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公開番号2025120226
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2025091694,2021118579
出願日2025-06-02,2021-07-19
発明の名称処理システム
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65H 29/60 20060101AFI20250807BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】使い勝手のよい処理システムを提供する。
【解決手段】処理システムは、画像が記録された1以上の媒体99が積載されるスタッカー14と、媒体を保持する保持部17と、スタッカーから保持部に向かって延びる処理経路16と、スタッカーから処理経路に媒体を搬送するピックローラー23と、処理経路を搬送される媒体を読み取る読取部18と、媒体を保持部に搬送するか否かの指標を示す指標データA2を記憶する制御部19と、を備え、制御部は、ユーザーから処理命令を受けることによって、ピックローラーによりスタッカーから処理経路に媒体を搬送させ、読取部が媒体を読み取ることによって得られる読取データA1と指標データとに基づいて、媒体を保持部に搬送するか否かを判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
画像が記録された1以上の媒体が積載されるスタッカーと、
媒体を保持する保持部と、
前記スタッカーから前記保持部に向かって延びる処理経路と、
前記スタッカーから前記処理経路に媒体を搬送するピックローラーと、
前記処理経路を搬送される媒体を読み取る読取部と、
媒体を前記保持部に搬送するか否かの指標を示す指標データを記憶する制御部と、を備え、
前記制御部は、
ユーザーから処理命令を受けることによって、前記ピックローラーにより前記スタッカーから前記処理経路に媒体を搬送させ、
前記読取部が媒体を読み取ることによって得られる読取データと前記指標データとに基づいて、媒体を前記保持部に搬送するか否かを判定することを特徴とする処理システム。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記読取データは、媒体に記録された画像のスキャンデータであり、
前記指標データは、ユーザーから送信される画像データであり、
前記制御部は、前記読取データと前記指標データとの画像一致率に基づいて、媒体を前記保持部に搬送するか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の処理システム。
【請求項3】
前記処理経路から分岐する分岐経路を備え、
前記分岐経路は、前記処理経路において前記読取部と前記保持部との間となる位置から前記スタッカーに向かって延びることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の処理システム。
【請求項4】
前記処理経路において前記分岐経路が分岐する分岐点と前記保持部との間に位置するスイッチバックローラーを備え、
前記スイッチバックローラーは、媒体をスイッチバックさせることによって、前記処理経路から前記分岐経路に媒体を搬送することを特徴とする請求項3に記載の処理システム。
【請求項5】
前記制御部は、
第1モード、又は、第2モードを選択可能であり、
前記第1モードでは、前記読取部によって媒体を読み取り、前記読取データと前記指標データとに基づいて媒体を前記保持部に搬送するか否かを判定し、
前記第2モードでは、前記読取部によって媒体を読み取ることなく、媒体を前記保持部に向けて搬送することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の処理システム。
【請求項6】
前記スタッカーに積載される媒体を検知する検知センサーを備えることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の処理システム。
【請求項7】
前記ピックローラーは、前記スタッカーに積載される複数の媒体のうち、最も上方に位置する媒体に接触することを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の処理システム。
【請求項8】
前記スタッカーを上下に移動させる移動機構を備えることを特徴とする請求項7に記載の処理システム。
【請求項9】
前記ピックローラーは、前記スタッカーに積載される複数の媒体のうち、最も下方に位置する媒体に接触することを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、処理システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、処理システムの一例として、画像が記録された媒体が積載されるスタッカーと、媒体を保持する保持部と、媒体を読み取る読取部とを備える画像形成装置が記載されている。この画像形成装置は、読取部による読取結果に基づいて、その媒体を保持部に搬送するか否かを判定する。画像形成装置は、媒体を保持部に搬送することによって、媒体を処理する。
【0003】
特許文献1に記載される画像形成装置では、スタッカーに媒体が一定時間放置されると、読取部がその媒体を読み取る。画像形成装置は、読取結果からユーザーを特定し、スタッカーに媒体が放置されていることをそのユーザーに通知する。画像形成装置は、スタッカーに媒体が放置されていることをユーザーに通知したにもかかわらず、スタッカーに媒体が放置されている場合には、その媒体を保持部に搬送する。このように、画像形成装置は、読取結果に基づいて、ユーザーがスタッカーから媒体を引き取らないと判定した場合に、その媒体を処理する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-292055号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されているような処理システムでは、時間の経過によって自動的に媒体がスタッカーから保持部に搬送される。そのため、ユーザーの意図に反して、自動的に媒体がスタッカーから保持部に搬送されるおそれがある。したがって、処理システムの使い勝手において、改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する処理システムは、画像が記録された1以上の媒体が積載されるスタッカーと、媒体を保持する保持部と、前記スタッカーから前記保持部に向かって延びる処理経路と、前記スタッカーから前記処理経路に媒体を搬送するピックローラーと、前記処理経路を搬送される媒体を読み取る読取部と、媒体を前記保持部に搬送するか否かの指標を示す指標データを記憶する制御部と、を備え、前記制御部は、ユーザーから処理命令を受けることによって、前記ピックローラーにより前記スタッカーから前記処理経路に媒体を搬送させ、前記読取部が媒体を読み取ることによって得られる読取データと前記指標データとに基づいて、媒体を前記保持部に搬送するか否かを判定する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
処理システムの第1実施形態を示す記録装置の側面図である。
制御部が実行するルーチンの一例を示すフローチャートである。
処理システムの第2実施形態を示す記録装置の側面図である。
センサーフラグが媒体に接触するときの側面図である。
センサーフラグに媒体が積載されるときの側面図である。
検知センサーがセンサーフラグを検知するときの側面図である。
センサーフラグが元の位置に復帰するときの側面図である。
処理システムの第3実施形態を示す仕分け装置の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<第1実施形態>
処理システムの第1実施形態である記録装置について図を参照しながら説明する。記録装置は、例えば、用紙、布帛などの媒体に液体の一例であるインクを吐出することによって、文字、写真などの画像を記録するインクジェット式のプリンターである。
【0009】
図1に示すように、記録装置10は、筐体11と、記録部12と、排出経路13と、スタッカー14と、搬送部15と、処理経路16と、保持部17と、読取部18と、制御部19とを備える。
【0010】
筐体11は、記録装置10が備える種々の構成を収容する。第1実施形態では、筐体11は、開口面21を有する。開口面21には、排出経路13の端部、処理経路16の端部が開口する。
(【0011】以降は省略されています)

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