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公開番号
2025121484
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024016896
出願日
2024-02-07
発明の名称
結束バンド取付装置
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65B
27/00 20060101AFI20250813BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】自動で被結束物に結束バンドを巻き付けて結束できるようにする。
【解決手段】結束バンド取付装置10は、プロテクタ2及び電線1を保持する保持部4と、第1ユニット11と、第2ユニット12と、を備えている。第1ユニット11は、結束バンド3のバンド部31を送り出す送りローラ53と、送りローラ53の上流側に設けられ、結束バンド3の係止部32を位置決めする停止部51と、送りローラ53の下流側に設けられ、バンド部31を第2ユニット12側に案内する送りガイド部57と、第2ユニット12を経由してきたバンド部31を、停止部51側に案内する戻りガイド部58と、係止部32を通過したバンド部31を締め込む締め込みローラ59と、を備えている。第2ユニット12は、送りガイド部57から案内されてきたバンド部31をU字状に折り返して戻りガイド部58側に案内する折り返しガイド部7を備えている。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
被結束物を保持する保持部と、
前記被結束物の一方側に位置付けられる第1ユニットと、
前記被結束物の他方側に位置付けられる第2ユニットと、を備え、
前記第1ユニットは、
結束バンドのバンド部を送り出す送りローラと、
前記送りローラの上流側に設けられ、前記結束バンドの係止部を位置決めする停止部と、
前記送りローラの下流側に設けられ、前記バンド部を前記第2ユニット側に案内する送りガイド部と、
前記第2ユニットを経由してきた前記バンド部を、前記停止部側に案内する戻りガイド部と、
前記係止部を通過した前記バンド部を締め込む締め込みローラと、を備え、
前記第2ユニットは、前記送りガイド部から案内されてきた前記バンド部をU字状に折り返して前記戻りガイド部側に案内する折り返しガイド部を備えており、
前記被結束物に前記結束バンドを巻き付けて結束する
ことを特徴とする結束バンド取付装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記折り返しガイド部は、移動可能に設けられた第1折り返しガイド部及び第2折り返しガイド部を有し、前記被結束物と前記第2折り返しガイド部との間に前記第1折り返しガイド部が配置された状態と、前記被結束物と前記第2折り返しガイド部との間から前記第1折り返しガイド部が退避して前記第2折り返しガイド部が前記被結束物に近付いた状態と、にわたって変位可能に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の結束バンド取付装置。
【請求項3】
前記送りローラ、前記停止部、前記送りガイド部、及び前記戻りガイド部は、前記バンド部が前記締め込みローラによって締め込み可能状態となった後に前記結束バンドと重ならない位置に退避し、これらの退避後に前記係止部を前記被結束物側に押圧する押圧部を備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の結束バンド取付装置。
【請求項4】
前記バンド部が前記締め込みローラによって締め込まれた後に、前記バンド部の不要部を切断する切断部を備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の結束バンド取付装置。
【請求項5】
前記被結束物は、電線と、底壁及び一対の側壁を有し、前記電線を収容する樋状の外装部品と、であり、
前記底壁には、前記一対の側壁の対向方向に並んだ一対の貫通孔が形成されており、
前記送りガイド部は、前記バンド部が一方の前記貫通孔を通るように案内し、
前記折り返しガイド部は、前記バンド部が他方の前記貫通孔を通るように案内する
ことを特徴とする請求項1に記載の結束バンド取付装置。
【請求項6】
前記送りガイド部は、前記一対の側壁間に進入する進入部を有している
ことを特徴とする請求項5に記載の結束バンド取付装置。
【請求項7】
前記保持部に、前記外装部品が嵌め込まれる溝部と、前記溝部と連通し、かつ、前記外装部品の前記一対の貫通孔双方と重なる長孔と、が形成されており、
前記折り返しガイド部は、前記保持部の長孔に進入する進入部を有している
ことを特徴とする請求項5に記載の結束バンド取付装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被結束物に結束バンドを巻き付けて結束する結束バンド取付装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
車両に配索されるワイヤハーネスの一例として、電線と、該電線を収容した樋状の外装部品と、を備え、これら電線及び外装部品が結束バンドで結束されたものがある。この結束作業は人の手作業で行われており、機械による自動化が望まれていた。
【0003】
なお、結束工具を用いて、鋼板とこれに沿う電線束に結束バンドを巻き付けて結束する結束方法が特許文献1に開示されている。この結束工具は、被結束物を囲んで結束バンドを案内する一対の嘴状挟み片と、これら一対の挟み片を開いた開放待機状態と閉じた結束作用状態とに切り替えるピストングリップと、を備えている。この結束方法は、鋼板に貫通形成された一対の長孔間に電線束を載置し、一対の挟み片を各長孔に通して結束作用状態として鋼板の一対の長孔間の部分と電線束に結束バンドを巻き付けて結束する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-343538号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1の結束方法は、一対の挟み片を長孔に位置合わせしたり、ピストングリップを操作したりといった人間による作業が依然として必要であった。
【0006】
そこで、本発明は、自動で被結束物に結束バンドを巻き付けて結束できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、被結束物を保持する保持部と、前記被結束物の一方側に位置付けられる第1ユニットと、前記被結束物の他方側に位置付けられる第2ユニットと、を備え、前記第1ユニットは、結束バンドのバンド部を送り出す送りローラと、前記送りローラの上流側に設けられ、前記結束バンドの係止部を位置決めする停止部と、前記送りローラの下流側に設けられ、前記バンド部を前記第2ユニット側に案内する送りガイド部と、前記第2ユニットを経由してきた前記バンド部を、前記停止部側に案内する戻りガイド部と、前記係止部を通過した前記バンド部を締め込む締め込みローラと、を備え、前記第2ユニットは、前記送りガイド部から案内されてきた前記バンド部をU字状に折り返して前記戻りガイド部側に案内する折り返しガイド部を備えており、前記被結束物に前記結束バンドを巻き付けて結束することを特徴とする結束バンド取付装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、自動で被結束物に結束バンドを巻き付けて結束することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態にかかる結束バンド取付装置を示す図である。
図1の結束バンド取付装置の保持部にプロテクタがセットされた状態を示す図である。
図2のプロテクタに電線が収容された状態を示す図である。
図3の電線及びプロテクタに結束バンドが巻き付けられた状態を示す図である。
図1の結束バンド取付装置の動作を説明する図であり、プロテクタ及び電線がセットされた保持部に第1ユニット及び第2ユニットが近付く様子を示す図である。
図5の第1ユニット及び第2ユニットが保持部の上下に位置付けられた状態を示す図である。
図6の第2ユニットが第1ユニット側に移動した状態を示す図である。
図7の要部を拡大した図である。
図7の第1ユニットに結束バンドが供給された状態を示す図である。
図9の結束バンドが送りローラによって第2ユニット側に送り出されている様子を示す図である。
図10の結束バンドのバンド部が係止部を通過して締め込みローラに到達した状態を示す図である。
図11の第2ユニットが第1ユニットから離れた側に移動した状態を示す図である。
図12のバンド部が締め込みローラによって締め込まれる様子を示す図である。
図13の係止部が押圧部によってプロテクタ側に押圧され、バンド部の不要部が切断部によって切断された状態を示す図である。
図14の第1ユニット及び第2ユニットが保持部から離れる様子を示す図である。
図7の状態の結束バンド取付装置を横から見た図である。
図11の状態の結束バンド取付装置を横から見た図である。
図12の状態の結束バンド取付装置を横から見た図である。
図18の送りローラ等が結束バンドと重ならない位置に退避した状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施形態にかかる「結束バンド取付装置」について、図1~19を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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