含むことを特徴とする超音波診断プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、超音波診断装置および超音波診断プログラムに関し、特に、被検体内の組織の評価に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
腫瘍の良悪性の判断に超音波診断装置が用いられている。一般に、腫瘍の良悪性の判断は、超音波診断装置によって取得されたBモード画像等の超音波画像を参照した医師によって人為的に行われている。引用文献1には、時系列で取得された複数の超音波画像によって血管腫の診断を行うことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-54815号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
悪性腫瘍には、良性腫瘍に比べて内部構造の不規則性が高いという特徴がある。この特徴に着目して、超音波診断装置によって腫瘍の良悪性の判断を行うことが考えられている。しかし、医師には多大な経験が要され、多大な労力が課される。そこで、超音波診断装置によって、腫瘍の良悪性の判定を容易に行う技術が求められている。
【0005】
本発明の目的は、被検体の組織の評価を容易にする超音波診断装置および超音波診断プログラムを提供することである。
ことである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る超音波診断装置は、被検体における異なる位置で取得された複数の超音波画像のそれぞれについて、複数の特徴点を抽出する特徴点抽出処理と、複数の前記超音波画像のそれぞれについて抽出された特徴点に基づいて、前記被検体内の組織の不規則性を示す情報を生成する評価処理と、を実行する情報処理部を備えることを特徴とする。
【0007】
1つの実施形態では、前記評価処理は、2つの前記超音波画像のうちの一方の特徴点と、当該一方の特徴点に対応する他方の特徴点との間の特徴点距離を、2つの前記超音波画像のそれぞれにおける各特徴点について求める距離評価処理を、複数の前記超音波画像のうちいずれか1つである基準超音波画像と、他の複数の前記超音波画像のそれぞれとの各画像ペアについて実行する処理と、各前記画像ペアにおける各特徴点について求められた前記特徴点距離に基づいて前記不規則性を示す情報を生成する処理と、を含む。
【0008】
1つの実施形態では、前記距離評価処理は、前記画像ペアのうちの一方である前記基準超音波画像に対する他方のずれを求める処理を含み、当該他方の特徴点の位置を、その求められたずれによって補正した上で、前記特徴点距離を求める処理を含む。
【0009】
1つの実施形態では、前記情報処理部は、前記基準超音波画像における各特徴点に対し、各前記画像ペアについて求められた前記特徴点距離に基づいて色彩を決定し、前記基準超音波画像における各特徴点に対応する局所領域に色彩が付された画像を生成する。
【0010】
1つの実施形態では、前記評価処理は、複数の前記超音波画像のそれぞれについて、複数の特徴点によって定義される特徴点外形を求め、複数の前記超音波画像のうちいずれか1つである基準超音波画像と、他の複数の前記超音波画像のそれぞれとの各画像ペアについて、一方の特徴点外形と他方の特徴点外形との差異情報を求める特徴点外形評価処理を実行する処理と、各前記画像ペアについて求められた前記差異情報に基づいて、前記不規則性を示す情報を生成する処理と、を含む。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
健康器具
6か月前
個人
歯茎みが品
6か月前
個人
鼾防止用具
5か月前
個人
短下肢装具
27日前
個人
洗井間専家。
4か月前
個人
脈波測定方法
6か月前
個人
嚥下鍛錬装置
1か月前
個人
導電香
6か月前
個人
マッサージ機
6か月前
個人
白内障治療法
5か月前
個人
前腕誘導装置
1か月前
個人
脈波測定方法
5か月前
個人
歯の修復用材料
1か月前
個人
バッグ式オムツ
2か月前
個人
ホバーアイロン
4か月前
個人
矯正椅子
2か月前
個人
湿布連続貼り機。
今日
個人
車椅子持ち上げ器
5か月前
個人
歯の保護用シール
2か月前
個人
哺乳瓶冷まし容器
25日前
三生医薬株式会社
錠剤
5か月前
個人
陣痛緩和具
1か月前
個人
シャンプー
3か月前
個人
口内洗浄具
6か月前
株式会社 MTG
浴用剤
6か月前
個人
服薬支援装置
5か月前
個人
性行為補助具
17日前
株式会社大野
骨壷
1か月前
株式会社結心
手袋
5か月前
株式会社八光
剥離吸引管
2か月前
個人
尿バッグカバー
6か月前
株式会社ダリヤ
皮膚化粧料
5か月前
株式会社松風
口腔用組成物
1か月前
株式会社ニデック
眼科装置
6か月前
株式会社ダリヤ
毛髪化粧料
6か月前
個人
腰用サポーター
5か月前
続きを見る