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公開番号2025127822
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2024024743
出願日2024-02-21
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類B65H 7/02 20060101AFI20250826BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】メディアセンサの状態に応じた画像形成装置の制御を行う。
【解決手段】画像形成装置201Aは、用紙を積載する手差し給紙部235と、
手差し給紙部235により給紙された用紙の特徴量を測定するメディアセンサ100と、メディアセンサ100に対向して配置される紙押さえコロ(260、261)と、紙押さえコロ(260、261)を移動させるコロ着脱部250と、コロ着脱部250の故障により紙押さえコロ(260、261)が移動できなくなった場合に、手差し給紙部235による給紙を禁止するシステム制御部401と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
用紙を積載する積載手段と、
前記積載手段から給紙された前記用紙に画像を形成する画像形成手段と、
前記積載手段から前記画像形成手段に前記用紙が搬送される搬送経路の一方側に配置され、前記用紙の特徴量を測定する測定手段と、
前記搬送経路を介して前記測定手段と対向する他方側に配置される対向部材と、
前記対向部材を第1位置と第2位置とに移動させる移動手段と、
前記移動手段を制御する制御手段と、を備え、
前記第1位置は、前記測定手段と前記対向部材とのニップ部で前記用紙が挟持搬送される位置であり、前記第2位置は、前記測定手段と前記対向部材との距離が前記第1位置より遠い位置であり、
前記制御手段は、前記移動手段により前記対向部材を前記第1位置と前記第2位置とに移動させることができない状態となった場合、前記積載手段から前記用紙を給紙することを禁止することを特徴とする、
画像形成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記対向部材が前記第1位置から移動できなくなった場合には前記積載手段から前記用紙を給紙することを禁止し、前記対向部材が前記第2位置から移動できなくなった場合には前記積載手段から前記用紙を給紙することを許可することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記対向部材が前記第2位置から移動できなくなった場合には前記測定手段に前記用紙の特徴量の測定を実行させないことを特徴とする、
請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記移動手段により前記対向部材を前記1位置と前記第2位置とに移動させることができる状態、且つ前記測定手段により前記用紙の特徴量が測定できない状態となった場合、前記積載手段から前記用紙を給紙することを許可し、且つ前記測定手段に前記用紙の特徴量の測定を実行させないことを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記移動手段に前記対向部材を前記第2位置から前記第1位置に移動させる制御を行った後に前記対向部材が前記第1位置に移動していなければ、前記移動手段により前記対向部材を前記第1位置と前記第2位置とに移動させることができない状態となったと判定することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記移動手段に前記対向部材を前記第1位置から前記第2位置に移動させる制御を行った後に前記対向部材が前記第2位置に移動していなければ、前記移動手段により前記対向部材を前記第1位置と前記第2位置とに移動させることができない状態となったと判定することを特徴とする、
請求項5記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記移動手段は、前記対向部材の位置を検知する検知手段を有しており、
前記制御手段は、前記検知手段により前記対向部材の前記第1位置への移動と前記第2位置への移動とを検知することを特徴とする、
請求項5又は6記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記測定手段は、超音波センサを有しており、
前記制御手段は、前記超音波センサに前記用紙が無い状態で測定を行わせた結果に基づいて、前記測定手段により前記用紙の特徴量が測定できない状態であるかの判定を行うことを特徴とする、
請求項4記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記測定手段は、光学センサを有しており、
前記制御手段は、前記光学センサに前記用紙が無い状態で測定を行わせた結果に基づいて、前記測定手段により前記用紙の特徴量が測定できない状態であるかの判定を行うことを特徴とする、
請求項4記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記制御手段は、印刷ジョブを開始すると前記移動手段の状態と前記測定手段の状態を判定することを特徴とする、
請求項4記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、用紙の物性値を取得可能な用紙種類識別装置を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置には、画像を印刷する記録媒体である用紙の紙種を判別するための用紙種類識別装置として、メディアセンサを備えるものがある。メデイアセンサは、光学センサや超音波センサ等の検出装置を用いて用紙の物性を表す特徴量を測定する。特徴量は、例えば用紙の坪量、表面性等の物性値である。画像形成装置は、メディアセンサによる測定結果と予め登録されている用紙毎の物性値を含む用紙情報とに基づいて、用紙の種類を判別する。判別した用紙の種類に応じて、画像形成条件が設定される。
【0003】
用紙は、搬送中に面方向に位置変動(ばたつき)が生じる場合がある。用紙のばたつきは、光学センサによる物性値の測定に影響し、用紙の種類の判別精度を低下させる要因となる。特許文献1には、用紙の搬送経路を挟んでメディアセンサに対向する位置に用紙を押さえるためのコロを配置した構成を提案する。コロにより光学センサの受光面に用紙を押さえつけることで、搬送時の用紙のばたつきを抑制し、用紙の種類の判別精度の低下を抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-200478号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
メディアセンサになんらかの不具合が発生した場合、メディアセンサの状態に応じた画像形成装置の制御を行うことが求められる。本発明は、上述の課題を鑑み、メディアセンサの状態に応じた画像形成装置の制御を行うことを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の画像形成装置は、用紙を積載する積載手段と、前記積載手段から給紙された前記用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記積載手段から前記画像形成手段に前記用紙が搬送される搬送経路の一方側に配置され、前記用紙の特徴量を測定する測定手段と、前記搬送経路を介して前記測定手段と対向する他方側に配置される対向部材と、前記対向部材を第1位置と第2位置とに移動させる移動手段と、前記移動手段を制御する制御手段と、を備え、前記第1位置は、前記測定手段と前記対向部材とのニップ部で前記用紙が挟持搬送される位置であり、前記第2位置は、前記測定手段と前記対向部材との距離が前記第1位置より遠い位置であり、前記制御手段は、前記移動手段により前記対向部材を前記第1位置と前記第2位置とに移動させることができない状態となった場合、前記積載手段から前記用紙を給紙することを禁止することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、メディアセンサの状態に応じた画像形成装置の制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成システムの構成図。
コントローラの説明図。
メディアセンサ100の構成説明図。
(a)、(b)は、メディアセンサ100の構成説明図。
(a)、(b)は、紙種データベースの説明図。
(a)、(b)は、ラインセンサの説明図。
光学センサと用紙の位置変動を抑制する機構の説明図。
(a)、(b)は、データ算出画素領域の説明図。
紙種判定処理を表すフローチャート。
用紙測定処理を表すフローチャート。
紙種判定処理を表すフローチャート。
用紙測定処理を表すフローチャート。
(a)、(b)は、光学センサの異常判定の説明図。
メディアセンサ異常判定処理を表すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
【0010】
図1は、本実施形態の用紙種類識別装置を有する画像形成システムの構成図である。実施形態の画像形成システム201は、用紙種類識別装置で用紙種類を判別し、ユーザに印刷モードを選択させた上で、判別した用紙種類に最適な画像形成条件で画像を形成する。画像形成条件には、例えば、二次転写電圧、定着温度、定着速度等がある。
(【0011】以降は省略されています)

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