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公開番号
2025122356
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-21
出願番号
2024017766
出願日
2024-02-08
発明の名称
建具
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E05B
47/00 20060101AFI20250814BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】ドアが閉位置にあるときに確実に施錠状態を保つことができる建具を提供すること。
【解決手段】建物の開口部に設けられる開閉可能な戸体本体と、戸体本体の施解錠を行う電気錠と、解錠後に自動施錠を行うように電気錠の施解錠動作を制御する制御部と、制御部を介して電気錠に給電を行う給電経路と、を備え、給電経路は、常用電源に接続される第1の給電経路と、予備電源に接続される第2の給電経路と、を少なくとも含む、建具である。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の開口部に設けられる開閉可能な戸体本体と、
前記戸体本体の施解錠を行う電気錠と、
解錠後に自動施錠を行うように前記電気錠の施解錠動作を制御する制御部と、
前記制御部を介して前記電気錠に給電を行う給電経路と、を備え、
前記給電経路は、常用電源に接続される第1の給電経路と、予備電源に接続される第2の給電経路と、を少なくとも含む、建具。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
前記常用電源からの給電が停止した場合に、前記給電経路を前記第1の給電経路から前記第2の給電経路に切り換える切換部を有する、請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記予備電源は、建具内部に配置される、請求項1又は2に記載の建具。
【請求項4】
前記予備電源は、前記常用電源からの給電によって蓄電される蓄電装置である、請求項1又は2に記載の建具。
【請求項5】
前記第2の給電経路は、予備電源用給電口を有する、請求項1又は2に記載の建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、建具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、防火認定仕様のドアが知られている。防火認定仕様のドアには、火災が発生した場合に、一定時間、火炎が非加熱側(室外側)へ噴出しない遮炎性能が求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-146586号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
火災発生時、ドアには、室内外間で発生する圧力差によって、開方向への力が掛かる場合がある。このとき、ドアが施錠状態であれば、ドアは閉位置に保持され、非加熱側(室外側若しくは室内側)への火炎の噴出は抑えられる。しかし、鍵のかけ忘れ等によってドアが非施錠状態である場合、ドアが閉位置に位置していても、室内外間の圧力差によってドアが開放してしまい、火炎が非加熱側(室外側若しくは室内側)に噴出するおそれがある。特に、ドアを閉位置に保持するためのラッチ機構がローラーラッチ等の保持力の弱いものである場合は、火災発生時にドアが開放するリスクがさらに高まる。
【0005】
本開示は、ドアが閉位置にあるときに確実に施錠状態を保つことができる建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、建物の開口部に設けられる開閉可能な戸体本体と、前記戸体本体の施解錠を行う電気錠と、解錠後に自動施錠を行うように前記電気錠の施解錠動作を制御する制御部と、前記制御部を介して前記電気錠に給電を行う給電経路と、を備え、前記給電経路は、常用電源に接続される第1の給電経路と、予備電源に接続される第2の給電経路と、を少なくとも含む、建具に関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態の建具を室外側から見た状態を示す図である。
一実施形態の建具のドア本体が開位置に位置している状態を示す斜視図である。
袖部におけるドア本体との対向面を示す斜視図である。
ドア本体に設けられる錠受け部及びラッチ受け部を示す斜視図である。
ローラーラッチがラッチ受け部に係合する様子を示す図である。
一実施形態の建具における電気錠システムの概略構成を示す図である。
一実施形態の建具における電気錠システムの動作の一例を示すフローチャートである。
他の実施形態の建具における電気錠システムの概略構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の建具の一実施形態について図面を用いて詳細に説明する。以下の説明においては、ドア本体3及び袖部4の横方向を左右方向Xとする。左右方向Xは、ドア本体3の幅方向であり、袖部4の幅方向である。左右方向Xにおいて、一方側をX1側(図1における右側)とし、他方側をX2側(図1における左側)とする。
【0009】
図1及び図2に示すように、本実施形態の建具1は、建物の開口部に固定される枠体2と、枠体2内に開閉可能に配置されるドア本体3(戸体本体)と、枠体2の戸先側に配置される袖部4と、を備える。建具1は、建物の玄関用として設けられる。建具1は、電気錠5によってドア本体3の施解錠を行うことが可能である。
【0010】
枠体2は、建物の開口部の四周に沿って設けられる。枠体2は、図1及び図2に示すように、横枠としての上枠21及び下枠22と、左右方向XのX1側に配置される縦枠23と、左右方向XのX2側に配置される縦枠24と、により矩形に枠組みされる。枠体2内には、ドア本体3及び袖部4が、幅方向に隣接して配置されている。ドア本体3は、左右方向XのX1側に配置されている。袖部4は、左右方向XのX2側に配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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