TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025118359
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013635
出願日
2024-01-31
発明の名称
シート搬送装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ぱてな
主分類
B65H
1/00 20060101AFI20250805BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】第1サイドガイドの位置を精度良く検出できるシート搬送装置を提供する。
【解決手段】シート搬送装置1は、給送方向DF1に給送されるシートSHが載置されるシートトレイ100と、給送方向DF1と直交する幅方向に直動してシートトレイ100上のシートSHを幅方向において位置決めする第1サイドガイド110と、第1サイドガイド110と当接することで幅方向に直動する移動部材50と、移動部材50の位置に応じた信号を出力するセンサ70と、センサ70の信号に応じて第1サイドガイド110の位置を検出する制御部C1と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
給送方向に給送されるシートが載置されるシートトレイと、
前記給送方向と直交する幅方向に直動して前記シートトレイ上のシートを前記幅方向において位置決めする第1サイドガイドと、
前記第1サイドガイドと当接することで前記幅方向に直動する移動部材と、
前記移動部材の位置に応じた信号を出力するセンサと、
前記センサの前記信号に応じて前記第1サイドガイドの位置を検出する制御部と、
を備えることを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記移動部材を支持するフレームを備え、
前記センサは、前記移動部材に当接することで変位するセンサアクチュエータと、前記センサアクチュエータを変位可能に支持するとともに前記フレームに支持されるセンサ本体と、を有する接触式センサであり、
前記移動部材は、
前記フレームによって前記幅方向に直動するように案内される被案内部と、
前記フレームによって前記幅方向と直交する第1方向の一方に移動することが規制される被規制部と、
前記センサ本体に対して前記第1方向の前記一方に離れて位置し、前記センサアクチュエータと当接可能なセンサ当接部であって、前記幅方向に沿って見て、前記被案内部と前記被規制部との間に位置する前記センサ当接部と、を一体に有している請求項1記載のシート搬送装置。
【請求項3】
前記第1方向は上下方向であり、
前記第1方向の前記一方は上方であり、
前記給送方向は上下方向と交差し、
前記被規制部、前記センサ当接部及び前記センサ本体は、前記被案内部よりも上方、かつ前記給送方向の上流に位置し、
前記移動部材は、前記被案内部から上方に向かって延びた後に前記給送方向の上流に向かって延びて前記センサ当接部に接続する中間部を一体に有している請求項2記載のシート搬送装置。
【請求項4】
前記第1サイドガイドから前記幅方向の一方に離れた位置で前記移動部材を支持するフレームと、
前記移動部材を前記幅方向の他方に向けて付勢する付勢バネと、
を備え、
前記付勢バネは、前記幅方向に延びるコイル軸心を有し、前記幅方向の前記一方の端部が前記フレームに係止され、前記幅方向の他方の端部が前記移動部材に係止された圧縮コイルバネであり、
前記移動部材は、前記被案内部における前記幅方向の前記他方に位置して前記第1サイドガイドに対向する先端に形成され、前記第1サイドガイドと当接可能な当接面を有し、
前記当接面は、前記コイル軸心と交差している請求項1乃至3のいずれか1項記載のシート搬送装置。
【請求項5】
前記被案内部は、前記幅方向に延びる溝を有し、前記溝内に前記圧縮コイルバネを収容している請求項4記載のシート搬送装置。
【請求項6】
前記第1サイドガイドから前記幅方向の一方に離れた位置で前記移動部材を支持するフレームと、
前記移動部材を前記幅方向の他方に向けて付勢する付勢バネと、
前記シートトレイ上のシートに対して前記幅方向の前記他方に位置する第2サイドガイドと、
前記第1サイドガイドと前記第2サイドガイドとを前記幅方向において接近及び離隔させるラック・ピニオン機構であって、前記幅方向における前記第1サイドガイドと前記第2サイドガイドとの間で前記シートトレイに回転可能に支持されたピニオンギヤと、前記幅方向に並ぶ複数のギヤ歯を有して前記ピニオンギヤと噛み合う第1ラック歯を有し、前記第1サイドガイドと一体で前記幅方向に移動する第1ラック部と、前記幅方向に並ぶ複数のギヤ歯を有して前記第1ラック部とは反対側において前記ピニオンギヤと噛み合う第2ラック歯を有し、前記第2サイドガイドと一体で前記幅方向に移動する第2ラック部と、を有する前記ラック・ピニオン機構と、
を備え、
前記シートトレイは、前記第1ラック部が前記給送方向の上流に移動することを規制する第1規制面と、前記第1ラック部が前記給送方向の下流に移動することを規制する第2規制面と、を有し、
前記移動部材は、前記給送方向において前記第1規制面と前記第2規制面との間で、前記第1サイドガイドと当接する請求項1乃至3のいずれか1項記載のシート搬送装置。
【請求項7】
前記第1サイドガイドから前記幅方向の一方に離れた位置で前記移動部材を支持するフレームと、
前記移動部材を前記幅方向の他方に向けて付勢する付勢バネと、
前記シートトレイ上のシートに対して前記幅方向の前記他方に位置する第2サイドガイドと、
前記第1サイドガイドと前記第2サイドガイドとを前記幅方向において接近及び離隔させるラック・ピニオン機構であって、前記幅方向における前記第1サイドガイドと前記第2サイドガイドとの間で前記シートトレイに回転可能に支持されたピニオンギヤと、前記幅方向に並ぶ複数のギヤ歯を有して前記ピニオンギヤと噛み合う第1ラック歯を有し、前記第1サイドガイドと一体で前記幅方向に移動する第1ラック部と、前記幅方向に並ぶ複数のギヤ歯を有して前記第1ラック部とは反対側において前記ピニオンギヤと噛み合う第2ラック歯を有し、前記第2サイドガイドと一体で前記幅方向に移動する第2ラック部と、を有する前記ラック・ピニオン機構と、
を備え、
前記第2サイドガイドは、前記シートトレイと噛み合うロック爪と、操作されて変位することにより前記ロック爪と前記シートトレイとの噛み合いを解除する摘みと、を有している請求項1乃至3のいずれか1項記載のシート搬送装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はシート搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に従来のシート搬送装置の一例が開示されている。このシート搬送装置において、その図2に示すように、カセットには、給送方向に給送されるシートが積載される。その図1に示すように、横規制板は、給送方向と直交する幅方向に直動してカセット上のシートを幅方向において位置決めする。その図4に示すように、カムは、アームを有している。カムは、アームが横規制板と当接することで回転軸周りに回動する。スイッチは、回動するカムが突起を押す位置に応じたON/OFF信号を出力する。その図2に示すコントロールユニットは、スイッチの信号に応じて横規制板の位置を検出し、カセットに積載されたシートのサイズを決定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-124504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記従来のシート搬送装置において、横規制板の移動方向、すなわち幅方向の直動と、横規制板に当接して移動するカムの移動方向、すなわち回転軸周りの回動と、が異なっている。
【0005】
この構成により、横規制板の位置に対してカムの動きが追従しきれない場合があり、それに応じてスイッチが出力するON/OFF信号もがばらつき易くなるおそれがある。その結果、コントロールユニットは、スイッチの信号に応じて横規制板の位置を精度良く検出することが難しくなるおそれがある。
【0006】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、第1サイドガイドの位置を精度良く検出できるシート搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のシート搬送装置は、給送方向に給送されるシートが載置されるシートトレイと、
前記給送方向と直交する幅方向に直動して前記シートトレイ上のシートを前記幅方向において位置決めする第1サイドガイドと、
前記第1サイドガイドと当接することで前記幅方向に直動する移動部材と、
前記移動部材の位置に応じた信号を出力するセンサと、
前記センサの前記信号に応じて前記第1サイドガイドの位置を検出する制御部と、
を備えることを特徴とする。
【0008】
本発明のシート搬送装置において、第1サイドガイドの移動方向と、第1サイドガイドに当接して移動する移動部材の移動方向と、は、どちらも幅方向の直動であって、一致している。
【0009】
この構成により、第1サイドガイドの位置に対して移動部材の動きが確実性高く追従できるので、移動部材の位置に応じてセンサが出力する信号がばらつき難くなる。その結果、制御部は、センサの信号に応じて第1サイドガイドの位置を精度良く検出できる。
【0010】
したがって、本発明のシート搬送装置は、第1サイドガイドの位置を精度良く検出でき、その結果、シートトレイに載置されたシートのサイズを精度良く決定できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
箱
10か月前
個人
ゴミ箱
10か月前
個人
収容箱
1か月前
個人
包装体
10か月前
個人
コンベア
2か月前
個人
段ボール箱
4か月前
個人
ゴミ収集器
4か月前
個人
容器
7か月前
個人
段ボール箱
4か月前
個人
土嚢運搬器具
6か月前
個人
楽ちんハンド
2か月前
個人
角筒状構造体
3か月前
個人
宅配システム
4か月前
個人
パウチ補助具
9か月前
個人
折り畳み水槽
10か月前
個人
コード類収納具
5か月前
個人
お薬の締結装置
3か月前
個人
廃棄物収容容器
9日前
個人
ダンボール宝箱
10か月前
個人
閉塞装置
7か月前
個人
積み重ね用補助具
12日前
個人
貯蔵サイロ
4か月前
個人
蓋閉止構造
1か月前
個人
蓋閉止構造
1か月前
株式会社コロナ
梱包材
3か月前
個人
把手付米袋
2か月前
個人
ゴミ処理機
6か月前
個人
圧縮収納袋
11か月前
株式会社和気
包装用箱
6か月前
三甲株式会社
容器
3か月前
三甲株式会社
容器
3か月前
三甲株式会社
蓋体
5か月前
株式会社イシダ
搬送装置
4か月前
個人
袋入り即席麺
5か月前
株式会社イシダ
包装装置
10か月前
個人
輸送積荷用動吸振器
3か月前
続きを見る
他の特許を見る