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公開番号
2025123805
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-25
出願番号
2024019499
出願日
2024-02-13
発明の名称
充電器
出願人
株式会社マキタ
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
H02J
7/02 20160101AFI20250818BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】バッテリパック未接続状態での電力消費を抑制しつつ、外部電源から電力供給されていることを使用者に報知する充電器を提供する。
【解決手段】本開示の1つの局面における充電器は、バッテリ装着部と、電力生成部と、報知部と、報知制御部と、を備える。バッテリ装着部は、バッテリパックを離脱可能に装着する。電力生成部は、外部電源から電力供給を受けて、バッテリパックを充電するための充電電力を生成する。報知部は、通電されることに応じて第1報知状態となり、通電されないことに応じて第2報知状態となる。報知制御部は、第1条件、第2条件、第3条件が成立しているか否かに応じて報知部を第1報知状態または第2報知状態に制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
バッテリパックを充電するように構成された充電器であって、
前記バッテリパックを離脱可能に装着するように構成されたバッテリ装着部と、
外部電源から電力供給を受けて、前記バッテリパックを充電するための充電電力を生成するように構成された電力生成部と、
通電されることに応じて第1報知状態となり、通電されないことに応じて第2報知状態となるように構成された報知部と、
第1条件が成立しているか否か、第2条件が成立しているか否か、および第3条件が成立しているか否か、に応じて、前記報知部を前記第1報知状態または前記第2報知状態に制御するように構成された報知制御部と、
を備え、
前記第1条件は、前記電力生成部が前記外部電源から電力供給されている電力受電状態であることに応じて成立し、前記電力生成部が前記電力受電状態では無いことに応じて不成立となり、
前記第2条件は、前記バッテリパックが前記バッテリ装着部に取り付けられていることに応じて成立し、前記バッテリパックが前記バッテリ装着部に取り付けられていないことに応じて不成立となり、
前記第3条件は、前記バッテリパックが充電可能な充電許可状態であることに応じて成立し、前記バッテリパックが前記充電許可状態ではないことに応じて不成立となり、
前記報知制御部は、
前記第1条件、前記第2条件、前記第3条件のすべてが成立していることに応じて、前記報知部を前記第1報知状態に制御し、
前記第1条件が成立し、前記第2条件が成立し、前記第3条件が成立していないことに応じて、まずは前記報知部を前記第1報知状態に制御し、その後、所定の維持時間が経過することに応じて、前記報知部を前記第2報知状態に制御し、
前記第3条件が成立しているか否かに関わらず、前記第1条件が成立し、前記第2条件が成立していないことに応じて、前記報知部を前記第2報知状態に制御し、
前記第2条件および前記第3条件のそれぞれが成立しているか否かに関わらず、前記第1条件が成立していないことに応じて、前記報知部を前記第2報知状態に制御する、ように構成されている、
充電器。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の充電器であって、
前記第1報知状態は、
前記バッテリパックが前記充電許可状態であることを示す充電報知状態と、
前記電力生成部が前記電力受電状態であることを示す電力受電報知状態と、
を含み、
前記報知制御部は、
前記第1条件、前記第2条件、前記第3条件のそれぞれが成立していることに応じて、前記報知部を前記充電報知状態に制御し、
前記第1条件が成立し、前記第2条件が成立し、前記第3条件が成立していないことに応じて、前記報知部を前記電力受電報知状態に制御し、その後、前記維持時間が経過することに応じて、前記報知部を前記第2報知状態に制御する、
ように構成されている、
充電器。
【請求項3】
請求項2に記載の充電器であって、
前記報知制御部は、
前記報知部を前記充電報知状態にするための第1電流を、前記報知部に通電するように構成された第1通電経路と、
前記報知部を前記電力受電報知状態にするための第2電流を、前記報知部に通電するように構成された第2通電経路と、
を備え、
前記第1通電経路は、前記第2通電経路とは異なる経路である、
充電器。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載の充電器であって、
前記電力受電報知状態において前記報知部に電流を流す通電時間は、前記充電報知状態において前記報知部に電流を流す通電時間とは異なる、
充電器。
【請求項5】
請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の充電器であって、
前記第1報知状態は、点灯状態または点滅状態であり、
前記第2報知状態は、消灯状態である、
充電器。
【請求項6】
請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載の充電器であって、
前記維持時間は、1.0秒以上10.0秒以下である、
充電器。
【請求項7】
請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載の充電器であって、
前記報知制御部は、コンデンサと抵抗とを備える電気回路の時定数に基づいて、前記維持時間を制御するように構成されている、
充電器。
【請求項8】
請求項7に記載の充電器であって、
前記電気回路は、微分回路を備えて構成されている、
充電器。
【請求項9】
請求項1から請求項8のうちいずれか一項に記載の充電器であって、
前記バッテリパックは、前記バッテリパックが満充電状態である場合、または、前記バッテリパックの温度が正常温度範囲を逸脱している場合に、前記バッテリパックの充電が許可されない充電禁止状態に設定されるように構成され、
前記報知制御部は、前記充電禁止状態に設定された前記バッテリパックを前記充電許可状態ではないと判定するように構成されている、
充電器。
【請求項10】
請求項1から請求項9のうちいずれか一項に記載の充電器であって、
前記充電電力を出力するように構成された充電電力端子と、
前記バッテリパックから出力される第1信号を受信するように構成された第1信号端子であって、前記第1信号は、前記バッテリパックが充電可能な充電許可状態か、充電が不可能な充電禁止状態か、を示すように構成されている、第1信号端子と、
前記第1信号に基づいて、前記充電器を、前記充電電力を出力する充電状態、または前記充電電力を出力しない非充電状態に制御するように構成された充電制御部と、
を備える、充電器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、バッテリパックの充電器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
バッテリパックを充電する充電器において、バッテリパックが接続されていない状態(以下、バッテリパック未接続状態ともいう)でも、外部電源から電力供給されることに応じて発光ダイオード(以下、LEDともいう)が点灯する充電器が開示されている(特許文献1)。この充電器は、LEDが点灯状態か消灯状態かによって、外部電源から電力供給されている状態(換言すれば、電力受電状態)か、外部電源から電力供給されていない状態(換言すれば、電力非受電状態)かを、使用者に報知できる。
【0003】
また、この充電器は、電力受電状態となってLEDを点灯したあと、予め定められた特定条件が成立することに応じて、LEDを減光(あるいは、消灯)させることで、電力消費量を低減している。特定条件は、例えば、所定時間が経過することで成立する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5452048号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記の充電器は、バッテリパック未接続状態であっても、外部電源受電状態になると所定時間にわたりLEDを点灯する。つまり、上記の充電器は、バッテリパック未接続状態での無駄な電力消費が発生する。
【0006】
そこで、本開示は、バッテリパック未接続状態での電力消費を抑制しつつ、外部電源から電力供給されていることを使用者に報知する充電器を提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示において、「第1の」、「第2の」等の用語は、要素を互いに区別することを意図しているに過ぎず、要素の順序または数を限定することを意図していない。したがって、第1の要素を第2の要素と称してもよいし、同様に、第2の要素を第1の要素と称してもよい。加えて、第2の要素を備えることなく、第1の要素を備えていてもよいし、同様に、第1の要素を備えることなく、第2の要素を備えていてもよい。
【0008】
本開示の1つの局面は、バッテリ装着部と、電力生成部と、報知部と、報知制御部と、を備える充電器を提供する。
充電器は、バッテリパックを充電するように構成されている。
【0009】
バッテリ装着部は、バッテリパックを離脱可能に装着するように構成されている。
電力生成部は、外部電源から電力供給を受けて、バッテリパックを充電するための充電電力を生成するように構成されている。
【0010】
報知部は、通電されることに応じて第1報知状態となり、通電されないことに応じて第2報知状態となるように構成されている。
報知制御部は、第1条件が成立しているか否か、第2条件が成立しているか否か、および第3条件が成立しているか否か、に応じて、報知部を第1報知状態または第2報知状態に制御するように構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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