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公開番号2025121493
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024016909
出願日2024-02-07
発明の名称記録装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65H 5/06 20060101AFI20250813BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ギザローラーが媒体と接触することで、媒体に傷等のダメージが生じる虞がある。
【解決手段】記録装置1は、媒体Pへの記録処理において媒体Pに記録を行う記録部40と、媒体Pを搬送する移送ローラー24と、外周に複数の突起51pを有するギザローラー51であって、移送ローラー24によって搬送される媒体Pと接触することで第1方向に回転するギザローラー51と、ギザローラー51に向けて送風することで、ギザローラー51を第1方向に回転させる送風部60と、を備え、ギザローラー51は、送風部60の送風によって第1方向に回転した状態で、記録処理において最初に搬送される媒体Pと接触する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
媒体への記録処理において前記媒体に記録を行う記録部と、
前記媒体を搬送する搬送ローラーと、
外周に複数の突起を有するギザローラーであって、前記搬送ローラーによって搬送される前記媒体と接触することで第1方向に回転する前記ギザローラーと、
前記ギザローラーに向けて送風することで、前記ギザローラーを前記第1方向に回転させる送風部と、
を備え、
前記ギザローラーは、前記送風部の送風によって前記第1方向に回転した状態で、前記記録処理において最初に搬送される前記媒体と接触する、
ことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1に記載の記録装置であって、
前記送風部は、送風ファンとダクトとを備え、
前記ギザローラーは、側方から見て湾曲した湾曲搬送経路に設けられ、
前記湾曲搬送経路を鉛直上方から見たとき、前記送風ファンの少なくとも一部は、前記湾曲搬送経路と重なる位置に設けられる、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の記録装置であって、
前記送風部を制御可能な制御部を更に備え、
前記記録処理において前記媒体が連続して搬送方向に搬送されるとき、
前記搬送方向において前記媒体どうしの間に前記ギザローラーが位置するときに、前記制御部は前記送風部に前記ギザローラーに向けて送風させる、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の記録装置であって、
前記送風部を制御可能な制御部を更に備え、
前記記録処理において前記媒体が時間的な間隙を置いて連続して搬送されるとき、
前記間隙が閾値より長い場合、前記制御部は前記送風部に前記ギザローラーに向けて送風させ、
前記間隙が前記閾値と同じか前記閾値より短い場合、前記制御部は前記送風部に送風させない、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の記録装置であって、
前記ギザローラーは、前記媒体が搬送される搬送方向に沿って複数設けられ、
前記送風部は、複数の前記ギザローラーに向けて送風する、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項6】
媒体に記録を行う記録部と、
前記媒体を搬送する搬送ローラーと、
外周に複数の突起を有するギザローラーであって、前記搬送ローラーによって搬送される前記媒体と接触することで第1方向に回転する前記ギザローラーと、
前記ギザローラーに対して、前記媒体が搬送される搬送方向の上流に設けられる通風孔と、
前記媒体に向けて送風する送風部と、
を備え、
前記送風部は、前記通風孔を介して、前記媒体の幅方向及び前記搬送方向と交差する方向において、前記ギザローラーから離れる方向に、前記ギザローラー側から送風する、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項7】
請求項6に記載の記録装置であって、
前記送風部からの送風が吹き出す吹出口の位置を移動する移動機構と、
前記媒体の先端の位置を検出する検出部と、
制御部と、
を更に備え、
前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記移動機構に、前記吹出口の位置を移動させる、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項8】
請求項1または請求項6に記載の記録装置であって、
前記ギザローラーは、前記記録部により記録された前記媒体が搬送される搬送経路に設けられる、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項9】
請求項1または請求項6に記載の記録装置であって、
前記媒体の仕様及び前記媒体への記録の仕様の少なくともいずれかに基づいて、前記送風部からの送風の風量は変更される、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項10】
請求項1または請求項6に記載の記録装置であって、
装置内部の空気を吸引する吸引ファンを更に備え、
前記吸引ファンからの排気が、前記送風部から送風される、
ことを特徴とする記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、記録装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、インクを吐出することで媒体に記録する記録部と、記録された媒体を搬送する搬送経路を備える記録装置が開示されている。搬送経路において搬送される媒体の記録された既記録面に接する側には、ギザローラーが設けられることが開示されている。ギザローラーは、外周に複数の歯を有し、搬送される媒体と接して従動回転可能に、搬送経路に設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-81659号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の記録装置では、搬送される媒体とギザローラーとが接触するときの態様によっては、ギザローラーが媒体と接触することで、媒体の端部に傷が生じる虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
記録装置は、媒体への記録処理において前記媒体に記録を行う記録部と、前記媒体を搬送する搬送ローラーと、外周に複数の突起を有するギザローラーであって、前記搬送ローラーによって搬送される前記媒体と接触することで第1方向に回転する前記ギザローラーと、前記ギザローラーに向けて送風することで、前記ギザローラーを前記第1方向に回転させる送風部と、を備え、前記ギザローラーは、前記送風部の送風によって前記第1方向に回転した状態で、前記記録処理において最初に搬送される前記媒体と接触する。
【0006】
記録装置は、媒体に記録を行う記録部と、前記媒体を搬送する搬送ローラーと、外周に複数の突起を有するギザローラーであって、前記搬送ローラーによって搬送される前記媒体と接触することで第1方向に回転する前記ギザローラーと、前記ギザローラーに対して、前記媒体が搬送される搬送方向の上流に設けられる通風孔と、前記媒体に向けて送風する送風部と、を備え、前記送風部は、前記通風孔を介して、前記媒体の幅方向及び前記搬送方向と交差する方向において、前記ギザローラーから離れる方向に、前記ギザローラー側から送風する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
記録装置の一実施形態を示す模式側面図。
第1実施形態に係る記録装置の排出経路周辺を示す部分側面図。
第1実施形態に係る記録装置の排出経路周辺を示す部分側面図。
第1実施形態に係る記録装置の排出経路周辺を示す部分側面図。
第1実施形態に係る記録装置の排出経路周辺を示す部分側面図。
第1実施形態に係る記録装置の排出経路周辺を示す部分側面図。
第2実施形態に係る記録装置の排出経路周辺を示す部分側面図。
第2実施形態の変形例に係る記録装置の排出経路周辺を示す部分側面図。
第2実施形態の変形例に係る記録装置の排出経路周辺を示す部分側面図。
第2実施形態の変形例に係る記録装置の排出経路周辺を示す部分側面図。
第2実施形態の変形例に係る記録装置の排出経路周辺を示す部分側面図。
第2実施形態の変形例に係る記録装置の排出経路周辺を示す部分側面図。
他の実施形態に係る記録装置の排出経路周辺を示す部分側面図。
ギザローラーを示す斜視図。
ギザローラーの他の実施形態を示す側面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態に基づいて本開示を説明する。各図において同一部材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」とは、完全に同じであることのみを指さない。本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」とは、測定誤差を考慮して同じである場合を含むものとする。本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」とは、部材の製造ばらつきを考慮して同じである場合を含むものとする。
【0009】
本明細書において、「同じ」、「同一」、「同時」とは、機能を損なわない範囲で同じである場合を含むものとする。よって、例えば、「両者の寸法が同じである」とは、測定誤差、部材の製造ばらつきを考慮し、両者の寸法差が、一方の寸法の±5パーセント以内、特に好ましくは±3パーセント以内であることを指す。
【0010】
1.実施形態1
記録装置1は、例えば、媒体Pの一例である枚葉の記録用紙等に記録可能なインクジェット方式のプリンターである。以下、図を参照しながら記録装置1について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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