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公開番号2025123507
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2025105958,2021158471
出願日2025-06-23,2021-09-28
発明の名称トイレットロール包装体
出願人日本製紙クレシア株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65D 75/60 20060101AFI20250815BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】少なくとも紙基材を含む包装基材でトイレットロールを包装し、ホットメルト接着剤で接着しても、包装後の形態が良好で、トイレットロールの不良品が出にくく、包装基材が適度に接着されていて剥がしやすいトイレットロール包装体を提供する。
【解決手段】少なくとも紙基材を含む包装基材で、2個、4個又は6個のトイレットロールを包装した包装体であって、包装基材の坪量が40g/m2以上105g/m2以下であり、トイレットロールが、その軸方向に垂直な方向に1列、2列又は3列で、かつ、2列又は3列である場合にいずれの列も両端面が揃うように並び、包装基材の周長方向における一端において、ホットメルト接着剤を包装基材の周長方向と略垂直な方向に塗布し、包装基材の周長方向における他端と接着する接着部を備えることを特徴とする、トイレットロール包装体を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも紙基材を含む包装基材で、2個、4個又は6個のトイレットロールを包装した包装体であって、
前記包装基材の坪量が40g/m

以上105g/m

以下であり、
前記トイレットロールが、その軸方向に垂直な方向に1列、2列又は3列で、かつ、2列又は3列である場合にいずれの列も両端面が揃うように並び、
前記包装基材の周長方向における一端において、ホットメルト接着剤を前記包装基材の周長方向と略垂直な方向に塗布し、前記包装基材の周長方向における他端と接着する接着部を備えることを特徴とする、トイレットロール包装体。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記接着部の形状がスパイラル形状であることを特徴とする、請求項1に記載のトイレットロール包装体。
【請求項3】
前記接着部の幅が3mm以上40mm以下であることを特徴とする、請求項2に記載のトイレットロール包装体。
【請求項4】
前記ホットメルト接着剤の材質がゴム系であることを特徴とする、請求項2又は3に記載のトイレットロール包装体。
【請求項5】
前記接着部の形状がビード形状であることを特徴とする、請求項1に記載のトイレットロール包装体。
【請求項6】
前記接着部の幅が1mm以上20mm以下であることを特徴とする、請求項5に記載のトイレットロール包装体。
【請求項7】
前記ホットメルト接着剤の材質がオレフィン系であることを特徴とする、請求項5又は6に記載のトイレットロール包装体。
【請求項8】
前記トイレットロールのロール密度が0.10g/cm

以上0.33g/cm

以下であることを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載のトイレットロール包装体。
【請求項9】
前記包装体が、キャラメル包装であることを特徴とする、請求項1から8のいずれか1項に記載のトイレットロール包装体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、紙製品、特にトイレットロールを包装するのに好適なトイレットロール包装体に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、包装や容器等に用いられる基材を中心に、プラスチックの減容化が望まれている。
【0003】
例えば、コピー用紙は、紙を主体とする包装基材で包装されている一方で、トイレットペーパー(トイレットロール)の場合、トイレットペーパー(トイレットロール)は柔らかいため(形態が安定しないため)、包装する際に包装基材が意図しない箇所で曲がったりしてしまい、包装後の形態に劣る。また、紙はフィルムに比べて厚くゴワゴワするため、紙が所定の位置で曲がりにくく、そのような点においても包装後の形態に劣る。
【0004】
トイレットロール包装体に係る発明の先行技術文献として、例えば、特許文献1には、所定個数集合させたトイレットロールパックを、紙シートでキャラメル状に包被するトイレットロール包装体の製造方法において、クラフトパルプを主体として抄造した紙シートを使用し、該シートの縦方向(製造時の紙の流れ方向)の中央部にミシン目等の易切断線及び/又は開封テープ等からなる開梱手段をあらかじめ設けて、所定の寸法に裁断した紙シートで前記ロールパックの集合体をキャラメル状に包被した後、キャラメル状包装体の上面で前記紙シートの前後重合端を接着し、さらに再生可能な粘着テープでキャラメル状包装体のサイド重合端部を封止することを特徴とするトイレットロール包装体の製造方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-054504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
接着剤層(ヒートシール層)を全体に有するヒートシール紙を用いてトイレットロールを包装し、周長方向でヒートシールを行うと、通常は図4(a)に示すように、包装後に包装基材20同士が接着部22を介して接着し、トイレットロール21はそのままであるが、場合(熱の伝わり方)によっては、図4(b)に示すように、内側の包装基材30とトイレットロール31が接着部32を介して接着してしまい、不良品となってしまうことがある。
【0007】
そこで、ヒートシールを行わないよう、ホットメルト接着剤を用いて、包装基材を接着することが考えられる。ホットメルト接着剤を用いると、ホットメルト接着剤を塗布した接着部が盛り上がり、段ボールでトイレットロール包装体を梱包した際に、トイレットロール包装体同士が圧縮されることにより、接着部が他のトイレットロール包装体のトイレットロール表面に押し付けられて跡がついてしまい、不良品になる場合がある。
【0008】
それに対して、接着部でトイレットロールに跡がつかないようにするため、包装基材の坪量を高くし、接着部が局所的に他のトイレットロール包装体で圧縮されないようにすると、跡はつきにくくなるが、包装基材が固くなることで、包装基材が所定の位置で曲がりにくくなり、包装後の形態に劣る。
【0009】
また、ホットメルト接着剤の量を少なくすると、跡は付きにくくなるが、包装基材の接着性が悪くなり、包装が部分的に取れてしまい、不良品になる場合がある。また、接着部の面積を広くすると、跡がつきやすくなるとともに、包装基材を剥がしにくくなり、不良品になる場合がある。
そのため、紙基材を含む包装基材でトイレットロールを包装する際、不良品が発生しにくく、かつ、包装性が良好であることは困難であった。
【0010】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、少なくとも紙基材を含む包装基材でトイレットロールを包装し、ホットメルト接着剤で接着しても、包装後の形態が良好で、トイレットロールの不良品が出にくく、包装基材が適度に接着されていて剥がしやすいトイレットロール包装体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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