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公開番号
2025119391
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-14
出願番号
2024014268
出願日
2024-02-01
発明の名称
振れ止め装置、工作機械及びワーク供給加工システム
出願人
株式会社ツガミ
代理人
個人
,
個人
主分類
B23B
13/08 20060101AFI20250806BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】種々の断面形状のワークの振れ止めに対応することができる振れ止め装置、工作機械及びワーク供給加工システムを提供する。
【解決手段】工作機械1で加工されるワークWの振れ止め装置70である。振れ止め装置70は、ワークWを軸回転させる主軸11の端部に接続され、主軸11とともに軸回転する振れ止めパイプ90と、振れ止めパイプ90の内部及び主軸11の内部に設けられ、ワークWの断面形状に対応する保持孔が形成され、保持孔に挿入されたワークWを保持する振れ止めブッシュ20,21と、振れ止めパイプ90を、主軸11との接続箇所から離れた位置で回転可能に支持する軸受83と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
工作機械で加工されるワークの振れ止め装置であって、
前記ワークを軸回転させる主軸の端部に接続され、前記主軸とともに軸回転する振れ止めパイプと、
前記振れ止めパイプの内部及び前記主軸の内部に設けられ、前記ワークの断面形状に対応する保持孔が形成され、前記保持孔に挿入された前記ワークを保持する振れ止めブッシュと、
前記振れ止めパイプを、前記主軸との接続箇所から離れた位置で回転可能に支持する軸受と、
を備える振れ止め装置。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記軸受は、前記振れ止めパイプの中心位置を、前記主軸の中心位置と合わせるための調整機構に設けられている、
請求項1に記載の振れ止め装置。
【請求項3】
前記主軸を有し、前記主軸を軸回転させる主軸ユニットと、
請求項1または2に記載の振れ止め装置と、を備える、
工作機械。
【請求項4】
請求項3に記載の工作機械と、
前記工作機械の後側に位置し、前記振れ止めパイプを通して前記主軸ユニットにワークを供給するワーク供給装置と、を備え、
前記ワーク供給装置は、ワークに対して前後に移動可能な押棒を有し、
前記押棒は、前進することで前記ワークの端面を押して前記主軸ユニットの先端側にワークを送り、後退することで前記ワークから離れる、
ワーク供給加工システム。
【請求項5】
前記主軸ユニットは、前記ワーク供給装置から供給されるワークの位相と前記振れ止めブッシュの位相とが合うように、前記主軸を所定の回転角度で回転を停止させる、
請求項4に記載のワーク供給加工システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、振れ止め装置、工作機械及びワーク供給加工システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、主軸よりも長いワーク(素材、棒材)を工作機械に供給する場合、ワークの振れを抑制するための振れ止め装置が取り付けられる。例えば、特許文献1には、連結部材を介して主軸に振れ止め装置を連結した工作機械が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-69627号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示の技術は、断面が円形状のワークの振れ止めを抑制するための構成を開示しており、円形状以外のワークの振れ止めに対応することがむずかしい。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、種々の断面形状のワークの振れ止めに対応することができる振れ止め装置、工作機械及びワーク供給加工システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の振れ止め装置は、工作機械で加工されるワークの振れ止め装置であって、前記ワークを軸回転させる主軸の端部に接続され、前記主軸とともに軸回転する振れ止めパイプと、前記振れ止めパイプの内部及び前記主軸の内部に設けられ、前記ワークの断面形状に対応する保持孔が形成され、前記保持孔に挿入された前記ワークを保持する振れ止めブッシュと、前記振れ止めパイプを、前記主軸との接続箇所から離れた位置で回転可能に支持する軸受と、を備える。
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の工作機械は、前記主軸を有し、前記主軸を軸回転させる主軸ユニットと、上記の振れ止め装置と、を備える。
【0008】
上記目的を達成するため、本発明のワーク供給加工システムは、上記の工作機械と、前記工作機械の後側に位置し、前記振れ止めパイプを通して前記主軸ユニットにワークを供給するワーク供給装置と、を備え、前記ワーク供給装置は、ワークに対して前後に移動可能な押棒を有し、前記押棒は、前進することで前記ワークの端面を押して前記主軸ユニットの先端側にワークを送り、後退することで前記ワークから離れる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、種々の断面形状のワークの振れ止めに対応することができる振れ止め装置、工作機械及びワーク供給加工システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態に係る工作機械の一部を断面で示した正面図である。
本発明の実施の形態に係る工作機械の平面図である。
図1中の“III”部の工作機械の拡大図である。
図1中の“IV”部の工作機械の拡大図である。
(a)は図3中の断面線Va-Vaで切断した工作機械の断面図、(b)は図4中の断面線Vb-Vbで切断した工作機械の断面図である。
本発明の実施の形態に係る工作機械の側面図である。
(a)は本発明の実施の形態に係る主軸ユニットの先端側の断面図であり、(b)は比較対象技術に係る主軸ユニットの先端側の断面図である。
(a)は本発明の実施の形態に係る主軸ユニットの先端側の断面図であり、(b)は比較対象技術に係る主軸ユニットの先端側の断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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