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公開番号
2025120798
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015899
出願日
2024-02-05
発明の名称
ダクトシステム及び什器
出願人
パナソニック株式会社
代理人
弁理士法人北斗特許事務所
主分類
H02G
3/04 20060101AFI20250808BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】各種のサイズの天板に対する配線ダクトの加工なしでの取り付けの可能化を図るダクトシステムを提供する。
【解決手段】ダクトシステム1は、長尺状の配線ダクト10と第1固定部111と第2固定部112と第3固定部とを備える。第1固定部111は、配線ダクト10の長手方向における第1端部10Aに対して固定される。第2固定部112は、第1固定部111と一体化され、第1固定部111を天板101に対して固定する。第3固定部は、配線ダクト10の長手方向における第2端部が挿入され、第2端部を天板101に対して固定する。第2固定部112は、配線ダクト10の長手方向に沿って延びる支持部112aを有し、第3固定部は、配線ダクト10の長手方向に交差して伸びる支柱を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
長尺状の配線ダクトと、
前記配線ダクトの長手方向における第1端部が取り付けられる第1固定部と、
前記第1固定部を天板に対して固定する第2固定部と、
前記配線ダクトの長手方向における第2端部が挿入され、かつ前記第2端部を前記天板に対して固定する第3固定部と、を備え、
前記第2固定部は、前記配線ダクトの長手方向に沿って延びる支持部を有し、
前記第3固定部は、前記配線ダクトの長手方向に交差して伸びる支柱を有する、
ダクトシステム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第2固定部は、前記支持部に対向し、かつ先端に弾性部を備えた締付部を更に有し、
前記支持部と前記弾性部との間に前記天板を挟んだ状態で前記締付部が締め付けられることにより、前記支持部及び前記第1固定部は前記天板に固定される、
請求項1に記載のダクトシステム。
【請求項3】
前記支持部及び前記第1固定部が前記天板に固定された状態で、前記締付部は前記天板の下方にある、
請求項2に記載のダクトシステム。
【請求項4】
前記支柱は、前記配線ダクトの前記第2端部が挿入されるダクト挿入口を有し、
前記ダクト挿入口に前記第2端部が挿入された状態で、前記天板の主面に前記支柱を固定する第4固定部、を更に備える、
請求項3に記載のダクトシステム。
【請求項5】
前記第2固定部が前記天板に対して固定された状態で、前記支持部は前記配線ダクトの下方にあり、かつ前記支柱は前記天板の上面に固定される、
請求項4に記載のダクトシステム。
【請求項6】
前記第1固定部はL字板で形成され、
前記第2固定部はU字板で形成され、
前記締付部はクランプねじであり、
前記第1固定部は、
前記配線ダクトが固定される第1部分と、
前記第1部分と垂直に伸び、前記第2固定部が固定される第2部分と、を有し、
前記第2固定部は、
前記支持部を形成する第1片と、
前記第1片と平行に伸び、前記クランプねじが嵌まり込むねじ部を有する第2片と、
前記第1片及び前記第2片の間の、前記天板の端面と対向する第3片と、を有し、
前記L字板の前記第2部分に前記U字板の前記第1片を重ねることで、前記配線ダクトを前記天板に対して上方に固定するダクト固定部が形成される、
請求項5に記載のダクトシステム。
【請求項7】
前記第2固定部が前記天板に対して固定された状態で、前記支持部は前記配線ダクトの上方にあり、かつ前記支柱は前記天板の下面に固定される、
請求項4に記載のダクトシステム。
【請求項8】
前記第1固定部はL字板で形成され、
前記第2固定部はU字板で形成され、
前記締付部はクランプねじであり、
前記第1固定部は、
前記配線ダクトが固定される第1部分と、
前記第1部分と垂直に伸び、前記第2固定部が固定される第2部分と、を有し、
前記第2固定部は、
前記支持部を形成する第1片と、
前記第1片と平行に伸び、前記クランプねじが嵌まり込むねじ部を有する第2片と、
前記第1片及び前記第2片の間の、前記天板の端面と対向する第3片と、を有し、
前記L字板の前記第2部分に前記U字板の前記第2片を重ねることで、前記配線ダクトを前記天板に対して下方に固定するダクト固定部が形成される、
請求項7に記載のダクトシステム。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか一項に記載のダクトシステムと、
前記天板と、を備える、
什器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ダクトシステム及び什器に関し、より詳細には、天板に配線ダクトを取り付けるためのダクトシステム、及び天板とダクトシステムとを備える什器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、配線ダクトと、配線ダクトが取り付けられる第1固定部と、第1固定部の長手方向の両端にそれぞれ設けられる2つの第2固定部と、を備えるダクトシステムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2023/112592号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のダクトシステムでは、配線ダクトの取付対象が所定のサイズ(例えば1200mm又は2400mm)の天板に限られており、それ以外のサイズの天板については配線ダクトの加工が必要であった。
【0005】
本開示の目的は、各種のサイズの天板に対する配線ダクトの加工なしでの取り付けの可能化を図るダクトシステム、及びそのような天板とダクトシステムとを備える什器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係るダクトシステムは、長尺状の配線ダクトと第1固定部と第2固定部と第3固定部とを備える。前記第1固定部は、前記配線ダクトの長手方向における第1端部が取り付けられる。前記第2固定部は、前記第1固定部を天板に対して固定する。前記第3固定部は、前記配線ダクトの長手方向における第2端部が挿入され、前記第2端部を前記天板に対して固定する。前記第2固定部は、前記配線ダクトの長手方向に沿って延びる支持部を有し、前記第3固定部は、前記配線ダクトの長手方向に交差して伸びる支柱を有する。
【0007】
本開示の一態様に係る什器は、前記ダクトシステムと前記天板とを備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示のダクトシステム及び什器は、各種のサイズの天板に対する配線ダクトの加工なしでの取り付けの可能化を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の第1実施形態に係るダクトシステム(天板の上方に配線ダクトを固定する上方固定タイプ)と天板とを備える什器の斜視図である。
図2は、同上の什器の要部(同上の上方固定タイプのダクトシステムが備えるダクト固定部を含む部分:ダクト固定部は第1固定部及び第2固定部を組み立てて一体化した組立式)の斜視図である。
図3は、同上の什器の第2部分(支柱を含む部分:支柱は両面接着シートで什器に固定される接着式)の斜視図である。
図4は、同上の要部に含まれるダクト固定部(組立式)の側面図である。
図5は、同上の要部の第1変形例(ダクト固定部が第1固定部及び第2固定部を一体成形した一体成形式)を示す斜視図である。
図6は、同上の第1変形例におけるダクト固定部(一体成形式)を示す斜視図である。
図7は、同上の第2部分の変形例(支柱がねじ止め用のつばを有するつば付き支柱)を示す斜視図である。
図8は、本開示の第2実施形態に係るダクトシステム(天板の下方に配線ダクトを固定する下方固定タイプ)と天板とを備える什器の斜視図である。
図9は、同上の什器の要部(同上の下方固定タイプのダクトシステムが備えるダクト固定部を含む部分:ダクト固定部は組立式であり、配線ダクトはクランプねじに対して奥手に位置)の斜視図である。
図10は、同上の要部に含まれるダクト固定部(組立式、かつダクト位置がクランプより奥手)の斜視図である。
図11は、同上の要部の第1変形例(ダクト固定部が一体成形式であり、配線ダクトはクランプねじに対して奥手に位置)を示す斜視図である。
図12は、同上の第1変形例におけるダクト固定部(一体成形式、かつダクト位置がクランプより奥手)の斜視図である。
図13は、同上の要部の第2変形例(ダクト固定部が一体成形式であり、配線ダクトがクランプねじに対して手前に位置)を示す斜視図である。
図14は、同上の第2変形例におけるダクト固定部(一体成形式、かつダクト位置がクランプより手前)の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下の説明で挙げる具体的な構成、構造、配置、数量などは、例示であり、適宜変更可能である。また、以下の説明でいう垂直とは、完全な垂直に限らず、完全な垂直に対する差分が所定の角度以下である場合も含んでよい。所定の角度は、例えば、5度又は10度等であるが、これに限らない。同様に、平行とは、完全な平行に限らず、完全な平行に対する差分が所定の角度以下である場合も含んでよい。所定の角度は、例えば、5度又は10度等であるが、これに限らない。
(【0011】以降は省略されています)
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