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公開番号
2025122290
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-21
出願番号
2024017629
出願日
2024-02-08
発明の名称
ドア装置
出願人
ミネベアショウワ株式会社
代理人
個人
主分類
E05F
15/611 20150101AFI20250814BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】省スペース化を図りつつ、ドア開閉時における操作性を向上する。
【解決手段】ドア装置10では、回転機構50が、ラッチモータ51と、ラッチモータ51の回転を減速する減速ギヤ54と、減速ギヤ54と一体回転可能に連結された駆動ホイール55と、駆動ホイール55の回転をフォークレバー34に伝達してフォークレバー34をラッチ位置とアンラッチ位置との間で回転させる連結機構56と、を有している。このため、ラッチモータ51の駆動によって、フォークレバー34をアンラッチ側へ回転させることでドア12を開くことができ、フォークレバー34をラッチ位置側へ回転させることで、ドア12を閉じることができる。これにより、ドアを押出す押出部材をフォークレバー34とは別に設けることなく、ドア12の開閉動作を補助することができる。したがって、ドア装置10では、省スペース化を図りつつ、ドア開閉時における操作性を向上できる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
幅方向一端部が建造物のドア枠に回転自在に連結されたドアと、
基端部が前記ドア枠に固定され、上下方向に延在された係合部を先端部に有するストライカと、
上下方向を軸方向として前記ドアに回転可能に設けられ、前記係合部と係合されるラッチ位置と、前記係合部との係合が解除されるアンラッチ位置と、の間で回転されるフォークレバーと、
作動することで前記フォークレバーを前記ラッチ位置と前記アンラッチ位置との間で回転させる回転機構と、
を備え、
前記回転機構は、
上下方向を軸方向とするモータ軸を有するモータと、
前記モータ軸に一体回転可能に設けられたモータギヤと、
前記フォークレバーの上下方向一方側において前記フォークレバーと同軸上に配置され、前記モータギヤと噛合されて前記モータの回転を減速する減速ギヤと、
前記減速ギヤと前記フォークレバーとの間において前記減速ギヤと同軸上に配置され、前記減速ギヤに一体回転可能に連結された駆動ホイールと、
前記フォークレバーと前記駆動ホイールとを連結し、前記駆動ホイールの回転を前記フォークレバーに伝達して前記フォークレバーを前記ラッチ位置と前記アンラッチ位置との間で回転させる連結機構と、
を含んで構成されたドア装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記駆動ホイールの全体が、上下方向から見て、前記フォークレバー及び前記減速ギヤと重なっている請求項1に記載のドア装置。
【請求項3】
前記ラッチ位置の前記フォークレバーが回転方向一方側へ回転されることで、前記フォークレバーが前記アンラッチ位置に配置され、
前記連結機構は、
前記駆動ホイール及び前記フォークレバーの一方に形成され、前記駆動ホイールの周方向に延在された長孔状の連結孔と、
前記駆動ホイール及び前記フォークレバーの他方に設けられ、前記連結孔に挿入される連結軸と、
を含んで構成されており、
前記回転機構の作動前における前記フォークレバーの前記ラッチ位置では、前記連結軸が前記連結孔の一端部に配置されて、前記駆動ホイールが前記フォークレバーに対して回転方向一方側へ一体回転可能に連結され且つ前記フォークレバーの前記駆動ホイールに対する回転方向一方側への回転が許可されており、
前記ドアへの手動操作によって前記フォークレバーが前記ラッチ位置から前記アンラッチ位置へ前記駆動ホイールに対して相対回転したときには、前記連結軸が前記連結孔の他端部に配置される請求項2に記載のドア装置。
【請求項4】
前記回転機構は、前記モータの駆動を制御する制御部を有し、
前記回転機構の作動前における前記フォークレバーの前記ラッチ位置では、前記駆動ホイールが初期位置に配置されており、
前記制御部の駆動制御によって、前記駆動ホイールを回転方向一方側へ回転させて前記フォークレバーを前記ラッチ位置から前記アンラッチ位置へ回転させ、前記フォークレバーの前記アンラッチ位置への回転後に前記駆動ホイールを回転方向他方側へ回転させて前記初期位置に復帰させる請求項3に記載のドア装置。
【請求項5】
前記フォークレバーは、前記アンラッチ位置から回転方向他方側へ回転したハーフラッチ位置において前記係合部との係合が開始され、
前記制御部の駆動制御によって、前記駆動ホイールを回転方向他方側へ回転させて前記フォークレバーを前記ハーフラッチ位置から前記ラッチ位置へ回転させ、前記フォークレバーの前記ラッチ位置への回転後に前記駆動ホイールを回転方向一方側へ回転させて前記初期位置に復帰させる請求項4に記載のドア装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドア装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載のドア装置では、ラッチ装置及び押出装置がドアの内部に設けられている。押出装置では、押出モータが駆動することで、伝達機構によって押出モータの駆動力が押出プレートに伝達されて、押出部材がドアから突出し且つドア枠に当接する。これにより、押出部材によってドアが開方向に押されて、ラッチ装置のフォークがラッチ位置からアンラッチ位置へ回転する。その結果、ドアを開くときの操作を押出装置によって補助することができる。これにより、ドア開閉時の操作性を向上することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021―31924号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記ドア装置では、以下に示す点において改善の余地がある。すなわち、上記ドア装置では、ドアを押出す押出部材と、ドアのストライカに係合されるフォークと、が別部材で構成されている。このため、これら部品の設置スペースが大型化する傾向となる。よって、ドア装置では、省スペース化を図りつつ、ドア開閉時における操作性を向上できる構造にすることが望ましい。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮して、省スペース化を図りつつ、ドア開閉時における操作性を向上できるドア装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、幅方向一端部が建造物のドア枠に回転自在に連結されたドアと、基端部が前記ドア枠に固定され、上下方向に延在された係合部を先端部に有するストライカと、上下方向を軸方向として前記ドアに回転可能に設けられ、前記係合部と係合されるラッチ位置と、前記係合部との係合が解除されるアンラッチ位置と、の間で回転されるフォークレバーと、作動することで前記フォークレバーを前記ラッチ位置と前記アンラッチ位置との間で回転させる回転機構と、を備え、前記回転機構は、上下方向を軸方向とするモータ軸を有するモータと、前記モータ軸に一体回転可能に設けられたモータギヤと、前記フォークレバーの上下方向一方側において前記フォークレバーと同軸上に配置され、前記モータギヤと噛合されて前記モータの回転を減速する減速ギヤと、前記減速ギヤと前記フォークレバーとの間において前記減速ギヤと同軸上に配置され、前記減速ギヤに一体回転可能に連結された駆動ホイールと、前記フォークレバーと前記駆動ホイールとを連結し、前記駆動ホイールの回転を前記フォークレバーに伝達して前記フォークレバーを前記ラッチ位置と前記アンラッチ位置との間で回転させる連結機構と、を含んで構成されたドア装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の1又はそれ以上の実施形態によれば、省スペース化を図りつつ、ドア開閉時における利便性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施の形態に係るドア装置を示す室内側から見た正面図である。
図1に示されるインナハンドルの周辺を拡大して示す正面図である。
図2に示されるインナハンドルの周辺におけるドア内部を示す上側から見た断面図(図2の3-3線断面図)である。
図3に示されるフォークレバーの周辺を拡大して示す断面図である。
図3に示されるラッチ装置及びサムターン装置を示す室内側から見た正面図である。
(A)は、図5に示されるサムターン装置の右側から見た断面図(図5の6A-6A線断面図)であり、(B)は、(A)に示されるクラッチ部材とラッチハブとの連結状態を示す上側から見た断面図(図6(A)の6B-6B線断面図)である。
図6(A)のクラッチ部材が下降して伝達位置に配置された状態を示す図6に対応する断面図である。
(A)は、図4に示されるクローレバーがアンロック位置に回転した状態を示す断面図であり、(B)は、(A)に示される駆動ホイール及びフォークレバーが回転方向一方側へ回転してアンラッチ位置に配置された状態を示す断面図であり、(C)は、(B)の駆動ホイールが回転方向他方側へ回転して初期位置に配置された状態を示す断面図である。
(A)は、図8(C)に示されるフォークレバーが回転方向他方側へ回転してハーフラッチ位置に配置された状態を示す断面図であり、(B)は、(A)に示されるクローレバーが回転方向他方側へ回転してクローレバーとフォークレバーとが回転方向他方側へ一体回転可能に係合した状態を示す断面図であり、(C)は、(B)に示されるクローレバー及びフォークレバーが回転方向他方側へ回転してラッチ位置に配置された状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて、本実施の形態に係るドア装置10について説明する。ドア装置10は、建造物用のドア装置として構成されている。図1及び図5に示されるように、ドア装置10は、建造物のドア枠20(図3参照)に回転可能に連結されたドア12と、ドア12内に設けられたラッチ装置30及びサムターン装置70と、を含んで構成されている。以下、先に、ドア12及びドア枠20について説明し、次いで、ラッチ装置30及びサムターン装置70について説明する。
【0010】
なお、以下の説明では、便宜上、ドア12を閉じた位置(閉位置)に配置した状態で説明する。また、図面において適宜示される、矢印INは室内側を示し、矢印OUTは室外側を示している。以下の説明では、矢印IN及び矢印OUTの方向を、見込み方向という。また、図面において適宜示される、矢印UPは、上側(垂直方向一方側)を示しており、矢印RHは、室外側から見た右側(水平方向一方側)を示している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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