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公開番号2025129243
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-04
出願番号2025108071,2020161990
出願日2025-06-26,2020-09-28
発明の名称医療システム及び医療情報処理装置
出願人株式会社トプコン,国立大学法人旭川医科大学
代理人個人
主分類A61B 3/10 20060101AFI20250828BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】患者の循環器系の状態を非侵襲で検知するための新たな技術を提供する。
【解決手段】実施形態の医療システムのデータ取得部は、少なくとも1つの光学的方法を用いて患者の眼底からデータを取得し、データ処理部は、患者の循環器系に関する情報を生成するために、データ取得部により取得されたデータを処理する。データ処理部は、推論処理部を含む。推論処理部は、少なくとも1つの光学的方法を用いて眼底から取得された第1データを処理して生成された第2データと診断結果データとを含む訓練データを用いた機械学習によって構築された学習済みモデルを用いて、データ取得部により患者の眼底から取得されたデータを処理して生成されたデータを入力とし患者の循環器系に関する情報を出力とする推論処理を実行する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1つの光学的方法を用いて患者の眼底からデータを取得するデータ取得部と、
前記患者の循環器系に関する情報を生成するために、前記データ取得部により取得された前記データを処理するデータ処理部と
を含み、
前記データ処理部は、前記少なくとも1つの光学的方法を用いて眼底から取得された第1データを処理して生成された第2データと診断結果データとを含む訓練データを用いた機械学習によって構築された学習済みモデルを用いて、前記データ取得部により前記患者の前記眼底から取得された前記データを処理して生成されたデータを入力とし前記患者の循環器系に関する情報を出力とする推論処理を実行する推論処理部を含む、
医療システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記推論処理部は、前記データ取得部により前記患者の前記眼底から取得された前記データを処理して生成された眼血流データを入力とし前記患者の循環器系に関する情報を出力とする推論処理を実行する、
請求項1の医療システム。
【請求項3】
前記推論処理部は、前記データ取得部により前記患者の前記眼底に光コヒーレンストモグラフィを適用して収集されたデータを処理して生成された前記眼血流データを入力とし前記患者の循環器系に関する情報を出力とする推論処理を実行する、
請求項2の医療システム。
【請求項4】
前記眼血流データは、血流動態の時系列変化を表す波形の画像データ、血流動態の空間分布を表すマップの画像データ、血流動態の空間分布と時系列変化との双方を表す画像データ、血流動態の時系列変化を表す数値と時刻との一連の組、血流動態の空間分布を表す数値と座標との一連の組、及び、血流動態の空間分布と時系列変化との双方を表す数値と座標と時刻との一連の組のうちのいずれかを含む、
請求項3の医療システム。
【請求項5】
前記推論処理部は、前記患者の循環器系に関する情報として、血栓形成傾向に関する情報、血栓症状に関する情報、感染症に随伴する循環器系の状態に関する情報、敗血症に関する状態を示す情報、播種性血管内凝固症候群に関する状態を示す情報、血栓に関する状態を示す情報、及び、血管閉塞に関する状態を示す情報のうちのいずれかを出力する、
請求項4の医療システム。
【請求項6】
少なくとも1つの光学的方法を用いて患者の眼底から取得されたデータを受け付けるデータ受付部と、
前記患者の循環器系に関する情報を生成するために、前記データ受付部により受け付けられた前記データを処理するデータ処理部と
を含み、
前記データ処理部は、前記少なくとも1つの光学的方法を用いて眼底から取得された第1データを処理して生成された第2データと診断結果データとを含む訓練データを用いた機械学習によって構築された学習済みモデルを用いて、前記データ取得部により前記患者の前記眼底から取得された前記データを処理して生成されたデータを入力とし前記患者の循環器系に関する情報を出力とする推論処理を実行する推論処理部を含む、
医療情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、医療システム及び医療情報処理装置に関する。
続きを表示(約 820 文字)【背景技術】
【0002】
疾患の症状や重症化の兆候は複雑であり、これらを検知するために様々な技術が開発されてきた。例えば、特許文献1には、高度な医療知識を用いずに感染症のリスクを判定するための技術として、動脈血酸素飽和度、体温及び心拍数の各々についての異常の有無からリスク判定を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-123605号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この発明の一つの目的は、患者の循環器系の状態を非侵襲で検知するための新たな技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
幾つかの例示的な態様に係る医療システムは、データ取得部と、データ処理部とを含む。データ取得部は、少なくとも1つの光学的方法を用いて患者の眼底からデータを取得する。データ処理部は、患者の循環器系に関する情報を生成するために、データ取得部により取得されたデータを処理する。
【0006】
幾つかの例示的な態様において、循環器系に関する情報は、血栓形成傾向に関する情報を含む。
【0007】
幾つかの例示的な態様において、血栓形成傾向に関する情報は、血液性状に関する情報を含む。
【0008】
幾つかの例示的な態様において、血液性状に関する情報は、血液凝固線溶系の亢進による血液性状の変化を示す情報を含む。
【0009】
幾つかの例示的な態様において、循環器系に関する情報は、血栓症状に関する情報を含む。
【0010】
幾つかの例示的な態様において、血栓症状に関する情報は、血管内における血流速度の分布を示す情報を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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