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公開番号
2025122462
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-21
出願番号
2024017967
出願日
2024-02-08
発明の名称
タイヤ
出願人
横浜ゴム株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60C
11/13 20060101AFI20250814BHJP(車両一般)
要約
【課題】再生溝の最大深さを規定する凹部を基点とするクラックの発生を抑制すること。
【解決手段】トレッド面においてタイヤ周方向に延びる周方向主溝21と、周方向主溝21の溝底21Aに突出して設けられたトレッドウェアインジケータ2と、トレッドウェアインジケータ2の頂部2Aに形成されて周方向主溝21のリグルーブ実施後の最大深さを規定する凹部3と、を含み、凹部3は、トレッドウェアインジケータ2の頂部2Aからの深さHrが2.5[mm]以上10.0[mm]以下の範囲に形成され、開口部3AのR面取の半径Rr1が0.5[mm]以上8.0[mm]以下の範囲に形成され、底部3CのR面取の半径Rr2が0.5[mm]以上4.0[mm]以下の範囲で形成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッド面においてタイヤ周方向に延びる周方向主溝と、
前記周方向主溝の溝底に突出して設けられたトレッドウェアインジケータと、
前記トレッドウェアインジケータの頂部に形成されて前記周方向主溝のリグルーブ実施後の最大深さを規定する凹部と、
を含み、
前記凹部は、
前記トレッドウェアインジケータの前記頂部からの深さが2.5[mm]以上10.0[mm]以下の範囲に形成され、
開口部のR面取の半径が0.5[mm]以上8.0[mm]以下の範囲に形成され、
底部のR面取の半径が0.5[mm]以上4.0[mm]以下の範囲に形成される、
タイヤ。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記凹部は、
内径が1.2[mm]以上8.0[mm]以下の範囲に形成され、
前記開口部の前記R面取から前記底部の前記R面取に至り窄まり得る内壁面のタイヤ径方向に対する角度が0[deg]以上45[deg]以下に形成される、
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記凹部は、
前記トレッドウェアインジケータの前記頂部のタイヤ周方向の寸法に対する前記開口部のタイヤ周方向の寸法の比率が20[%]以上70[%]以下の範囲に形成され、
前記トレッドウェアインジケータのタイヤ幅方向の寸法に対する前記開口部のタイヤ幅方向の寸法の比率が20[%]以上95[%]以下の範囲に形成される、
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記凹部は、
前記トレッド面から視て前記開口部が円形状または楕円形状に形成される、
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記凹部は、
前記トレッド面から視て前記開口部が円形状または楕円形状に形成され、その縦横比が1.0以上5.0以下の範囲に形成される、
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記凹部は、
前記開口部の前記R面取と前記周方向主溝の溝壁との接続部がR面取で接続され、
前記接続部のR面取の半径が1.0[mm]以上5.0[mm]以下の範囲に形成される、
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記周方向主溝が2本以上設けられ、
前記凹部は、
タイヤ幅方向最外側の前記周方向主溝に配置される、
請求項1に記載のタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、トレッドの溝を再生するため、再生後の溝の最大深さを規定する凹部を溝底に配置するタイヤの発明が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2013/087473号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
溝底に凹部を配置すると、走行時に溝底に加わる応力により、凹部を基点としたクラックが発生するおそれがある。
【0005】
この発明は、再生溝の最大深さを規定する凹部を基点とするクラックの発生を抑制することのできるタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係るタイヤは、トレッド面においてタイヤ周方向に延びる周方向主溝と、前記周方向主溝の溝底に突出して設けられたトレッドウェアインジケータと、前記トレッドウェアインジケータの頂部に形成されて前記周方向主溝のリグルーブ実施後の最大深さを規定する凹部と、を含み、前記凹部は、前記トレッドウェアインジケータの前記頂部からの深さが2.5[mm]以上10.0[mm]以下の範囲に形成され、開口部のR面取の半径が0.5[mm]以上8.0[mm]以下の範囲に形成され、底部のR面取の半径が0.5[mm]以上4.0[mm]以下の範囲に形成される。
【発明の効果】
【0007】
この発明によれば、再生溝の最大深さを規定する凹部を基点とするクラックの発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る空気入りタイヤの子午断面図である。
図2は、実施形態に係る空気入りタイヤの周方向主溝の拡大平面図である。
図3は、図2おけるA-A断面図である。
図4は、図2おけるB-B断面図である。
図5は、実施形態に係る空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。
図6は、実施形態に係る空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施形態の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。また、この実施形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
【0010】
以下の説明において、タイヤ径方向とは、実施形態の空気入りタイヤ1の回転軸であるタイヤ回転軸(図示省略)と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とはタイヤ径方向においてタイヤ回転軸に向かう側、タイヤ径方向外側とはタイヤ径方向においてタイヤ回転軸から離れる側をいう。また、タイヤ周方向とは、タイヤ回転軸を中心軸とする周り方向をいう。また、タイヤ幅方向とは、タイヤ回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面(タイヤ赤道線)CLに向かう側、タイヤ幅方向外側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLから離れる側をいう。タイヤ赤道面CLとは、タイヤ回転軸に直交すると共に、空気入りタイヤ1のタイヤ幅の中心を通る平面であり、タイヤ赤道面CLは、空気入りタイヤ1のタイヤ幅方向における中心位置であるタイヤ幅方向中心線と、タイヤ幅方向における位置が一致する。タイヤ赤道線とは、タイヤ赤道面CL上にあって空気入りタイヤ1のタイヤ周方向に沿う線をいう。また、タイヤ子午線方向の断面(子午断面図)とは、タイヤ回転軸を含む平面でタイヤを切断したときの断面をいう。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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