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公開番号2025120524
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-18
出願番号2024015342
出願日2024-02-05
発明の名称サーバ装置、サーバ装置の方法及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06Q 20/06 20120101AFI20250808BHJP(計算;計数)
要約【課題】遊園地等の所定エリアに限り使用可能な決済手段を提供する、サーバ装置を提供する。
【解決手段】サーバ装置は、記憶手段と、決済制御手段と、を備える。記憶手段は、複数のアカウントそれぞれにおいて、架空通貨の残高と、第2の利用者の生体情報と、を対応付けて記憶する。第2の利用者は、各アカウントの名義人である第1の利用者とは異なる利用者であって、架空通貨を使用できる利用者である。決済制御手段は、決済端末から、商品又はサービスを購入しようとする購入希望者の生体情報を含む決済要求を受信する。決済制御手段は、受信した決済要求に含まれる生体情報と記憶された生体情報を用いた照合処理により、購入希望者の生体情報が記憶されたアカウントを特定する。決済制御手段は、特定されたアカウントに記憶された架空通貨を用いて商品又はサービスに関する決済処理を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のアカウントそれぞれにおいて、所定のエリア内で使用可能な架空通貨の残高と、各アカウントの名義人である第1の利用者とは異なる利用者であって、前記架空通貨を使用できる第2の利用者の生体情報と、を対応付けて記憶する、記憶手段と、
前記所定のエリアに設置された決済端末から、商品又はサービスを購入しようとする購入希望者の生体情報を含む決済要求を受信し、前記受信した決済要求に含まれる生体情報と前記記憶された生体情報を用いた照合処理により、前記購入希望者の生体情報が記憶されたアカウントを特定し、前記特定されたアカウントに記憶された前記架空通貨を用いて前記商品又はサービスに関する決済処理を行う、決済制御手段と、
を備える、サーバ装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1の利用者が前記架空通貨の払い戻しを希望しない場合、前記払い戻しを希望しない第1の利用者が保有する前記架空通貨の残高に応じた特典を、前記払い戻しを希望しない第1の利用者に与える、アカウント管理手段をさらに備える、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項3】
有効期間が第1の期間である第1の架空通貨、又は、前記有効期間が前記第1の期間よりも長い第2の期間である第2の架空通貨を前記第1の利用者に販売する、架空通貨販売手段をさらに備える、請求項2に記載のサーバ装置。
【請求項4】
前記架空通貨の利用履歴に関する情報を前記第1の利用者に提供する、情報提供制御手段をさらに備える、請求項3に記載のサーバ装置。
【請求項5】
前記第2の利用者が前記所定のエリア内において所定のミッションを達成すると、前記所定のミッションを達成した第2の利用者に対して、前記架空通貨を特典として付与する、特典制御手段をさらに備える、請求項4に記載のサーバ装置。
【請求項6】
前記決済制御手段は、前記第2の利用者が前記架空通貨を使用すると、前記第2の利用者が前記架空通貨を使用したことを前記第1の利用者に通知する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のサーバ装置。
【請求項7】
前記決済制御手段は、
前記購入希望者の生体情報と前記商品又はサービスの決済に関する決済情報を含む前記決済要求を受信し、
前記受信した決済情報に含まれる前記商品又はサービスの代金と前記架空通貨の残高を用いて前記商品又はサービスに関する前記決済処理を行う、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のサーバ装置。
【請求項8】
前記記憶手段は、前記架空通貨の残高と、前記第1の利用者の生体情報と、前記第2の利用者の生体情報と、を対応付けて記憶する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のサーバ装置。
【請求項9】
複数のアカウントそれぞれにおいて、所定のエリア内で使用可能な架空通貨の残高と、各アカウントの名義人である第1の利用者とは異なる利用者であって、前記架空通貨を使用できる第2の利用者の生体情報と、を対応付けて記憶する、記憶工程と、
前記所定のエリアに設置された決済端末から、商品又はサービスを購入しようとする購入希望者の生体情報を含む決済要求を受信し、前記受信した決済要求に含まれる生体情報と前記記憶された生体情報を用いた照合処理により、前記購入希望者の生体情報が記憶されたアカウントを特定し、前記特定されたアカウントに記憶された前記架空通貨を用いて前記商品又はサービスに関する決済処理を行う、決済制御工程と、
を備える、サーバ装置の制御方法。
【請求項10】
サーバ装置に搭載されたコンピュータに、
複数のアカウントそれぞれにおいて、所定のエリア内で使用可能な架空通貨の残高と、各アカウントの名義人である第1の利用者とは異なる利用者であって、前記架空通貨を使用できる第2の利用者の生体情報と、を対応付けて記憶する、記憶処理と、
前記所定のエリアに設置された決済端末から、商品又はサービスを購入しようとする購入希望者の生体情報を含む決済要求を受信し、前記受信した決済要求に含まれる生体情報と前記記憶された生体情報を用いた照合処理により、前記購入希望者の生体情報が記憶されたアカウントを特定し、前記特定されたアカウントに記憶された前記架空通貨を用いて前記商品又はサービスに関する決済処理を行う、決済制御処理と、
を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
商品等の購入時に使用可能なクーポンやポイントに関する技術が存在する。
【0003】
例えば、特許文献1には、来店時に紙のクーポンやポイントカードを忘れた場合でも、利用者はクーポンの特典及びポイント付与を受けることができる技術が開示されている。特許文献1のサーバ装置は、特定部と、判定部と、提示部と、を有する。特定部は、第1のユーザの顔が撮像された画像の入力を受け付けると、顔認証を行い、第1のユーザのIDを特定する。判定部は、ユーザ情報を参照し、第1のユーザのIDを基に、第1のユーザの属性を取得し、第1のユーザがクーポン及び/またはポイントの提示対象であるか否かを判定する。提示部は、第1のユーザがクーポン及びポイントの提示対象であると判定された場合、クーポン・ポイント情報を参照し、第1のユーザに付与されているクーポン及び/またはポイントを提示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-136759号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、親子で遊園地等を訪れた際、当該遊園地内で幼い子供が商品等を購入するために親が子供に現金を渡す場合がある。しかし、近年の電子マネー等の普及に伴い、現金を持たない利用者が増加している。そのため、親が少額の現金を子供に渡し辛い状況が発生している。また、子供が商品等を購入するため、自身のスマートフォンを子供に貸すことは、スマートフォンの紛失や破損を考慮すると躊躇する親も多い。
【0006】
なお、特許文献1に開示された技術を適用しても、上記問題を解決できない。特許文献1は、顔認証により特定された利用者にポイントを付与する技術を開示しているに過ぎない。
【0007】
本発明は、遊園地等の所定エリアに限り使用可能な決済手段を提供することに寄与する、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の視点によれば、複数のアカウントそれぞれにおいて、所定のエリア内で使用可能な架空通貨の残高と、各アカウントの名義人である第1の利用者とは異なる利用者であって、前記架空通貨を使用できる第2の利用者の生体情報と、を対応付けて記憶する、記憶手段と、前記所定のエリアに設置された決済端末から、商品又はサービスを購入しようとする購入希望者の生体情報を含む決済要求を受信し、前記受信した決済要求に含まれる生体情報と前記記憶された生体情報を用いた照合処理により、前記購入希望者の生体情報が記憶されたアカウントを特定し、前記特定されたアカウントに記憶された前記架空通貨を用いて前記商品又はサービスに関する決済処理を行う、決済制御手段と、を備える、サーバ装置が提供される。
【0009】
本発明の第2の視点によれば、複数のアカウントそれぞれにおいて、所定のエリア内で使用可能な架空通貨の残高と、各アカウントの名義人である第1の利用者とは異なる利用者であって、前記架空通貨を使用できる第2の利用者の生体情報と、を対応付けて記憶する、記憶工程と、前記所定のエリアに設置された決済端末から、商品又はサービスを購入しようとする購入希望者の生体情報を含む決済要求を受信し、前記受信した決済要求に含まれる生体情報と前記記憶された生体情報を用いた照合処理により、前記購入希望者の生体情報が記憶されたアカウントを特定し、前記特定されたアカウントに記憶された前記架空通貨を用いて前記商品又はサービスに関する決済処理を行う、決済制御工程と、を備える、サーバ装置の制御方法が提供される。
【0010】
本発明の第3の視点によれば、サーバ装置に搭載されたコンピュータに、複数のアカウントそれぞれにおいて、所定のエリア内で使用可能な架空通貨の残高と、各アカウントの名義人である第1の利用者とは異なる利用者であって、前記架空通貨を使用できる第2の利用者の生体情報と、を対応付けて記憶する、記憶処理と、前記所定のエリアに設置された決済端末から、商品又はサービスを購入しようとする購入希望者の生体情報を含む決済要求を受信し、前記受信した決済要求に含まれる生体情報と前記記憶された生体情報を用いた照合処理により、前記購入希望者の生体情報が記憶されたアカウントを特定し、前記特定されたアカウントに記憶された前記架空通貨を用いて前記商品又はサービスに関する決済処理を行う、決済制御処理と、を実行させるためのプログラムが提供される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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