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公開番号
2025127897
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024893
出願日
2024-02-21
発明の名称
シート給送装置及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
B65H
3/00 20060101AFI20250826BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】ロック機構がロック解除状態にあることを認識しやすくする。
【解決手段】シート給送装置は、第1筐体と第1収納部とを有する他のユニットと連結された状態で使用され、第1筐体の下に連結される第2筐体と、第2筐体に対して引出可能に装着される第2収納部と、第1筐体及び第2筐体が分離しないようにロックするロック状態と、ロック解除状態と、をとり得るロック機構と、を有し、ロック機構がロック状態である場合は、ロック機構の全体が、第1収納部の移動軌跡の外側に位置し、ロック機構がロック解除状態である場合は、ロック機構の全体が第1収納部の移動軌跡の外側に位置する状態とならないように構成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
第1筐体と、シートを収納し前記第1筐体に対して引出可能に装着される第1収納部と、を有する他のユニットと連結された状態で使用され、シートを給送するシート給送装置であって、
前記第1筐体の下に連結される第2筐体と、
シートを収納し、前記第2筐体に対して引出可能に装着される第2収納部と、
前記第1筐体及び前記第2筐体が分離しないようにロックするロック状態と、前記第1筐体及び前記第2筐体が分離することを許容するロック解除状態と、をとり得るロック機構と、
を有し、
前記ロック機構が前記ロック状態である場合は、前記ロック機構の全体が、前記第1収納部が前記第1筐体に対して装着及び引き出しされる際の前記第1収納部の移動軌跡の外側に位置し、
前記ロック機構が前記ロック解除状態である場合は、前記ロック機構の全体が前記第1収納部の前記移動軌跡の外側に位置する状態とならないように構成されている、
ことを特徴とするシート給送装置。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記ロック機構は、前記第1筐体に設けられた被係合部と係合する係合部を有するロック部材であって、前記係合部が前記被係合部に対して接近及び離間するように移動可能なロック部材を有し、
前記係合部が前記被係合部から離脱している場合は、常に前記ロック部材の少なくとも一部が前記第1収納部の前記移動軌跡の内側に位置する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項3】
前記ロック機構が前記ロック解除状態である場合、前記第1収納部と前記ロック部材との接触により、前記第1収納部の引き出し及び装着が妨げられる、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート給送装置。
【請求項4】
前記ロック部材は、前記ロック機構が前記ロック解除状態である場合において前記第1収納部が移動されたときに前記第1収納部に接触される被接触部を有し、回動軸の周りで回動するように構成され、
前記被接触部は、前記係合部よりも前記回動軸に近い位置に配置されている、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート給送装置。
【請求項5】
前記第1収納部は、前記第1筐体から引き出された状態の前記第1収納部が装着方向に移動しようとした場合に前記ロック機構の一部と接触する第1の接触部と、前記第1収納部の引き出し方向において前記第1の接触部よりも下流に設けられ、前記第1筐体に装着された状態の前記第1収納部が前記引き出し方向に移動しようとした場合に前記ロック機構の一部と接触する第2の接触部と、を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項6】
第1筐体と、シートを収納し、前記第1筐体に対して引出可能に装着される第1収納部と、を有する他のユニットと連結された状態で使用され、シートを給送するシート給送装置であって、
前記第1筐体の下に連結される第2筐体と、
シートを収納し、前記第2筐体に対して引出可能に装着される第2収納部と、
前記第1筐体及び前記第2筐体が分離しないようにロックするロック状態と、前記第1筐体及び前記第2筐体が分離することを許容するロック解除状態と、をとり得るロック機構と、を有し、
前記ロック機構は、前記第1筐体に設けられた被係合部と係合する係合部を有するロック部材であって、前記係合部が前記被係合部に対して接近及び離間するように移動可能なロック部材を有し、
前記ロック部材は、前記係合部が前記被係合部から最も離間する位置に前記ロック部材がある状態において前記第1収納部が移動された場合に、前記第1収納部と接触する被接触部を有する、
ことを特徴とするシート給送装置。
【請求項7】
前記ロック機構が前記ロック解除状態である場合、前記第1収納部と前記ロック部材との接触により、前記第1収納部の引き出し及び装着が妨げられる、
ことを特徴とする請求項6に記載のシート給送装置。
【請求項8】
前記ロック部材は、回動軸の周りで回動するように構成され、
前記被接触部は、前記係合部よりも前記回動軸に近い位置に配置されている、
ことを特徴とする請求項6に記載のシート給送装置。
【請求項9】
前記第1収納部は、前記第1筐体から引き出された状態の前記第1収納部が装着方向に移動しようとした場合に前記ロック部材と接触する第1の接触部と、前記第1収納部の引き出し方向において前記第1の接触部よりも下流に設けられ、前記第1筐体に装着された状態の前記第1収納部が前記引き出し方向に移動しようとした場合に前記ロック部材と接触する第2の接触部と、を有する、
ことを特徴とする請求項6に記載のシート給送装置。
【請求項10】
第1筐体を有する他のユニットと連結された状態で使用され、シートを給送するシート給送装置であって、
前記第1筐体の下に連結される第2筐体と、
シートを収納し、前記第2筐体に対して引出可能に装着される収納部と、
前記第1筐体と前記第2筐体とを分離しないようにロックするロック状態と、前記第1筐体と前記第2筐体とが分離することを許容するロック解除状態と、をとり得るロック機構と、
を有し、
前記ロック機構が前記ロック状態である場合は、前記ロック機構の全体が、前記収納部が前記第1筐体に対して装着及び引き出しされる際の前記収納部の移動軌跡の外側に位置し、
前記ロック機構が前記ロック解除状態である場合は、前記ロック機構の全体が前記収納部の前記移動軌跡の外側に位置する状態とならないように構成されている、
ことを特徴とするシート給送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを給送するシート給送装置、及びシートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
プリンタ、複写機、複合機等の画像形成装置は、記録材として用いるシートを収納するシート収納部を有し、画像形成装置の筐体に対して引出可能に装着されたものがある。また、シート収納部の大容量化や記録材の多様化に対応するため、ユーザの求めに応じて画像形成装置本体の下部に連結可能なオプション給送装置が使用されている。オプション給送装置は、1つの画像形成装置本体に対して、複数の給送ユニットが上下に重ねられた状態で使用される場合がある。
【0003】
特許文献1には、画像形成装置の装置本体に係合するフックによって装置本体の枠体とシート給送装置の枠体とをロックするロック機構を備えたシート給送装置が記載されている。上記文献のロック機構は、ロック機構をロック状態とロック解除状態との間で切り替える操作が可能な操作部を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-114768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記文献の構成において、ロック機構がロック解除状態にあることをユーザが気付かない場合、画像形成装置の設置後にロック機構がロック解除状態にあるままで装置が使用される可能性がある。そのため、ロック機構がロック解除状態にあることをユーザが認識しやすい構成が求められていた。
【0006】
本発明は、ロック機構がロック解除状態にあることを認識しやすくすることが可能なシート給送装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、第1筐体と、シートを収納し前記第1筐体に対して引出可能に装着される第1収納部と、を有する他のユニットと連結された状態で使用され、シートを給送するシート給送装置であって、前記第1筐体の下に連結される第2筐体と、シートを収納し、前記第2筐体に対して引出可能に装着される第2収納部と、前記第1筐体及び前記第2筐体が分離しないようにロックするロック状態と、前記第1筐体及び前記第2筐体が分離することを許容するロック解除状態と、をとり得るロック機構と、を有し、前記ロック機構が前記ロック状態である場合は、前記ロック機構の全体が、前記第1収納部が前記第1筐体に対して装着及び引き出しされる際の前記第1収納部の移動軌跡の外側に位置し、前記ロック機構が前記ロック解除状態である場合は、前記ロック機構の全体が前記第1収納部の前記移動軌跡の外側に位置する状態とならないように構成されている、ことを特徴とするシート給送装置である。
【0008】
本発明の他の一態様は、第1筐体と、シートを収納し、前記第1筐体に対して引出可能に装着される第1収納部と、を有する他のユニットと連結された状態で使用され、シートを給送するシート給送装置であって、前記第1筐体の下に連結される第2筐体と、シートを収納し、前記第2筐体に対して引出可能に装着される第2収納部と、前記第1筐体及び前記第2筐体が分離しないようにロックするロック状態と、前記第1筐体及び前記第2筐体が分離することを許容するロック解除状態と、をとり得るロック機構と、を有し、前記ロック機構は、前記第1筐体に設けられた被係合部と係合する係合部を有するロック部材であって、前記係合部が前記被係合部に対して接近及び離間するように移動可能なロック部材を有し、前記ロック部材は、前記係合部が前記被係合部から最も離間する位置に前記ロック部材がある状態において前記第1収納部が移動された場合に、前記第1収納部と接触する被接触部を有する、ことを特徴とするシート給送装置である。
【0009】
本発明の他の一態様は、第1筐体を有する他のユニットと連結された状態で使用され、シートを給送するシート給送装置であって、前記第1筐体の下に連結される第2筐体と、シートを収納し、前記第2筐体に対して引出可能に装着される収納部と、前記第1筐体と前記第2筐体とを分離しないようにロックするロック状態と、前記第1筐体と前記第2筐体とが分離することを許容するロック解除状態と、をとり得るロック機構と、を有し、前記ロック機構が前記ロック状態である場合は、前記ロック機構の全体が、前記収納部が前記第1筐体に対して装着及び引き出しされる際の前記収納部の移動軌跡の外側に位置し、前記ロック機構が前記ロック解除状態である場合は、前記ロック機構の全体が前記収納部の前記移動軌跡の外側に位置する状態とならないように構成されている、ことを特徴とするシート給送装置である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ロック機構がロック解除状態にあることを認識しやすくすることが可能なシート給送装置及び画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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