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公開番号
2025123031
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2024018861
出願日
2024-02-09
発明の名称
キャップおよび容器
出願人
サントリーホールディングス株式会社
,
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
47/20 20060101AFI20250815BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】蓋体をキャップ本体から外して小穴を開放した状態で、吐出弁を有さない容器をハンドリングしても、小穴を通してキャップ本体の外部に内容物が意図せず漏出するのを抑制することができる。
【解決手段】キャップ13は、容器本体11の口部12に装着され、かつ内容物を吐出可能な小穴15が形成されたキャップ本体16と、蓋体17と、を備え、キャップ本体16は、口部12に、この口部12から上方に突出した状態で外装される外装筒41と、口部12内に嵌合される第1筒43と、を備え、第1筒43には、上方に向けて延びる連結筒65と、連結筒65より径方向の内側に位置し、上方に向けて突出した有頂筒状の台座筒66と、が形成され、台座筒66の頂壁69に、小穴15が上下方向に貫いて形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
内容物を収容する容器本体の口部に装着され、かつ内容物を吐出可能な小穴が形成されたキャップ本体と、
前記キャップ本体に離脱可能に螺着された蓋体と、を備え、
前記キャップ本体は、
前記容器本体の口部に、この口部から上方に突出した状態で外装される外装筒と、
前記容器本体の口部内に嵌合される第1筒と、を備え、
前記外装筒のうち、前記容器本体の口部から上方に突出する上部に、前記蓋体が螺着され、
前記第1筒には、
上方に向けて延びる連結筒と、
前記連結筒より径方向の内側に位置し、上方に向けて突出した有頂筒状の台座筒と、が形成され、
前記台座筒の頂壁に、前記小穴が上下方向に貫いて形成され、
前記蓋体には、前記連結筒内に有底筒状の第2筒が備えられ、
前記第2筒の底壁には、下方に向けて突出し、前記台座筒を径方向に囲う保持筒が形成され、前記保持筒内には、前記台座筒の頂壁に当接して前記小穴を封止するパッキンが配設されている、キャップ。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記小穴の数が2つ以上である、請求項1に記載のキャップ。
【請求項3】
前記小穴の内径は0.3mm以下となっている、請求項1に記載のキャップ。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載されたキャップと、内容物を収容する容器本体とを有し、前記キャップが前記容器本体の口部に装着された容器。
【請求項5】
前記容器本体の満注容量は600ml以下となっている、請求項4に記載の容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、キャップおよび容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、収容される内容物の減少に伴い減容変形する内容器、および内容器が内装された外容器を備えるとともに、口部、胴部、および底部が、容器軸方向に沿って上方から下方に向けてこの順に配設された容器本体と、外容器の口部に装着され、かつ内容物の吐出孔が形成されたキャップ本体と、キャップ本体に離脱可能に螺着され、吐出孔を閉塞する蓋体と、を備え、容器本体に、内容物の減少に伴い、外容器と内容器との間に外気を導入する外気導入孔が設けられている、二重容器が知られている。
二重容器として、例えば下記特許文献2に示されるような、配管に接続されて配管内に内容物が吐出孔を通して供給される構成も知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-197252号公報
特開2005-335713号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
蓋体をキャップ本体から外して吐出孔を開放した状態で、容器を、例えば特許文献2に記載のように配管に接続する等、ハンドリングすると、吐出孔を開閉する吐出弁を有さない場合、吐出孔を通してキャップ本体の外部に内容物が意図せず漏出するおそれがある。
【0005】
本発明は、蓋体をキャップ本体から外して吐出孔である小穴を開放した状態で、吐出弁を有さない容器をハンドリングしても、小穴を通してキャップ本体の外部に内容物が意図せず漏出するのを抑制することができるキャップおよび容器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るキャップは、内容物を収容する容器本体の口部に装着され、かつ内容物を吐出可能な小穴が形成されたキャップ本体と、前記キャップ本体に離脱可能に螺着された蓋体と、を備え、前記キャップ本体は、前記容器本体の口部に、この口部から上方に突出した状態で外装される外装筒と、前記容器本体の口部内に嵌合される第1筒と、を備え、前記外装筒のうち、前記容器本体の口部から上方に突出する上部に、前記蓋体が螺着され、前記第1筒には、上方に向けて延びる連結筒と、前記連結筒より径方向の内側に位置し、上方に向けて突出した有頂筒状の台座筒と、が形成され、前記台座筒の頂壁に、前記小穴が上下方向に貫いて形成され、前記蓋体には、前記連結筒内に有底筒状の第2筒が備えられ、前記第2筒の底壁には、下方に向けて突出し、前記台座筒を径方向に囲う保持筒が形成され、前記保持筒内には、前記台座筒の頂壁に当接して前記小穴を封止するパッキンが配設されている。
【0007】
内容物を吐出する小穴が、容器本体の口部に設けられる第1筒のなかでも、この第1筒に形成された連結筒よりもさらに径方向の内側に位置する台座筒の頂壁に形成されているので、小穴の内径が小さく抑えられることとなり、小穴が、連結筒により径方向の外側から囲まれていることと相俟って、蓋体をキャップ本体から外して小穴を開放した状態で、吐出弁を有さない容器をハンドリングしても、小穴を通してキャップ本体の外部に内容物が意図せず漏出するのを抑制することができる。
蓋体の第2筒の底壁に形成された保持筒内に、台座筒の頂壁に当接して小穴を封止するパッキンが配設されているので、蓋体がキャップ本体に装着された状態で、小穴の密封性を確実に確保することができる。
【0008】
前記小穴の数が2つ以上であっても良い。
【0009】
小穴を成形した際、膜状の薄肉片が発生することがある。台座筒の頂壁に形成された小穴の数が2つ以上となっているので、全ての小穴が薄肉片で塞がることを抑えることができる。
【0010】
前記小穴の内径は1.0mm以下であることが好ましく、0.5mm以下であることがより好ましく、0.3mm以下であることが、より更に好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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