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公開番号2025129960
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026970
出願日2024-02-26
発明の名称液滴吐出ヘッドおよび液滴吐出装置
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250829BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】液滴吐出ヘッドを効率的に冷却することができる技術を提供する。
【解決手段】本開示による液滴吐出ヘッドは、ヘッド本体と、ドライバICと、ヘッドカバーと、ヒートシンクと、気流形成部とを備える。ヘッド本体は、複数の吐出孔が開口する第1面を有する。ドライバICは、ヘッド本体の駆動を制御する。ヘッドカバーは、ヘッド本体の、複数の吐出孔以外の部分の少なくとも一部を覆い、ドライバICを収容する。ヒートシンクは、ヘッドカバーの外部に位置する。気流形成部は、ヘッドカバーの外部に位置し、開口を有し、開口から気体を送り出す、または吸引する。ヒートシンクおよび気流形成部は、ヘッドカバーにおいて第1面の反対に位置する第2面に位置する。気流形成部は、開口をヒートシンクに向けた状態で第2面に位置する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数の吐出孔が開口する第1面を有するヘッド本体と、
前記ヘッド本体の駆動を制御するドライバICと、
前記ヘッド本体の、前記複数の吐出孔以外の部分の少なくとも一部を覆い、前記ドライバICを収容するヘッドカバーと、
前記ヘッドカバーの外部に位置するヒートシンクと、
前記ヘッドカバーの外部に位置し、開口を有し、前記開口から気体を送り出す、または吸引する気流形成部と
を備え、
前記ヒートシンクおよび前記気流形成部は、前記ヘッドカバーにおいて前記第1面の反対に位置する第2面に位置し、
前記気流形成部は、前記開口を前記ヒートシンクに向けた状態で前記第2面に位置する、液滴吐出ヘッド。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記ヒートシンクと前記気流形成部とは、前記ヘッドカバーを平面視したときの長手方向に並んで位置し、
前記気流形成部は、前記ヘッドカバーの前記長手方向に沿った気流を形成する、請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
【請求項3】
前記ヒートシンクは、前記ヘッドカバーの前記長手方向に気流が通過可能である、請求項2に記載の液滴吐出ヘッド。
【請求項4】
前記ヒートシンクは、
前記第2面に対して直交する方向に互いに間隔をあけて積層された複数のフィンを有する、請求項3に記載の液滴吐出ヘッド。
【請求項5】
ヒートパイプをさらに備え、
前記ヒートシンクと前記ドライバICとは、前記ヒートパイプを介して熱的に接続される、請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
【請求項6】
放熱板をさらに備え、
前記放熱板は、前記ドライバICと対向する第3面と、前記第3面の反対に位置する第4面とを有し、
前記ヒートパイプは、前記放熱板の第4面に接する、請求項5に記載の液滴吐出ヘッド。
【請求項7】
放熱板をさらに備え、
前記放熱板は、前記ヒートパイプに沿って配置されている、請求項5に記載の液滴吐出ヘッド。
【請求項8】
前記ドライバICは、第1ドライバICと、前記第1ドライバICよりも前記ヒートシンクに近い第2ドライバICとを有し、
前記ヒートパイプは、前記液滴吐出ヘッドの側面透視において、前記第1ドライバICおよび前記第2ドライバICと重なり、かつ、前記第1ドライバICから前記第2ドライバICに向かうにつれて前記第1面から離れるように傾斜する、請求項5に記載の液滴吐出ヘッド。
【請求項9】
放熱板をさらに備え、
前記ヒートシンクと前記ドライバICとは、前記放熱板を介して熱的に接続される、請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
【請求項10】
前記ヘッド本体に液体を供給する供給部を備え、
前記供給部、前記気流形成部および前記ヒートシンクは、前記ヘッドカバーの長手方向に沿って配置されており、前記気流形成部は、前記気流形成部から前記供給部に向かう方向の反対方向に向かう気流を形成する、請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、液滴吐出ヘッドおよび液滴吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の液滴吐出ヘッドを冷却するためのファンを有する記録装置が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-264752号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、液滴吐出ヘッドを効率的に冷却することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様による液滴吐出ヘッドは、ヘッド本体と、ドライバICと、ヘッドカバーと、ヒートシンクと、気流形成部とを備える。ヘッド本体は、複数の吐出孔が開口する第1面を有する。ドライバICは、ヘッド本体の駆動を制御する。ヘッドカバーは、ヘッド本体の、複数の吐出孔以外の部分の少なくとも一部を覆い、ドライバICを収容する。ヒートシンクは、ヘッドカバーの外部に位置する。気流形成部は、ヘッドカバーの外部に位置し、開口を有し、開口から気体を送り出す、または吸引する。ヒートシンクおよび気流形成部は、ヘッドカバーにおいて第1面の反対に位置する第2面に位置する。気流形成部は、開口をヒートシンクに向けた状態で第2面に位置する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、液滴吐出ヘッドを効率的に冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態に係るプリンタの概略的な側面図である。
図2は、第1実施形態に係るプリンタの概略的な平面図である。
図3は、第1実施形態に係る液滴吐出ヘッドの概略構成を示す分解斜視図である。
図4は、第1実施形態に係る液滴吐出ヘッドの概略的な斜視図である。
図5は、第1実施形態に係る液滴吐出ヘッドの概略的な側面図である。
図6は、第1実施形態に係る液滴吐出ヘッドの概略的な平面図である。
図7は、第2実施形態に係る液滴吐出ヘッドの概略的な側面図である。
図8は、第2実施形態に係る液滴吐出ヘッドの概略的な側面図である。
図9は、第3実施形態に係る液滴吐出ヘッドの概略的な平面図である。
図10は、第4実施形態に係る液滴吐出ヘッドの概略的な斜視図である。
図11は、第5実施形態に係る液滴吐出ヘッドの概略的な斜視図である。
図12は、第6実施形態に係る液滴吐出ヘッドの位置関係を説明するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本開示による液滴吐出ヘッドおよび液滴吐出装置を実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示が限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0009】
また、以下に示す実施形態では、「一定」、「直交」、「垂直」あるいは「平行」といった表現が用いられる場合があるが、これらの表現は、厳密に「一定」、「直交」、「垂直」あるいは「平行」であることを要しない。すなわち、上記した各表現は、例えば製造精度、設置精度などのずれを許容するものとする。
【0010】
また、以下参照する各図面では、説明を分かりやすくするために、互いに直交するX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする直交座標系を示す場合がある。また、鉛直軸を回転中心とする回転方向をθ方向と呼ぶ場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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