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公開番号
2025129150
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-04
出願番号
2025078872
出願日
2025-05-09
発明の名称
梱包用テープ
出願人
トランスロジ株式会社
代理人
弁理士法人紀尾井坂テーミス
主分類
C09J
7/29 20180101AFI20250828BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】梱包用テープにおいて、破断の進行方向をコントロールする。
【解決手段】第1の帯状部材と、前記第1の帯状部材に重なる第2の帯状部材と、を有し、前記第1、第2の帯状部材が重なる第1領域に第1の破断誘導線が形成され、重ならない第2領域に第2の破断誘導線及び第3の破断誘導線が形成され、前記第1、第2の破断誘導線は、長手方向に沿う向きに設けられており、前記第3の破断誘導線は、幅方向に沿う向きに設けられており、前記幅方向において、前記第2の破断誘導線は、前記第3の破断誘導線よりも前記第1の破断誘導線側に設けられており、前記第1の破断誘導線は、前記長手方向における両端部が、前記第2の破断誘導線に近づくにつれて、前記長手方向の離間距離が大きくなる向きに傾斜しており、前記第1、第2、第3の破断誘導線は、それぞれ前記長手方向における全長に亘って、間隔を空けて複数設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の帯状部材と、
前記第1の帯状部材の厚み方向の一方の面に設けられた第2の帯状部材と、を有し、
前記第2の帯状部材は、前記第1の帯状部材の幅方向における一端と他端の間を、前記第1の帯状部材の長手方向に沿って設けられており、
前記第1の帯状部材と前記第2の帯状部材が重なる第1領域に形成された第1の破断誘導線と、
前記第1の帯状部材と前記第2の帯状部材が重ならない第2領域に形成された第2の破断誘導線及び第3の破断誘導線と、を有し、
前記第1の破断誘導線と前記第2の破断誘導線は、前記長手方向に沿う向きに設けられており、
前記第3の破断誘導線は、前記幅方向に沿う向きに設けられており、
前記幅方向において、前記第2の破断誘導線は、前記第3の破断誘導線よりも前記第1の破断誘導線側に設けられており、
前記第1の破断誘導線は、前記長手方向における両端部が、中央部よりも前記第2の破断誘導線側に位置しており、
前記両端部は、前記第2の破断誘導線に近づくにつれて、前記長手方向の離間距離が大きくなる向きに傾斜しており、
前記第1の破断誘導線、前記第2の破断誘導線、及び前記第3の破断誘導線は、それぞれ前記長手方向における全長に亘って、間隔を空けて複数設けられていることを特徴とする梱包用テープ。
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【請求項2】
厚み方向の一方の面に粘着部が設けられた帯状部材を有し、
前記粘着部は、前記帯状部材の幅方向における一端側と他端側で間隔を空けて設けられていると共に、前記帯状部材の長手方向に沿って設けられており、
前記帯状部材における前記粘着部が設けられていない第1領域に形成された第1の破断誘導線と、
前記帯状部材における前記粘着部が設けられた第2領域に形成された第2の破断誘導線及び第3の破断誘導線と、を有し、
前記第1の破断誘導線と前記第2の破断誘導線は、前記長手方向に沿う向きに設けられており、
前記第3の破断誘導線は、前記幅方向に沿う向きに設けられており、
前記幅方向において、前記第2の破断誘導線は、前記第3の破断誘導線よりも前記第1の破断誘導線側に設けられており、
前記第1の破断誘導線は、前記長手方向における両端部が、中央部よりも前記第2の破断誘導線側に位置しており、
前記両端部は、前記第2の破断誘導線に近づくにつれて、前記長手方向の離間距離が大きくなる向きに傾斜しており、
前記第1の破断誘導線、前記第2の破断誘導線、及び前記第3の破断誘導線は、それぞれ前記長手方向における全長に亘って、間隔を空けて複数設けられていることを特徴とする梱包用テープ。
【請求項3】
請求項1又は請求項2において、
前記第2領域には、前記幅方向に沿う第4の破断誘導線がさらに形成されており、
前記第4の破断誘導線は、前記幅方向において、前記第2の破断誘導線と前記第3の破断誘導線の間に設けられており、
前記第3の破断誘導線と前記第4の破断誘導線は、前記長手方向及び前記幅方向に互いにオフセットした位置に設けられていることを特徴とする梱包用テープ。
【請求項4】
請求項3において、
前記幅方向から見て、前記第3の破断誘導線と前記第4の破断誘導線は、前記長手方向で交互に配置されていることを特徴とする梱包用テープ。
【請求項5】
請求項3において、
前記第2領域には、前記幅方向に沿う第5の破断誘導線がさらに形成されており、
前記第5の破断誘導線は、前記幅方向において前記第2の破断誘導線と前記第4の破断誘導線の間に設けられていることを特徴とする梱包用テープ。
【請求項6】
請求項5において、
前記第5の破断誘導線は、前記幅方向において、前記第3の破断誘導線を通る直線上に設けられていることを特徴とする梱包用テープ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、梱包用テープに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、基材テープと、当該基材テープに重ねて設けられた芯材テープと、を有する梱包用テープを開示する。梱包用テープで封緘された梱包材は、芯材テープを梱包材から引き剥がして基材テープを破断することで開封される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-27438号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の芯材テープでは、芯材テープを引き剥がす際の基材テープの破断の進行方向は、長手方向に沿う方向となる。しかしながら、引き剥がしの途中で、破断の進行方向が長手方向に沿う方向から逸れることがある。このことは、梱包用テープの開封性に影響を及ぼす。
【0005】
この種の梱包用テープでは、梱包材の開封を容易に行えるようにするために、破断の進行方向をコントロールできるようにすることについてニーズがある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
第1の帯状部材と、
前記第1の帯状部材の厚み方向の一方の面に設けられた第2の帯状部材と、を有し、
前記第2の帯状部材は、前記第1の帯状部材の幅方向における一端と他端の間を、前記第1の帯状部材の長手方向に沿って設けられており、
前記第1の帯状部材と前記第2の帯状部材が重なる第1領域に形成された第1の破断誘導線と、
前記第1の帯状部材と前記第2の帯状部材が重ならない第2領域に形成された第2の破断誘導線及び第3の破断誘導線と、を有し、
前記第1の破断誘導線と前記第2の破断誘導線は、前記長手方向に沿う向きに設けられており、
前記第3の破断誘導線は、前記幅方向に沿う向きに設けられており、
前記幅方向において、前記第2の破断誘導線は、前記第3の破断誘導線よりも前記第1の破断誘導線側に設けられており、
前記第1の破断誘導線は、前記長手方向における両端部が、中央部よりも前記第2の破断誘導線側に位置しており、
前記両端部は、前記第2の破断誘導線に近づくにつれて、前記長手方向の離間距離が大きくなる向きに傾斜しており、
前記第1の破断誘導線、前記第2の破断誘導線、及び前記第3の破断誘導線は、それぞれ前記長手方向における全長に亘って、間隔を空けて複数設けられている構成の梱包用テープとした。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、梱包用テープにおいて、破断の進行方向をコントロールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
梱包用テープを説明する図である。
梱包材テープを説明する図である。
梱包材テープを説明する図である。
梱包材テープの使用例1を説明する図である。
梱包材テープの使用例1を説明する図である。
梱包用テープの使用例2を説明する図である。
梱包用テープの使用例2を説明する図である。
梱包用テープの使用例2を説明する図である。
変形例1に係る梱包用テープを説明する図である。
変形例2に係る梱包用テープを説明する図である。
変形例2に係る梱包用テープの使用例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1、図2は、梱包用テープ7を説明する図である。
図1は、梱包用テープ7の斜視図である。
図2の(a)は、図1のA領域の拡大図である。図2の(b)は、図2の(a)のA-A断面の模式図である。
なお、図1及び図2の(a)では、芯材テープ9の位置を把握しやすくするために、芯材テープ9にクロスハッチングを付してある。
図2では、基材テープ8、芯材テープ9及び粘着層85の厚みを誇張して記載しているが、実際には、梱包用テープ7は、基材テープ8と芯材テープ9を重ねた状態で1枚の粘着テープとして機能する程度の十分に薄い厚みを有する。また、第1の破断誘導線1~第5の破断誘導線5の大きさ及び間隔を模式的に示している。
【0010】
(梱包用テープ7)
図1に示すように、梱包用テープ7は、帯状の基材テープ8(第1の帯状部材)と、帯状の芯材テープ9(第2の帯状部材)を重ね合わせた構成を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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