TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025139127
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024037901
出願日
2024-03-12
発明の名称
無人貸金庫システム
出願人
個人
,
個人
代理人
個人
主分類
E05G
1/06 20060101AFI20250918BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】無人で営業可能な貸金庫システムで24時間体制の営業をするためにはセキュリティ体制、安全対策のための外注可能企業が少なく、あるいは見当たらず、24時間体制の無人での24時間の貸金庫の営業は困難であった。
【課題を解決するための手段】貸金庫の利用者からの緊急のオートフォン発呼に対応する時間帯を24時間を複数の時間帯に分けて、各時間帯ごとに異なるセキュリティ企業に委託できるようにオートフォンの直通先を自動で変更する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
バックヤードと、クーポンブースと、エントランスとからなる貸金庫と、
第一ガードセンターと、
第二ガードセンターと、
とからなる無人貸金庫システムであって、
貸金庫は、
バックヤードが、
保護箱ストック部と
保護箱搬送部と、
後記する監視カメラ映像を送信するためのカメラ映像送信部と、
後記するオートフォンを用いてガードセンターに駐在する外部人員と利用者との直通会話のための通信をするとともに、第一時間帯は後記する第一ガードセンターのオートフォン親機に向けて発呼し、第二時間帯は後記する第二ガードセンターの親機に向けて発呼するように構成されたオートフォン通信部と、を含み、
クーポンブースは、
ブース入退室扉と、
保護箱搬送部によって保護箱ストック部から搬送されてくる保護箱の開閉をするための保護箱開閉部と、
利用権原の認証をカードでするためのカード認証部と、
利用権原の認証を暗証番号でするための暗証番号入力部と、
室内を撮影する監視カメラと、
外部人員と直通会話をするためのオートフォン子機と、を含み、
エントランスは、
クーポンブースに隣接し、エントランス入退室扉を有するエントランスと、
を含むように構成され、
第一ガードセンターは、
オートフォン子機からの発呼に応じてオートフォン子機を利用する利用者と会話をするための第一オートフォン親機と、
カメラ映像送信部からの監視カメラ映像を受信する監視カメラ映像受信部と、
受診した監視カメラ映像を表示する監視カメラ映像表示部と、
を有し、
第二ガードセンターは、
オートフォン子機からの発呼に応じてオートフォン子機を利用する利用者と会話をするための第二オートフォン親機を有する、
無人貸金庫システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
第一ガードセンターの第一オートフォン親機は、第一顧客群のオートフォン子機とも会話可能にネットワーク構成され、
第二ガードセンターの第二オートフォン親機は、第二顧客群のオートフォン子機とも会話可能にネットワーク構成された請求項1に記載の無人貸金庫システム。
【請求項3】
前記貸金庫のオートフォン子機以外は第一顧客群のオートフォン子機と、第二顧客群のオートフォン子機は重複していない請求項2に記載の無人貸金庫システム。
【請求項4】
前記貸金庫の前記バックヤードの前記オートフォン通信部は、第一時間帯又は/及び第二時間帯の設定をするための時間帯設定手段を有する請求項1に記載の無人貸金庫システム。
【請求項5】
監視カメラと、オートフォン子機とは、エントランス室内と、エントランス室外のエントランス入退室扉近辺にも配置されている請求項1又は請求項2に記載の無人貸金庫システム。
【請求項6】
ガードセンターには後記するアラーム発報部からの発報を受信する発報受信部を有し、
貸金庫のバックヤードには、クーポンブース入室後、所定時間利用者が退出しない場合に第一時間帯と第二時間帯ともに第一ガードセンターにアラームを発報するアラーム発報部を有する請求項1又は請求項2に記載の無人貸金庫システム。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載の貸金庫システムの貸金庫。
【請求項8】
第一ガードセンターと第二ガードセンターによって時間帯を分割して緊急時の連絡に対応させる無人貸金庫のクーポンブースに備えられた前記緊急時の連絡用のオートフォン子機の通信機能を担う計算機であるオートフォン通信部の動作方法であって
第一のガードセンターが緊急時の連絡に対応すべき第一時間帯を示す情報と、
第二のガードセンターが緊急時の連絡に対応すべき第二時間帯を示す情報と、を保持する時間帯保持ステップと、
第一のガードセンターのオートフォン親機の識別情報と、
第二のガードセンターのオートフォン親機の識別情報と、を保持するオートフォン親機識別情報保持ステップと、
クーポンブースのオートフォン子機からの発呼命令があるか判断する発呼命令判断ステップと、
発呼命令判断ステップにて発呼命令があったとの判断結果である場合に発呼命令時の時刻を取得する時刻取得ステップと、
時刻取得ステップで取得された時刻が保持されている第一時間帯であるか、第二時間帯であるか判断する時間帯判断ステップと、
時間帯判断ステップで判断された時間帯に対応すべきガードセンターのオートフォン親機の識別情報に基づいてそのオートフォン親機に発呼処理する発呼処理ステップと、
を有する計算機であるオートフォン通信部の動作方法。
【請求項9】
さらに、第一時間帯を示す情報と第二時間帯を示す情報を時間帯保持ステップに保持させる時間帯設定ステップを有する請求項8に記載のオートフォン通信部の動作方法。
【請求項10】
無人貸金庫の識別情報である無人貸金庫識別情報を保持する無人貸金庫識別情報保持ステップを有するとともに、
発呼処理ステップが保持されている無人貸金庫識別情報を通信パケットに含む発呼処理を実行する無人貸金庫識別情報処理サブステップを有する請求項8又は請求項9に記載のオートフォン通信部の動作方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無人で稼働可能な貸金庫システムに関する。無人で稼働させるために遠隔で監視する監視センターに監視させる。この監視センターを本発明ではガードセンターという。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
貸金庫は一般に銀行に設けられており、銀行の営業時間外では利用することができない。一方、銀行の営業と切り離して貸金庫を運用することも考えられるが、貸金庫は一般に保護箱(貴重品を収納する箱)の開閉を行う際に閉鎖空間でこれを行うために人が単独で滞在することとなり、不測の事態に対応するために管理者が常駐する必要がある。しかし、銀行の営業時間よりも、より長時間にわたって貸金庫を営業しようとするとその管理者の人件費がかさむことで貸金庫の営業コストが高くなってしまう、という問題点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特公平6-39854
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、従来より銀行等に設置されている貸金庫は、入退室経路を限定した貸金庫室を設け、その室内に顧客との個別な使用契約に基づく貸金庫マスを多数積層状に配列し、貸金庫マスそれぞれの前面扉に顧客各自が個々に所時する鍵で施解錠できる顧客錠と、銀行側の貸金庫担当者が管理する鍵で施解錠できる銀行錠とが重設されていて、顧客が契約中の金庫を使用する場合は、受付部署でその旨を銀行側の担当者に申し出、銀行側担当者と顧客との双方が貸金庫室へ同行して、まず入退室経路もしくは貸金庫室出入口の扉を銀行側担当者が認証カードもしくは所持鍵で開いて室内に入り、更に当該顧客の貸金庫マスの前まで同行して前記銀行錠を解錠したのち、やつと顧客が顧客錠を解錠するという、きわめてわずらわしい手順と協力作業が必要であつたところ、既設の貸金庫にも低廉かつ簡単な工事で実施でき、銀行錠の管理と貸金庫室への入退室の認証とに省力化および効率化をはかり、しかも防犯効果も万全な貸金庫管理システムを提供することを目的としたもので、貸金庫への入退室は自動化されたものであった。
【0005】
しかしながら個室内での万一の事態の発生や利用者からの不明点の問合せにどのように対応するかは従来の技術を解決した記述は見られず、相変わらず銀行に勤務する銀行員が体操せざるを得ないものであった。したがって、銀行の営業時間外には貸金庫を利用することができない点には変わりはなかった。また最近では銀行の営業時間に縛られずに、無人で営業可能な貸金庫システムの提案もみられるが、24時間体制の営業をするためにはセキュリティ体制、安全対策のための外注可能企業が少なく、あるいは見当たらず、24時間体制の無人での貸金庫の営業は困難であった。そこで本件発明では、無人の貸金庫であって24時間体制で営業でき、かつセキュリティ体制や安全対策のための外部機関への委託が容易な貸金庫システムを提案する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで本件発明は、第一の発明として、バックヤードと、クーポンブースと、エントランスとからなる貸金庫と、第一ガードセンターと、第二ガードセンターと、とからなる無人貸金庫システムであって、貸金庫は、バックヤードが、保護箱ストック部と保護箱搬送部と、後記する監視カメラ映像を送信するためのカメラ映像送信部と、後記するオートフォンを用いてガードセンターに駐在する外部人員と利用者との直通会話のための通信をするとともに、第一時間帯は後記する第一ガードセンターのオートフォン親機に向けて発呼し、第二時間帯は後記する第二ガードセンターの親機に向けて発呼するように構成されたオートフォン通信部と、を含み、クーポンブースは、ブース入退室扉と、保護箱搬送部によって保護箱ストック部から搬送されてくる保護箱の開閉をするための保護箱開閉部と、 利用権原の認証をカードでするためのカード認証部と、利用権原の認証を暗証番号でするための暗証番号入力部と、室内を撮影する監視カメラと、外部人員と直通会話をするためのオートフォン子機と、を含み、エントランスは、クーポンブースに隣接し、エントランス入退室扉を有するエントランスと、を含むように構成され、第一ガードセンターは、オートフォン子機からの発呼に応じてオートフォン子機を利用する利用者と会話をするための第一オートフォン親機と、カメラ映像送信部からの監視カメラ映像を受信する監視カメラ映像受信部と、受診した監視カメラ映像を表示する監視カメラ映像表示部と、を有し、 第二ガードセンターは、オートフォン子機からの発呼に応じてオートフォン子機を利用する利用者と会話をするための第二オートフォン親機を有する、無人貸金庫システム及び、この無人貸金庫システムを構成する貸金庫を提供する。
【0007】
第二の発明として、第一の発明を基礎として、第一ガードセンターの第一オートフォン親機は、第一顧客群のオートフォン子機とも会話可能にネットワーク構成され、第二ガードセンターの第二オートフォン親機は、第二顧客群のオートフォン子機とも会話可能にネットワーク構成された無人貸金庫システムを提供する。
【0008】
第三の発明として、第一又は第二の発明のいずれか一を基礎として、前記貸金庫のオートフォン子機以外は第一顧客群のオートフォン子機と、第二顧客群のオートフォン子機は重複していない無人貸金庫システムを提供する。
【0009】
第四の発明として、第一から第三の発明のいずれか一を基礎として、 前記貸金庫の前記バックヤードの前記オートフォン通信部は、第一時間帯又は/及び第二時間帯の設定をするための時間帯設定手段を有する無人貸金庫システムを提供する。
【0010】
第五の発明として、オートフォン子機は、クーポンブースのみならず、エントランスやエントランス入退室扉近辺にも備えられている第一から第四の発明を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
物品保管箱
1か月前
個人
防犯用ドア装置
2か月前
個人
ピンシリンダー錠。
3か月前
リョービ株式会社
ヒンジ装置
4か月前
個人
ポスト機能付き手提げ金庫
1か月前
個人
二重ロック機能付小物入れ
2か月前
個人
顔認証による入室システム
2か月前
株式会社ニシムラ
ラッチ錠
3か月前
株式会社SKB
引き戸装置
4か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
ミサワホーム株式会社
錠受具
3か月前
株式会社アルファ
電気錠
2か月前
リョービ株式会社
ドアクローザ
2か月前
個人
無人貸金庫システム
11日前
リョービ株式会社
ドアクローザ
2か月前
株式会社ベスト
扉及び個室
8日前
美和ロック株式会社
ハンドル装置
3か月前
タキゲン製造株式会社
抜差し蝶番
3か月前
株式会社ベスト
開き扉の開閉装置
1か月前
マツ六株式会社
引戸用鎌錠
4か月前
有限会社シティング
引き戸
18日前
積水ハウス株式会社
引き戸
20日前
積水ハウス株式会社
引き戸
8日前
株式会社榮伸
カバン蓋の係止装置
1か月前
スズキ株式会社
車両用乗員保護装置
1か月前
美和ロック株式会社
IDキー
2か月前
ミネベアショウワ株式会社
ドア装置
1か月前
ミネベアショウワ株式会社
ドア装置
1か月前
株式会社ナスタ
荷物受取容器
4か月前
株式会社ユニオン
ドアハンドル
12日前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
神田工業株式会社
解錠システム
2か月前
株式会社WEST inx
引戸用引手
3か月前
マツ六株式会社
引戸の引手部材
4か月前
株式会社LIXIL
建具
8日前
ミネベアミツミ株式会社
電気錠
4か月前
続きを見る
他の特許を見る