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公開番号2025125148
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-27
出願番号2024021010
出願日2024-02-15
発明の名称復習日の検索付箋及びシステム
出願人株式会社マイスターズインク
代理人個人
主分類B42D 9/00 20060101AFI20250820BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】本発明は、学習を行う際に復習するのに適した間隔の時間をおいて、そのタイミングを効果的に活用するためのツールを提供するものであり、また、記憶の定着に資するといわれているエビングハウス理論の忘却曲線を効果的に活用し、復習するのに適したページ並びに復習するのに適した日を検索可能とすることで、学習の成果を高められる付箋及びシステムの提供を課題とするものである。
【解決手段】本発明は、復習するのに適したページを検索可能とする付箋を目印とし、週毎に色分けされる色彩情報と曜日情報が表された付箋を利用することにより、学習した日から起算して復習するに適した特定の曜日がわかるように表示する復習日表示機能を備えたレビュー日確認ツール(基本は付箋とカレンダーからなる)を用いる構成を採用した。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
復習するのに適したページを検索可能とする付箋であって、
週毎に色分けされる色彩情報25と曜日情報23が表された付箋10を利用し、
学習した日から起算して復習するに適した特定の曜日がわかるように表示する復習日表示機能50を備えたことを特徴とする復習するのに適したページを検索可能とする付箋1。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
復習に適した日を確認できる復習日表示システムであって、
付箋10とレビュー日確認ツール20から成り、
前記付箋10には週毎に色分けされる色彩情報25と曜日情報23が表されており、
前記レビュー日確認ツール20は学習した日から起算して復習するに適した特定の曜日がわかるように表示する復習日表示機能50を備えたことを特徴とする復習日表示システム2。
【請求項3】
前記付箋10に、更に月情報27が表されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の復習日表示システム2。
【請求項4】
前記レビュー日確認ツール20が、固定盤21と回転盤22から成り、
前記固定盤21には一週間分の曜日情報23が環状に表され、前記回転盤22には学習した日から起算して復習するに適した特定の曜日がわかるように表示する表示窓24が設けられていることで前記復習日表示機能50を備えることを特徴とする請求項2に記載の復習日表示システム2。
【請求項5】
前記レビュー日確認ツール20が、カレンダーから成り、
前記カレンダーには一週間分毎に色分けされた色彩情報25が表され、前記付箋10の曜日情報40に照らして復習するに適した特定の日がわかるようにする前記復習日表示機能50を備えたことを特徴とする請求項2に記載の復習日表示システム2。
【請求項6】
前記レビュー日確認ツール20における前記復習日表示機能50が、携帯電話機端末70の表示画面に表示されるものであることを特徴とする請求項2に記載の復習日表示システム2。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は付箋本体と付箋を着色した色彩情報を利用した復習するのに適したページを検索可能とする付箋であって、詳しくは、付箋に表示された曜日情報と色彩情報から記憶の忘却曲線に基づいて復習するのに適したページ並びに復習するのに適した日を検索可能とする付箋及びシステムに関するものである。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年付箋紙の普及は著しく、事務仕事や勉強時に欠かせないものとなっている。しかしながら、日常的に使用するにはまだまだ開発の余地があるといえ、益々便利に使用できる付箋紙の開発が進んでいる状況にある。
【0003】
開発の余地としては、特に学生や資格試験を目指す方々にとって、予習や復習を行うタイミングについて、現状では、学習者が個々に判断するか、家族や先生に促されて行なっているものである。しかしながら、このタイミングを自己で管理することは、意外と難しいものであるといえ、かといって、常に誰かが管理することも難しい現状にある。そこで、その管理を他人には頼らず、学習者自身が明確に管理する方法があれば便利といえる。
【0004】
予習復習の自己管理について、特に難しいのは、やりたいことの欲求を制御するということである。これはよほど自分に厳しい心の持ち主でなければタイミングよく切り替えることができないことがあげられる。かといって、人に言われて始めるのは、テンションが下がった状態から始めることとなり、好ましい状態とは言えない。そこで、自分の意志で付箋を使って、機械的にそのスケジュールを管理することで、自分で決めた約束事を付箋によって明確に、そして強制力を持ったシステムとして取り入れる方法があれば望ましいといえる。
【0005】
なお、人間が記憶したいことを忘れるメカニズムを表す忘却曲線を参考にすれば学習した翌日、4日後、一週間後、二週間後、三週間後に復習することが望ましく、これを意識した学習方法はすでに確立されている。しかしながら、それを簡単かつ身近なもので自己の管理によってできるシステムがあればより望ましいといえる。
【0006】
このような問題に鑑み、従来から、復習日に関しては種々の技術提案がなされている。例えば、発明の名称を「学習用付箋、学習用付箋セット、及びコンピュータープログラム」とする技術が開示されている(特許文献1参照)。具体的には、「復習の適切なタイミングを示す学習用付箋及び学習用付箋セット、並びに学習用付箋に示される情報を電子的に利用可能とするコンピュータープログラムを提供する」ことを課題とし、解決手段としては、「学習用付箋1は、付箋紙本体10と、付箋紙本体10に接続され、付箋紙本体10から順次切り離し可能な複数の切離部11,12,13とを備え、切離部11,12,13のそれぞれは、付箋紙本体10が被貼付体に貼付されている状態において視認可能な表示領域を有し、その表示領域のそれぞれには、学習のタイミングを示すタイミング情報が示される。」という発明が公開され公知技術となっている。係る技術は付箋紙を用いて学習のタイミングがわかる点において、本発明に係る付箋紙と一部共通する構成がある。しかしながら、特許文献1に記載の技術は、付箋紙に学習のタイミング情報が記載されたものを使用するものであり、付箋紙と日程盤を使用し、復習のタイミングをはかる本発明とは解決方法や構成を異にする。
【0007】
また、発明の名称を「付箋」とする技術が開示されている(特許文献2参照)。具体的には、「従来の目印やブックマークとしての付箋の基本的な構成を有すると共に、付箋本体の切断可能な除去部を2箇所設けることで、2度チェック出来る上に残存した基部の形状と表記部はその目的を達成したことを示し、付箋紙の変化のプロセスと意味内容の変化を楽しむことができる付箋を提供する」ことを課題とし、解決手段として、「付箋紙本体の上端部のてっぺんの中心点から左端と右端の任意の点まで斜め下にミシン目を入れることで、逆V字形の切断可能部を形成し、左右に切断除去可能な三角形の除去部と五角形の基部で構成され、主に学生の予習復習をする時に教科書、参考書、ノートの前面部又は側面部に表記部がはみ出し目印になるように貼り使用する」という発明が公開され公知技術となっている。係る技術は同じ箇所を複数回学習するという目的のための付箋を提供するという課題が共通している。しかしながら、特許文献2に記載の技術は、予習や復習を行うタイミングについては学習者が個々に判断して行うものであり、復習日を付箋と日程版にて確認し、学習する本発明とは目的と構成を異にするものである。
【0008】
また、発明の名称を「付箋紙」とする技術が開示されている(特許文献3参照)。具体的には、「進捗状況の管理に好適な付箋紙を提供する」ことを課題とし、解決手段として、「付箋紙は、裏面の一部に接着剤が設けられ、複数枚が積層される。付箋紙には、付箋紙を切断可能にする少なくとも1本の切断部により複数の範囲に区分され、付箋紙の表面に、切断部により区分される範囲別に進捗状況を表す文字または図形の少なくとも何れか一方による表記が印刷される。」という発明が公開され公知技術となっている。係る技術は日程を管理するという目的のための付箋を提供するという課題が共通している。しかしながら、特許文献3に記載の技術は、学習に特化したものではなく、管理や学習タイミングについては使用者が個々に判断して行うものであり、復習日を付箋とレビュー日確認ツールにて確認し、学習する本発明とは目的と構成を異にするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特許第7057055号
登録実用新案第3216340号
登録実用新案第3205504号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、学習を行う際に復習するのに適した間隔の時間をおいて、そのタイミングを効果的に活用するためのツールを提供するものであり、また、記憶の定着に資するといわれているエビングハウス理論の忘却曲線を効果的に活用し、復習するのに適したページ並びに復習するのに適した日を検索可能とすることで、学習の成果を高められる付箋及びシステムの提供を課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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