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公開番号
2025132782
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024030571
出願日
2024-02-29
発明の名称
周波数監視回路及び周波数監視プログラム
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G06F
1/04 20060101AFI20250903BHJP(計算;計数)
要約
【課題】クロックが入力されない場合にもクロックの周波数のずれが検出できる周波数監視回路及び周波数監視プログラムを提供する。
【解決手段】周波数監視回路は、特定周波数のクロックを特定の分周数で分周した分周クロックを生成し、前記分周クロックの周期に対応するエッジを検出し、検出したエッジの周期に対応するエッジパルスを出力し、前記エッジパルスの周期を、前記特定周波数と異なる周波数のクロックでカウントし、前記カウントしたカウント数と特定の期待値とを比較し、比較の結果に応じて、前記特定周波数のずれの有無を判定する、周波数ずれ判定部を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
半導体装置に設けられている周波数監視回路であって、
前記周波数監視回路は、
特定周波数のクロックを特定の分周数で分周した分周クロックを生成し、
前記分周クロックの周期に対応するエッジを検出し、検出したエッジの周期に対応するエッジパルスを出力し、
前記エッジパルスの周期を、前記特定周波数と異なる周波数のクロックでカウントし、
前記カウントしたカウント数と特定の期待値とを比較し、比較の結果に応じて、前記特定周波数のずれの有無を判定する、
周波数ずれ判定部を備える、周波数監視回路。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記周波数ずれ判定部は、
第1周波数のクロックを特定の分周数で分周した分周クロックを生成する第1分周部と、
前記第1分周部からの前記分周クロックの周期に対応するエッジを検出し、検出したエッジの周期に対応するエッジパルスを出力する第1エッジ検出部と、
前記第1エッジ検出部からの前記エッジパルスの周期を、周波数が前記第1周波数とは異なる第2周波数のクロックでカウントする第1カウンタと、
前記第1カウンタでカウントしたカウント数と特定の期待値とを比較し、比較の結果に応じて、前記第1周波数のずれの有無を判定する第1判定部と、
前記第2周波数のクロックを特定の分周数で分周した分周クロックを生成する第2分周部と、
前記第2分周部からの前記分周クロックの周期に対応するエッジを検出し、検出したエッジの周期に対応するエッジパルスを出力する第2エッジ検出部と、
前記第2エッジ検出部からの前記エッジパルスの周期を、前記第1周波数のクロックでカウントする第2カウンタと、
前記第2カウンタでカウントしたカウント数と特定の期待値とを比較し、比較の結果に応じて、前記第2周波数のずれの有無を判定する第2判定部と、
を備える、請求項1に記載の周波数監視回路。
【請求項3】
前記周波数ずれ判定部は、
前記カウントした前記カウント数が特定の値を超えた場合、前記カウント数が前記特定の値を超えたことを示す信号を出力する、請求項1に記載の周波数監視回路。
【請求項4】
前記周波数ずれ判定部は、
前記特定周波数のずれが生じていることを示す信号をアップカウントし、アップカウントした値が特定の回数を超えた場合、何れかのクロックに異常が生じていることを示す信号を出力する、請求項1に記載の周波数監視回路。
【請求項5】
前記周波数ずれ判定部は、
前記特定周波数のずれが生じていることを示す信号をアップカウント及びダウンカウントすることで、アップカウント及びダウンカウントした値が特定の回数を超えた場合、何れかのクロックに異常が生じていることを示す信号を出力する、請求項1に記載の周波数監視回路。
【請求項6】
コンピュータに、
特定周波数のクロックを特定の分周数で分周した分周クロックを生成し、
前記分周クロックの周期に対応するエッジを検出し、検出したエッジの周期に対応するエッジパルスを出力し、
前記エッジパルスの周期を、前記特定周波数と異なる周波数のクロックでカウントし、
前記カウントしたカウント数と特定の期待値とを比較し、比較の結果に応じて、前記特定周波数のずれの有無を判定する、
処理を実行させる周波数監視プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、周波数監視回路及び周波数監視プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
車載システムの電子化に伴い、搭載部品には機能安全への対応が求められている。ディスプレイコントローラでは、車両の動作状態を示すテルテール表示に異常がある場合、その異常状態を検知し、外部に通知する機能の実装が求められる。例えば、異常状態の1つとして、入力映像の同期信号、入力クロックなどがハイレベル又はロウレベルに固着している場合、或いは入力映像のクロックが意図した周波数でない場合に、入力映像自体のテルテール表示が壊れた状態で入力され、これを異常状態として、検知する必要がある。
【0003】
特許文献1には、クロック信号のクロックエッジを利用して同期信号の検出精度を向上させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許5363056号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、クロックが無入力の場合には異常状態であると検知できても、クロック信号の周波数のずれを検知することができない。つまり、クロックがハイレベル又はロウレベルに固着している場合に、クロックの周波数が意図した周波数からずれていても、それを検知することが困難である。
【0006】
本開示は、上記の事情を踏まえ、クロックが入力されない場合にも入力クロックの周波数のずれが検出できる周波数監視回路及び周波数監視プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本開示にかかる周波数監視回路は、半導体装置に設けられている周波数監視回路であって、前記周波数監視回路は、特定周波数のクロックを特定の分周数で分周した分周クロックを生成し、前記分周クロックの周期に対応するエッジを検出し、検出したエッジの周期に対応するエッジパルスを出力し、前記エッジパルスの周期を、前記特定周波数と異なる周波数のクロックでカウントし、前記カウントしたカウント数と特定の期待値とを比較し、比較の結果に応じて、前記特定周波数のずれの有無を判定する、周波数ずれ判定部を備える
【0008】
本開示にかかる周波数監視プログラムは、コンピュータに、特定周波数のクロックを特定の分周数で分周した分周クロックを生成し、前記分周クロックの周期に対応するエッジを検出し、検出したエッジの周期に対応するエッジパルスを出力し、前記エッジパルスの周期を、前記特定周波数と異なる周波数のクロックでカウントし、前記カウントしたカウント数と特定の期待値とを比較し、比較の結果に応じて、前記特定周波数のずれの有無を判定する、処理を実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は本開示の実施形態にかかる周波数監視回路100を備えた表示システム10の構成例を示す図である。
図2は本開示の実施形態にかかる周波数監視回路100のハードウェア構成を示す図である。
図3は周波数監視回路100の構成例を示す図である。
図4は周波数監視回路100の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図5は比較例にかかる周波数監視回路100Aの構成例を示す図である。
図6は第1変形例にかかる周波数監視回路100-1の構成例を示す図である。
図7は第2変形例にかかる周波数監視回路100-2の構成例を示す図である。
図8Aは第2変形例にかかる周波数監視回路100-2の動作を説明するための図である。
図8Bは第2変形例にかかる周波数監視回路100-2の動作を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一又は類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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